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※本記事は電子契約・法務DX領域の実務知識を持つ編集部が執筆し、企業法務・契約実務の専門家による監修を経て公開しています。
ビジネスのペーパーレス化や意思決定のスピードアップが進む現代において、従来の紙と印鑑による契約作業は大きなボトルネックとなっています。このような課題を解決する手段として、多くの企業に選ばれているのが電子契約システムです。そのなかでも高い信頼性を誇るのが、東証上場企業の80%以上に導入されている「電子印鑑GMOサイン」です。
本記事では、GMOサインを初めて利用する方に向けて、「gmoサイン 使い方」や「gmoサイン 無料 使い方」といった疑問をすべて解消できるよう、送信者と受信者それぞれの具体的な操作手順を図解でわかりやすく解説します。さらに、2025年11月に一新された最新の料金プランや、導入を成功に導くためのポイントも網羅。本サービスを活用し、安全かつ迅速な契約業務を実現しましょう。

電子契約サービスとは
電子契約サービスは、Web上の電子ファイルを活用して迅速かつ法的に有効な合意形成を行う仕組みです。
【この記事でわかること】
GMOサインは送信相手のアカウント登録が不要で、誰でも簡単に「無料」で署名可能です。
2025年11月に料金プランが刷新され、企業の成長フェーズに合わせた4つの有料プランになりました。
東証上場企業の84%、226以上の自治体が導入する、業界トップクラスの信頼性を持ちます。
電子契約への移行時によくある誤解・失敗パターンと、現場で使える具体的な対策。
電子契約とは、対面や郵送で紙の契約書を交わす従来の方法とは異なり、インターネットを介して電子的な文書ファイルで契約を締結するシステムです。この一連の手続きを安全かつスムーズに行えるように提供されているのが、電子契約サービスです。
ビジネスを取り巻く法的な背景も大きく変化しています。2024年1月からは電子帳簿保存法の電子取引データ保存が完全義務化され、紙での保存は原則認められなくなりました。さらに、2025年10月には改正公証人法が施行されるなど、手続きのデジタル化や法的な緩和は段階的に進んでいます。このような環境変化において、契約書の作成から署名、管理までをWebで一元化する仕組みを構築することは、法令対応を進めながら契約処理を速めるうえで、現実的な対応として求められています。
電子印鑑GMOサインとは
電子印鑑GMOサインは、抜群のセキュリティと使いやすさを兼ね備えた、国内トップクラスの信頼を獲得している電子契約サービスです。
「電子印鑑GMOサイン」は、GMOインターネットグループが提供する電子契約サービスであり、旧名称「GMO電子印鑑Agree」から進化したブランドです。本サービスは、単なる署名機能の提供にとどまらず、契約書や重要文書の電子保管、強固な証拠力を担保する仕組みまでをワンストップで提供します。
2026年現在の導入実績は極めて強固です。2025年時点で導入企業数は350万社以上に達し、累計送信件数は5,000万件を突破。東証上場企業における普及率は84%(3,920社中3,276社、2026年3月末時点の算出データ)に達し、日本を代表する多くの大企業に利用されています。さらに、民間企業だけではなく地方公共団体(自治体)からの信頼も厚く、「電子契約・電子公印」を導入する自治体数は226自治体(ふるさと納税連携等を含めると1,350自治体、2026年6月時点)に上ります。大阪府内では自治体導入率が67%を超えると同社が公表しており(出典:GMOサイン公式発表資料)、官民問わず電子契約のインフラとして強固な地位を築いています。
GMOサインの特徴
GMOサインは、高度な法的効力を持つ「当事者型」から手軽な「立会人型」まで、企業のセキュリティ基準に応じた多彩な署名方法を提供しています。
本サービスの主な特徴として、以下の3つの機能が挙げられます。
1. 柔軟なハイブリッド署名と「署名互換機能」
契約形態や相手先に応じて「契約印タイプ(立会人型)」と「実印タイプ(当事者型)」を使い分けられるだけでなく、これらを組み合わせた「ハイブリッド署名」が可能です。また、他社サービス(例えば他社のクラウドサイン等)で既に署名・締結されているPDFに対し、後からGMOサインを用いて追加署名ができる「署名互換機能」も搭載。相手が異なるツールを使用していても自社側の管理を一貫させることができます。
