All
SaaS管理
デバイス管理
セキュリティ対策
脅威・インシデント対策
IT基盤・インフラ
情シス業務・組織形成
AI / テクノロジー
プロダクト
イベントレポート
その他
ガバナンス

新着記事

もっと見る

>

>

アンチウイルスとは?意味・機能からEDR・IPSとの違いまで解説

アンチウイルスとは?意味・機能からEDR・IPSとの違いまで解説

アンチウイルスとは?意味・機能からEDR・IPSとの違いまで解説

アンチウイルスとは?意味・機能からEDR・IPSとの違いまで解説

公開日

テレワークの普及やクラウド利用の拡大に伴い、企業のデバイス(PCやスマートフォン)を狙うサイバー攻撃は日々高度化しています。このような環境下において、「アンチウイルス(ウイルス対策ソフト)」は、企業の情報資産を守るための最も基礎的かつ重要な防波堤となります。

しかし、近年はランサムウェアやファイルレスマルウェアなど、従来型のアンチウイルス機能だけでは検知・防御が困難な未知の脅威が急増しています。2025年以降、攻撃者が生成AIを悪用して巧妙なフィッシングメールや独自の新型マルウェアを瞬時に自動生成するケースが深刻化しており、シグネチャによる防御だけでは限界があります。そのため、企業は「ただアンチウイルスを導入する」だけでなく、次世代型のNGAVや、侵入後の事後対策を担うEDR・MDRを含めた包括的なエンドポイントセキュリティ戦略を構築することが求められています。本記事では、アンチウイルスの基礎知識から2026年最新のセキュリティ動向、企業規模別の選び方、さらには実際の国内企業の導入事例までを体系的に解説します。

アンチウイルスとEDR、IPSの機能の違いや、巧妙化するマルウェアから企業の情報資産を守るためのセキュリティ対策を体系的に説明するインフォグラフィック。

アンチウイルス(ウイルス対策ソフト)とは?

この記事でわかること

  • アンチウイルス(antivirus)の意味と基本的な仕組みがわかる。

  • アンチウイルス・IPS・ファイアウォールの違いが整理できる。

  • 従来型AVとNGAV・EDR・MDR・XDRの違いと進化の流れがわかる。

  • 自社の規模に合ったエンドポイントセキュリティの選び方がわかる。

  • 2025年以降の最新脅威動向と法改正を踏まえた対策の方向性がわかる。

アンチウイルス(antivirus)とは、端末内部をマルウェアから保護する基礎的な防波堤である。

antivirusの意味と基本機能

「antivirus」という言葉は、英語で「抗ウイルス」を意味します。カタカナ表記では「アンチウイルス」や「アンチウィルス」、場合によっては「アンタイウイルス」や「アンタウイルス」と呼ばれることもありますが、すべて同じ目的のソフトウェアを指します。基本的なアンチウイルスは、既知のウイルスの特徴を記録した「パターンファイル(シグネチャ)」と、端末内のファイルやプログラムを照合して脅威を見つけ出す「パターンマッチング方式」を採用しています。しかし、Windows DefenderなどのOS標準アンチウイルスだけでは防ぎきれない「ファイルレス攻撃」や「正規ツールの悪用(LOLBins)」、さらに攻撃者が悪用するEDR無効化ツール(例:EDRKillShifterなど)が普及しており、振る舞い検知(次世代アンチウイルス:NGAV)の必要性がこれまで以上に高まっています。

アンチウイルスとIPS・ファイアウォールの違い

アンチウイルスと混同されやすいセキュリティ技術に、IPS(不正侵入防御システム)やファイアウォールがあります。アンチウイルスとIPSの違いを一言で表すと、防御する「場所」と「対象」が異なります。ファイアウォールがネットワークの出入り口で「通信の許可・拒否」を判断し、IPSがその経路上で「不正な通信パケット」を検知して遮断するのに対し、アンチウイルス(antivirus)はPCやサーバーといった「エンドポイント(端末)の内部」でファイルやプロセスの動作を監視します。これらは競合するものではなく、ネットワーク境界と端末内部の両方を守る「多層防御」として組み合わせて利用すべきものです。

