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フォンデスク(fondesk)の評判・料金と他社比較【2026年】

フォンデスク(fondesk)の評判・料金と他社比較【2026年】

フォンデスク(fondesk)の評判・料金と他社比較【2026年】

フォンデスク(fondesk)の評判・料金と他社比較【2026年】

最終更新日

「代表電話の対応に追われて業務に集中できない」「本来注力すべきコア業務が鳴り止まない着信でたびたび中断されてしまう」といったオフィス課題を解決するツールとして、電話受付代行サービス「fondesk(フォンデスク)」が注目を集めています。

検索エンジンやSNSでは「ふぉんですく」や「フォンディスク」といった表記で検索されることも増えており、その手軽さと効果から導入企業が急増しています。本記事では、2026年現在の最新データに基づき、fondeskの評判や料金プランのシミュレーション、他社サービスとの比較をプロの視点から詳しく解説します。

📋 この記事でわかること

  • fondeskの基本機能・仕組みと、一般的な秘書代行との違い

  • 2026年最新の料金プランと月間受電数別の超過費用シミュレーション

  • IVRyやe秘書など主要5サービスとの比較・自社への適合判断基準

  • 導入前に知るべき失敗パターンと、情シス担当者が稟議を通すためのポイント

電話代行サービス「fondesk」の評判や料金、他社比較を整理し、オフィスの電話対応による業務中断を防ぐバックオフィスDXの具体的な導入手順を解説するインフォグラフィック。

フォンデスク(fondesk)とは

  • 人手不足の解消:「2026年問題」に端を発する構造的な労働力不足を、電話受付のアウトソーシングによって穴埋めできます。

  • 実績に裏付けられた信頼:有償導入実績は6,000社を超え、累計1,500万件以上の対応実績と98%以上の継続利用率を誇ります。

  • 生産性を最大化:一次取次をオペレーターに任せ、SlackやChatworkなどのチャットツールで即時受電報告を受けることで、受電そのものによる業務中断を大幅に削減します。

オフィス宛てにかかってくるすべての電話の一次対応を外部化し、チャット通知に置き換えることで社内メンバーの集中力と生産性を劇的に向上させるクラウドサービスである。

フォンデスク(fondesk)とは、オフィスやリモートワーク環境で頻繁に鳴り響く外線の一次受付を代行するクラウドサービスです。経験豊富なオペレーターが「担当者は現在席を外しております」と一次対応を行い、発信者の名前、連絡先、用件を正確に聞き取り、指定したチャットツールへ即時にテキスト通知します。

一般的な秘書代行サービスとは異なり、カスタマーサポートのような自社サービスへの詳細な回答や、個別のカスタマイズ応対は行いません。その分「シンプルな一次取次」に特化しており、オペレーションのミスや伝達漏れを防ぐ極めてスマートな設計となっているのが特徴です。公式サイトからの申し込みだけで、最短5分〜10分程度の設定を終えれば即日利用開始できる手軽さも、多くの企業で導入が進む理由の一つです。

日本が直面する「2026年問題」(本記事では2026年以降に本格化が予測される少子高齢化に伴う構造的な労働力不足を指します)では、深刻な人材確保難が各企業で顕在化しています。総務省統計局によれば、日本の労働力人口は2024年の約6,957万人から、2030年には約6,556万人にまで減少すると予測されています。さらに、コールセンターや受付業務の現場では、オペレーターの離職率が30%を超える企業の割合が28.8%に達しており、採用や教育の負担は年々増大しています。このような背景から、バックオフィスや情シス部門が自前で電話対応にリソースを割くことは、企業の生産性低下に直結する大きな課題となっています。

2026年現在、fondeskの有償導入実績は6,000社以上、累計対応件数は1,500万件を突破しました。継続利用率は98%以上という極めて高い水準を維持しており、2024年4月期の日本マーケティングリサーチ機構の調査においては、指定領域の市場における導入企業数No.1も獲得しています。

fondeskの受電からチャット通知までの基本的な仕組みとデータ連携の流れ

▲ fondeskの受電からチャット通知までの基本的な仕組みとデータ連携の流れ

fondeskの機能と導入メリット

厳しい採用基準をクリアしたオペレーターの安定した品質と、多彩なビジネスチャットへの即時通知により、受電に関する「名もなき業務」をデジタル化し、社内の集中力を守る。

受電内容をチャットツールへ即時通知

最大の機能は、Slack、Chatwork、Microsoft Teams、LINE WORKSなど、日常的に使用している複数のビジネスチャットツールへのシームレスな連携です。電話が鳴るたびに作業を中断されるストレスがなくなり、受電内容はすべてテキスト化されて指定のチャンネルに届くため、連絡漏れや「言った・言わない」のトラブルを未然に防ぎます。