2. 承認をスムーズにする「or署名」と柔軟なワークフロー
設定した複数の承認候補者のうち、誰か1人が署名すれば次のプロセスへ進める「or署名」機能を搭載しています。これにより、決裁権限者が複数いる場合でも、誰か1人が対応すれば良いため、契約のスピードを最大化できます。また、Salesforceやkintone、LegalForceといった外部システムともAPIによる高度な連携が可能です。
3. AIエージェント対応とアクセシビリティへの取り組み
2026年4月にスタートした「eシール(電子社印)」の提供により、組織の正当性を証明するインフラを整備。さらに2026年6月には「MCP(Model Context Protocol)サーバー」の提供開始を発表(同年秋提供予定)し、AIエージェントによる契約の安全な自動生成・締結への対応をいち早く表明しました。また、障がいの有無を問わない使いやすさを追求した設計から、総務省「情報アクセシビリティ好事例2025」に選定されており、あらゆるユーザーが操作しやすい設計が評価されています。
▲ 他社ツールで署名された文書にも追加署名できる「署名互換機能」の仕組み
【図解】GMOサインの具体的な使い方(手順)
GMOサインの操作手順は極めて直感的であり、送信側だけでなく、受信側もストレスなくスムーズに契約を締結できます。
送信者(契約を依頼する側)の4ステップ
契約書を作成して取引先へ署名を求める手順は、わずか4つのステップで完了します。電子契約ツールに不慣れな担当者でも迷わず操作可能です。
文書のアップロード: 管理画面から、契約書(PDF形式など)をドラッグ&ドロップでシステムにアップロードします。
署名依頼情報の入力: 送付先の担当者名、メールアドレスを入力します。必要に応じて、なりすましを防ぐための「アクセスコード(パスワード)」を設定可能です。
署名・押印位置の設定: プレビュー画面上で、署名や印影、テキスト入力欄を配置したい位置へ、ドラッグ&ドロップで枠を設置します。
送信: 設定内容に間違いがないか最終確認し、「送信」を実行すると、取引先へ自動で署名依頼メールが送られます。
受信者(契約相手・取引先)の署名手順(アカウント不要・完全無料)
契約相手はアカウント登録不要で、かつ費用も一切かかりません。完全無料で数分あれば完了します。
メールの受信: 取引先の元に、送信専用アドレス(
noreply@gmosign.com)から「署名依頼メール」が届きます。URLへのアクセス: メール内のURLをクリックし、文書のプレビュー画面を開きます(送信者がアクセスコードを設定している場合は、共有されたコードを入力)。
確認と署名: 内容を確認し、指定された署名位置をクリックして印影を選択(テキスト入力、印影画像のアップロード、手描き、または印影のない不可視署名)します。
完了: 「同意して完了する」を押せば完了です。双方の締結が完了すると、電子署名付きPDFをダウンロードできる確認メールが双方に届くため、安全に保管できます。
▲ GMOサインを使った契約書送信の簡単4ステップ
2025年11月刷新!GMOサインの最新料金プラン
2025年11月にプラン体系が一新され、より使いやすく、企業の組織規模や目的に適した「4つの有料プラン」に整理されました。
これまでオプションだった主要機能が標準搭載され、年間契約による割引制度も導入されています。なお、月5件まで限定で利用できる基本料金無料の「お試しフリープラン」も継続提供されており、実際の操作感を試してから移行が可能です。以下に、最新プランの比較表をまとめました。
プラン名 | 対象企業・特徴 | 月額基本料金(目安) | 送信件数制限 / 送信料 |
|---|---|---|---|
お試しフリー | 小規模・個人事業主、操作確認用 | 0円 | 最大月5件まで(無料) |
ライト | 初めて有料プランを利用する中小企業向け | 要問合せ(低価格エントリー) | 無制限(件数ごとに110円〜) |