対策区分

防御の「場所」

主な監視「対象」

対応する脅威

ファイアウォール

ネットワーク境界(出入り口)

通信ポート、IPアドレス

不正なアクセス・ポートスキャン

IPS(侵入防止システム)

ネットワーク経路上(境界)

通信パケットのデータ内容

ネットワーク経由の脆弱性攻撃、不正通信

アンチウイルス

エンドポイント(端末内部)

ファイル、実行プロセス

端末へのマルウェア感染、不審な動作

アンチウイルスを導入しないとどうなる?(2025年〜2026年の最新データ)

アンチウイルスを導入しない場合、サプライチェーンの脆弱な足がかりとされ、取引先にまで甚大な被害を及ぼすリスクに直面する。

警察庁発表の最新サイバー脅威データ(2026年3月公表)

警察庁が2026年3月に公表した「令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、2025年の国内におけるランサムウェア被害の報告件数は226件と、極めて深刻な高水準で推移しています。さらに、被害組織のうち約6割以上を「中小企業」が占めており、セキュリティが脆弱なサプライチェーン(取引先・下請け)のPCやサーバーを踏み台にされる「サプライチェーン攻撃」が完全に定着しています。また、2025年のフィッシング報告件数は約245万4,000件に達し、メール開封からマルウェアに感染するリスクは極めて高まっています。

導入しない場合の具体的な損失額と実例

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調査データ(2025年2月速報版)によると、サイバーインシデントが発生した企業の平均被害額は73万円、事業復旧までに要した平均期間は5.8日となっていますが、ただしこれらはあくまで報告ベースの数値であり、実態はさらに大きいとみられています。実例として、2024年に大手出版企業がランサムウェア攻撃を受け、サービスが長期間停止した事案では、調査費用や顧客補償などを含む特別損失が約24億円に上りました。また、委託されていた大企業の個人情報を漏洩させた印刷会社が、取引先から巨額の損害賠償請求を受けるリスクに直面する事例も発生しています。アンチウイルスやEDRを導入しないことは、自社が倒産危機に陥るだけでなく、他社への「加害者」になるリスクを意味します。

アンチウイルスから最新エンドポイントセキュリティへの進化と種類

エンドポイントセキュリティは、従来の予防(EPP)から侵入を前提とした検知(EDR)や運用代行(MDR)を包括する体制へと進化している。

最新の法改正動向:2026年施行の法律と国の求めるセキュリティレジリエンス

2025年5月に公布され、主要規定が2026年10月に施行される「サイバー対処能力強化法」により、IT供給事業者に対するセキュリティ確保・脆弱性対応の法的義務が大幅に強化されています。また、2026年3月31日には「サイバーインフラ事業者ガイドライン」が策定され、設計段階から安全性を担保する「セキュア・バイ・デザイン」が強く求められています。金融庁のサイバーセキュリティガイドライン(2025年改定・2026年最新運用)でも、単にアンチウイルスを入れるだけの形式的防御から、侵入を前提とした実効性のあるレジリエンス(検知・復旧態勢:EDR等)の確立を求めており、企業が高度なエンドポイントセキュリティを導入することは、実質的に求められる水準が高まっています。

EPPからXDRへの進化プロセス

エンドポイントセキュリティの定義と進化プロセスは、以下の5つのステップで整理されます。

  1. 従来型AV(EPP:Endpoint Protection Platform):パターンマッチングによる既知マルウェアの検知・ブロック(侵入前・事前対策)。

  2. 次世代アンチウイルス(NGAV:Next Generation Anti-Virus):AI・機械学習・振る舞い検知による未知の脅威、ファイルレス攻撃のブロック(侵入・実行時対策)。

  3. EDR(Endpoint Detection and Response):端末のログを常時監視し、侵入後の不審な挙動の検知、調査、隔離を行う(事後対策)。

  4. MDR(Managed Detection and Response):EDR等の運用監視・インシデント対応をセキュリティの専門家が24時間365日体制で代行するサービス(監視・事後対策)。

  5. XDR(Extended Detection and Response):エンドポイントだけでなく、ネットワーク、クラウド、メール、ID領域まで統合して相関分析・検知を行う広域ソリューション(包括対策)。

ソリューション

主な役割

防御のタイミング

アプローチ手法

従来型AV(EPP)

既知のマルウェアの検知・ブロック

事前(侵入時)

パターンマッチング

NGAV

未知の脅威、ファイルレス攻撃のブロック

事前(侵入・実行時)

AI、機械学習、振る舞い検知

EDR

侵入後の監視、脅威の検知、調査、隔離

事後(侵入後)

常時ログ収集、異常検知

MDR

EDR等の運用監視・インシデント対応の代行

監視・事後

専門アナリストによる24時間運用

XDR

エンドポイント・ネットワーク・クラウド等を統合した相関分析・検知

包括(事前〜事後)

複数領域のログを統合分析

従来型AVから最新XDRへと高度化するエンドポイントセキュリティの進化プロセス

▲ 従来型AVから最新XDRへと高度化するエンドポイントセキュリティの進化プロセス

【失敗パターン】EDR導入後に陥りやすい「運用の壁」とは?

EDRは検知後の分析と対処に専門知識を要するため、自社運用にこだわるとアラート疲れにより高確率で形骸化する。

運用の壁:アラート疲れと専門スキル不足

EDRは、端末内のあらゆる微細な異常や不審な挙動を検知して管理画面に警告(アラート)を出します。しかし、このアラートが「業務に必要な正常なプロセス(誤検知)」なのか「本当に危険な攻撃(正検知)」なのかを判断し、適切に隔離・復旧対応するには高度な専門知識が必要です。専任のセキュリティ人材がいない中堅・中小企業がEDRを単独導入すると、日常業務ツールに伴う膨大な誤検知のアラートに対応しきれず放置する「アラート疲れ(Alert Fatigue)」に陥り、結局マルウェアに侵入され、高価なライセンス費用だけが無駄になる失敗が相次いでいます。

対策としてのMDR(Managed Detection and Response)の台頭

最新のITR市場データ(2026年6月18日発表)によると、2024年度の国内EDR市場規模は352億4,000万円(前年度比13.3%増)と2桁成長を記録しています。この急成長の背景として、中堅・中小企業において、自社運用を諦めて「低価格な運用監視サービス(MDR)」とEDRをセットで導入する動きが急速に拡大していることが挙げられます。自社運用が困難な組織にとって、最初からMDR付きプランを選択することが失敗を防ぐ王道となっています。

企業規模別!アンチウイルスを選ぶ際のポイント

自社のIT管理体制に見合わない高度なセキュリティソフトの導入は、運用破綻を招くため規模別に適切な選択肢を見極めるべきである。

50名未満の小規模企業

専任の情シス担当者が不在(あるいは兼任)であることが多いこの規模では、導入と管理の手間がかからない「クラウドベースのNGAV」を中心に選定しましょう。Windows Defender等のOS標準機能に加え、管理画面が一元化されており、PCやスマートフォンを一括で保護できるパッケージ製品が適しています。

50名〜300名の中規模企業

大企業のサプライチェーンの一部として標的にされやすい規模です。従来型アンチウイルスからの脱却が急務であり、EPPとEDRが1つのエージェントに統合されている製品(例: Microsoft Defender for Endpoint、CrowdStrike Falcon、ESET PROTECTなど)を推奨します。運用リソースが不足しがちなため、MDRサービスを活用して24時間監視をアウトソースするのが最も確実です。

300名以上の大規模企業・重要インフラ企業

公開されているIT資産(VPNやWebサーバーなど)の脆弱性を管理する「ASM(Attack Surface Management / アタックサーフェス管理)」や、2026年5月に特設サイトが公開された、サプライチェーン全体のセキュリティ成熟度を可視化・評価する「SCS評価制度(サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度)」への適合を見据えた統合プラットフォーム(XDRや統合エージェント)を選ぶことが求められます。詳細はエンドポイントセキュリティの基準情報を参照し、設計を行いましょう。