スタンダード | 標準的な機能をカバー。中堅企業向け | 要問合せ(中価格帯) | 無制限(件数ごとに110円〜) |
ビジネス | API連携や複数部門管理を求める企業向け | 要問合せ | 無制限(件数ごとに110円〜) |
エンタープライズ | 最高水準のガバナンスとセキュリティ、大企業向け | 要問合せ(個別見積もり) | 無制限(件数ごとに110円〜) |
無料のフリープランでは一部機能が制限されますが、自社の署名のみで使用する場合や、受信者がGMOサインのアカウントを持っていれば月5件を超える署名も可能です。有料プランに移行することで、送信数無制限の利用が可能となり、役割に応じた権限設定やグループ管理、API連携など権限管理・グループ管理・API連携などの機能をフル活用できます。
GMOサインの導入メリットと先進事例
GMOサインの導入は、紙書類にかかる金銭的コストの削減だけでなく、業務スピードの大幅な短縮につながります。
実際にGMOサインを活用してペーパーレス化や契約スピードの向上を成し遂げた企業および自治体の事例を以下に紹介します。
民間企業の導入事例:日本セーフティー株式会社
業種・規模: 家賃債務保証業・大手
導入時期: 2024年より段階導入、2025年本格活用
課題: 年間数万件〜数十万件に及ぶ「保証委託契約書」の処理と、郵送・回収に伴う数週間から1ヶ月のリードタイム。
施策: GMOサインの「差込文書一括送信機能」を導入し、契約手続きを完全デジタル化。
成果: これまで最長1ヶ月かかっていた契約回収プロセスが、最短10分(数日以内)にまで劇的に短縮。業務負荷が大幅に軽減され、ペーパーレス化の促進に成功しました。
自治体の先進導入事例:東京都大田区
業種・規模: 自治体(東京23区初)
導入時期: 2026年4月本格運用
課題: 行政手続きのデジタル化推進において、高いセキュリティ要件(実印型)と事業者への手軽さ(契約印型)をどう両立するか。
施策: 契約重要度に応じて「実印タイプ(当事者型)」と「契約印タイプ(立会人型)」を組み合わせる「ハイブリッド署名」の体制を構築。
成果: 安全な公金契約を迅速に実行できる体制を23区で初めて整備。区民や事業者の手続き負担の大幅削減に寄与しています。
自治体の導入事例:福井県・大分県
業種・規模: 県庁(地方自治体)
導入時期: 福井県:2026年4月 / 大分県:2026年3月
課題: 福井県は「条例公布」、大分県は「処分通知等」における行政文書デジタル化の法的・技術的な壁。
施策: 福井県では条例公布の電子署名対応として「GMOサイン電子公印」を導入。大分県では処分通知等の一部をデジタル化。
成果: 公印押印から送達確認までが完全にデジタル化され、県政におけるペーパーレス化と行政プロセスの処理迅速化が達成されています。
電子契約でよくある誤解・失敗パターンと対策
電子契約への移行時には、取引先の反応や対応不可となる契約の種類など、いくつかの注意点をあらかじめ把握しておく必要があります。
導入担当者が直面しがちな「よくある誤解」と「失敗しやすいパターン」、それらの具体的な解決策を解説します。
誤解①:「すべての契約書が電子契約に完全移行できる」
【事実】一部の文書には公正証書の作成が義務付けられています。
任意後見契約や事業用定期借地契約など、法律上、公正証書等での書面作成が必須となる極めて一部の契約においては、完全にWeb上だけで締結を完了できません。ただし、2025年10月施行の改正公証人法などにより、段階的にこれらの制限も緩和されつつあるため、事前に自社の契約類型を整理し、どれが対象外になるかを確認しましょう。
誤解②:「取引相手もGMOサインの有料プランに入らなければならない」
【事実】契約の受信者は、アカウント不要かつ完全無料で署名できます。
取引相手が費用負担を懸念して「電子契約を断る」ケースがありますが、これは大きな誤解です。通常の契約印タイプであれば、相手先は一切費用がかからずアカウントも不要です。相手側に実印レベルの法的担保を求める場合のみ、電子証明書が必要となりますが、送信側が実印タイプ(当事者型)、受信側が契約印タイプ(立会人型)で行う「ハイブリッド署名」を提案することで相手先の金銭的・心理的負担を回避できます。
失敗①:「送信したメールが取引先に届かない・不審なメールと思われる」