エンドポイントセキュリティ選定ロードマップ

企業がいつ、何を、どの順で検討すべきかの目安を以下に整理します。

ステップ

推奨フェーズ

対象企業・状況

実施すべきアクション

STEP 1

現状把握

全規模

現行セキュリティソフトの名称・バージョン・ライセンス期限の棚卸し

STEP 2

NGAV移行

50名未満

OS標準機能+クラウド管理型NGAVの選定・導入

STEP 3

EDR/MDR検討

50名〜300名

EPP/EDR統合エージェントの選定、MDRサービス(外部運用監視)の契約

STEP 4

XDR/ASM適合

300名以上

XDRへの拡張、ASM(アタックサーフェス管理)の実施、SCS評価制度への適合

自社の規模と体制に最適なセキュリティ対策を見極める意思決定フロー

▲ 自社の規模と体制に最適なセキュリティ対策を見極める意思決定フロー

国内企業のアンチウイルス・EDR導入事例

実績のあるエンドポイントセキュリティ製品と外部運用監視の組み合わせは、セキュリティ強度と運用負荷軽減の両立を可能にする。

事例1:株式会社静岡第一テレビ

  • 企業名:株式会社静岡第一テレビ

  • 業種・規模:放送業・中規模

  • 導入時期または導入製品:セグエセキュリティ「SSC-MDR」

  • 課題:コロナ禍以降のテレワーク増加に伴う「端末の社外持ち出し」や、テレビ放送設備の「IP化」を背景に、ランサムウェア等のサイバー攻撃に対するエンドポイントの防御強化が急務であったが、社内での運用監視リソースが圧倒的に不足していた。

  • 施策:EDR単体の自社運用を避け、24時間監視サービスがセットになった「SSC-MDR」を導入。

  • 成果:24時間体制での不審な挙動の検知・即時対応をアウトソーシングしたことで、社内運用負荷を最小限に抑えながら強固なセキュリティ体制を確立した。

事例2:株式会社エーアイ

  • 企業名:株式会社エーアイ

  • 業種・規模:情報通信業・中規模

  • 導入時期または導入製品:自律型EDR「SentinelOne」(網屋提供)およびMDR的支援

  • 課題:少数精鋭の情シス体制において、従来型アンチウイルスによる業務ファイルの誤検知やOSアップデート対応の遅延による運用負荷に直面。未知の高度な攻撃への不安と、アラート判断の自社運用の限界を感じていた。

  • 施策:AIによる自律型防御を行う「SentinelOne」と、専門家による運用監視サポートを導入(株式会社網屋 公式サイト参照)。

  • 成果:AIの自動対応により夜間・休日でも迅速な初動対応(端末隔離など)が可能に。アラート対応負荷がほぼゼロになり、業務効率化とセキュリティ強化を両立した。

事例3:株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)

  • 企業名:株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)

  • 業種・規模:電気通信業・大規模

  • 導入時期または導入製品:Microsoft Defender for Endpoint (MDE) + IIJ C-SOCサービス

  • 課題:以前はPCとスマートフォンで異なるアンチウイルスを導入していたが、パターン依存の対策では未知の脅威に対応できず、EDRの導入および大量のアラート処理体制の構築が急務だった。

  • 施策:エンドポイントセキュリティ製品として「MDE」を採用し、自社の「IIJ C-SOCサービス」と組み合わせて24時間365日の監視体制を構築。

  • 成果:サーバー・PCのふるまい検知が可視化され、SOC活用により月約300件発生していたアラート対応工数がほぼゼロに激減。結果として年間約1,000万円の運用コスト削減を実現した(IIJ 公式サイトの事例情報を参照)。

よくある質問

Q:Windows標準のセキュリティが入っていれば、市販のアンチウイルスソフトは不要ですか?

A:個人利用であれば標準のままでも一定の安全は保てますが、法人利用の場合は不十分です。標準のアンチウイルスは既知のウイルスを検知するシグネチャ式がベースであり、2025年現在に急増している未知のランサムウェアや生成AIを悪用した攻撃、ファイルレス攻撃を検知できません。企業全体のPC端末の状態を一元管理するためにも、法人向けのNGAVやEDRが不可欠です。

Q:EDRとIPSの違いは何ですか?

A:保護する「対象」と「場所」が異なります。IPS(侵入防止システム)は主にネットワークの境界を監視し、社外から社内ネットワークへの不審な通信やサーバーへの攻撃を遮断します。一方、EDRはパソコンやサーバー(エンドポイント)の端末内部の挙動を監視し、ネットワーク境界をすり抜けた攻撃を最終防衛ラインとして対処します。

Q:アンチウイルスとEDRの違いは何ですか?

A:アンチウイルス(EPP/NGAV)が「マルウェアの侵入を防ぐ(事前対策)」の値を持つのに対し、EDRは「マルウェアが侵入した後の挙動を検知し、対処する(事後対策)」という役割の違いがあります。アンチウイルスで防ぎきれなかった未知の脅威に対処するため、現代のセキュリティ設計では両方の組み合わせが必要です。

Q:EDRを導入すれば、アンチウイルスは不要ですか?

A:不要ではありません。EDRは侵入後の検知や隔離(事後対策)を目的としているため、既知のマルウェアを水際でブロックする「事前対策(アンチウイルス)」を外してしまうと、本来防げるはずの大量の脅威が端末内に侵入し、EDRの分析負荷やアラートがパンクしてしまいます。両者は補完関係にあります。

Q:アンチウイルス(EPP)・NGAV・EDRの呼び分けはどう使い分ければよいですか?

A:「アンチウイルス(EPP)」は既知のマルウェアをパターンマッチングで防ぐ従来型製品を指します。「NGAV(次世代アンチウイルス)」はAI・機械学習・振る舞い検知で未知の脅威にも対応した進化版です。「EDR」はこれらで防ぎきれなかった侵入後の挙動を監視・対処する事後対策ツールです。現在販売されている多くの製品はNGAVとEDRを統合しており、導入時は「どの機能まで含まれているか」を確認することが重要です。

事前防御の「アンチウイルス」と侵入後に対処する「EDR」の機能・役割比較

▲ 事前防御の「アンチウイルス」と侵入後に対処する「EDR」の機能・役割比較

まとめ

【本記事について】本記事は、マネーフォワード Admina 編集部が作成し、ITセキュリティ分野の知見を持つ専門スタッフが監修しています。マネーフォワード Admina は、株式会社マネーフォワードが提供するIT管理・セキュリティ支援サービスです。掲載情報は2026年6月時点のものです。

アンチウイルスは、企業の情報資産を守るための基本中の基本です。しかし、警察庁やIPAの最新データが示す通り、生成AIを悪用した未知のマルウェアやサプライチェーン攻撃が猛威を振るう2026年現在、従来型のパターンマッチングだけに依存した対策では自社や取引先を守り切ることはできません。

まずは今週中に、自社のPCに入っているセキュリティソフト名とバージョンを把握することから始めましょう。自社のIT環境と運用体制を見直し、未知の脅威を防ぐNGAVや、万が一の侵入に備えるEDR、そして運用を支えるMDRへのアップグレードを早急に検討してください。以下のチェックリストを活用し、自社のセキュリティ対策状況を見直してみることをおすすめします。

  • ✅ 現在導入中のセキュリティソフトの名称・バージョンを確認した

  • ✅ パターンファイル(シグネチャ)の更新が自動化されているか確認した

  • ✅ ファイルレスマルウェアなど未知の脅威への対応状況を把握した

  • ✅ EDR/MDRの要否を社内の議題として検討した

  • ✅ サプライチェーン攻撃やSCS評価制度を想定したセキュリティポリシーを見直した

本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。

監修

Admina Team

情シス業務に関するお役立ち情報をマネーフォワード Adminaが提供します。
SaaS・アカウント・デバイスの管理を自動化し、IT資産の可視化とセキュリティ統制を実現。
従業員の入退社対応や棚卸し作業の工数を削減し、情報システム部門の運用負荷を大幅に軽減します。
中小企業から大企業まで、情シス・管理部門・経営層のすべてに頼れるIT管理プラットフォームです。