【原因と対策】迷惑メールフィルタの設定。送信側の事前アナウンスが不可欠。
GMOサインの署名依頼は「noreply@gmosign.com」から送られます。セキュリティフィルタが厳しい企業の場合、迷惑メールフォルダに分類されてしまうことがあります。これを防ぐため、ドメインの受信許可設定を依頼するほか、電子契約への移行を事前に案内する文書を送っておくことが対策として有効です。また、GMOサインはなりすまし・フィッシング対策として、公式ロゴを表示する「BIMI/VMC」や、メール自体の安全性を証明する「S/MIME」に対応しているため、その公式マークを識別してもらうことで安心感を提供できます。
企業規模別(従業員数)に見る推奨される運用分岐
50名未満の企業: お試しフリープラン(月5件制限)や「ライトプラン」を活用。専任のIT管理者がいなくても、シンプルな操作性のみでスムーズにペーパーレス化が推進可能です。
50名〜300名の中堅企業: 「スタンダードプラン」が推奨されます。複数の部署で同時並行して使うため、ユーザー権限管理やグループ管理機能を用い、契約書へのアクセス権を部門ごとに細かく制御して情報流出を防ぎます。
300名超の大企業: 「ビジネスプラン」または「エンタープライズプラン」が適しています。社内の既存のワークフロー(Salesforce、kintoneなど)とのAPI連携やシングルサインオン(SSO)を前提とし、企業のセキュリティポリシーに則った厳格なシステム統合を目指します。
▲ 電子化を検討している契約書が電子契約に移行可能かどうかの判断フロー
よくある質問
GMOサインの導入や実際の操作に関して、社内の管理者や取引先からよく寄せられる疑問についてお答えします。
Q:GMOサインを使用する際、契約相手(取引先)に料金はかかりますか?
A:いいえ、契約相手(受信側)はアカウント作成も不要で、完全無料で署名できます。送信側の企業のみが送信料(ライトプラン等で1件あたり110円〜)を負担する仕組みであるため、取引先の負担はありません。
Q:他社サービスで既に署名されたPDFに、GMOサインで署名することは可能ですか?
A:はい、「署名互換機能」を使うことで可能です。他社の電子契約サービスやGMOサインで既に署名がなされている文書に対して、自社はGMOサインを使い、順番に署名データを重ねることができます。
Q:GMOサインは電子帳簿保存法(電帳法)に対応していますか?
A:はい、完全に対応しています。電帳法の保存要件である「真実性の確保」と「可視性の確保」を満たすための検索機能(取引先、取引金額、契約日等での検索)を標準で搭載しており、安心して電子保管できます。
Q:GMOサインのセキュリティ体制について教えてください。
A:政府の認定制度「ISMAP」の登録や、厳格なセキュリティ・内部統制基準である「SOC2 Type2」認証を取得しています。また、セイコーソリューションズ社の認定タイムスタンプを標準で付与し、強固な改ざん防止を実現しています。
まとめ
GMOサインを導入して契約業務を効率化しよう
電子印鑑GMOサインは、350万社以上の導入実績と東証上場企業の84%の利用率が示す通り、国内トップクラスの導入実績を持つ電子契約サービスです。
2025年11月に刷新された新プラン体系により、小規模企業から大企業、自治体まで、それぞれの運用ポリシーに応じたプランを選びやすくなりました。送信手順、受信側の承認プロセスともにシンプルに設計されているため、取引先とのペーパーレス取引を進めやすくなります。まずは月5件まで送信できる「お試しフリープラン」に登録し、社内でテスト契約書を送信して実際の操作性や手軽さを体験してみましょう。
導入の第一歩として、以下のアクションから始めることをおすすめします。
✅ お試しフリープランに登録し、社内でテスト送信を実施する
✅ 自社の契約書類型を棚卸しし、電子契約の対象外となる文書を把握する
✅ 取引先への事前アナウンス文書(メール等)を準備する
本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。
監修
Team Admina
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