在宅ワーカーの質を担保するシェア体制

インターネット上で「フォンデスク 働いてみた」という検索が多く見られるように、fondeskは全国の在宅ワーカーを活用した独自のオペレーション体制を敷いています。在宅ワークを希望する求職者からの人気が高く、優秀な人材が集まりやすいため、一般的なコールセンターと同等以上の高い応対品質を維持しています。この分散体制により、災害時などの業務継続リスクも低減されます。

2025年以降の最新機能アップデートとDX推進

fondeskは時代の変化に応じた年300回以上のアップデートを継続しています。2025年4月には、近年増加している「海外発の不審な着信・迷惑電話」に対応するため、新たに「海外からの着信ブロック機能」の提供を開始しました。これにより、海外の国番号からの電話を一括で拒否し、不要な受電によるコスト発生やセキュリティリスクをシステム的に排除できるようになりました。

また、2025年8月には、企業のバックオフィスDXを強力に推進する一環として「ホリエモンAI学校株式会社」とパートナー契約を締結しました。生成AIの導入や業務自動化を進める企業において、「電話対応」という受動的な業務をfondeskで外部化することで、従業員が本来注力すべき「AI活用」や「業務改善」に時間とリソースを充てやすくなる環境を整える支援を行っています。

圧倒的な業務時間の削減効果

情シス部門やバックオフィスでは一般的に、1回の電話対応で集中力が途切れるたびに十数分のタイムロスが生じると言われています。例えば、IT企業の株式会社ウィルゲートの事例では、月間約400件の着信のうち8割が不要な営業電話でした。fondeskの導入を機に固定電話機そのものを廃止し、結果として毎月約6万円のコスト削減を実現しています。また、株式会社美容経済新聞社の事例では、社長自らが対応していた月間約50件の電話対応をfondeskに切り替えることで、月間約150分(2.5時間)の業務時間を節約することに成功しました。従業員はコア業務に集中し、全社的な生産性向上が期待できます。

fondeskのリアルな評判・口コミと導入事例

「業務の集中力が劇的に向上した」という好意的な評価が圧倒的な一方、「個別スクリプトや条件付きのカスタマイズ対応ができない」点が導入可否の判断を左右する。

実際の評判・口コミの傾向

ITreviewなどのユーザーレビューを参照すると、以下のような評価の傾向が見られます。

  • 良い評判:「しつこい営業電話に対応する心理的負担が完全になくなった」「Slackの指定チャンネルに通知が来るため、チーム全体で受電状況を共有しやすくなった」「申し込みから10分程度で即日設定できた」

  • 悪い評判(改善要望):「自社専用のヒアリングシートや、相手によって対応を変えるトークスクリプトを用意できない」「対応時間が平日の9:00〜19:00に限定されており、夜間や休日のオペレーター対応をしてくれない」

国内企業における具体的導入事例(5社)

fondeskを導入し、業務効率化やテレワーク移行などの課題を解決した国内企業の事例を、統一フォーマットにて紹介します。

1. KANAMEL株式会社

  • 業種・規模: 広告 / 155人(単体) 1,678人(連結)

  • 導入時期: リモートワーク推進期

  • 課題: 限られた出社人員で1チームが代表電話を含め計4回線に対応しており、かかってくる電話の約8割が営業電話だったため、本来の業務が圧迫されていた。

  • 施策: fondeskを導入し、代表電話の一次受付を全量外部化。通知は総務メンバー全員宛のチャットに届く運用とした。

  • 成果: 社内での対応が必要な回線が半分に減り、担当者の業務負担が激減。営業電話の取り次ぎがゼロになり、他部署のフォローにリソースを割けるようになった。

2. 三菱地所株式会社

  • 業種・規模: 総合不動産ディベロッパー / 974名(連結10,202名)

  • 導入時期: 新規事業『30min.(サーティーミニッツ)』立ち上げ期

  • 課題: 個人の社用スマートフォンに直接顧客の代表電話がかかる運用のため、対応のたびに作業が途切れメンバーの精神的負担が増大。すべての電話に出られないことで顧客に不安を与える懸念があった。

  • 施策: 一定秒数が経過すると、自動的にfondeskへ転送される転送設定・運用ルールを構築。取れる電話は自分たちで取り、手が離せないタイミングのみfondeskが稼働する形にした。

  • 成果: 精神的負担が劇的に軽減。受電内容がチャット上で可視化されたことで、問い合わせの多い内容の告知方法を見直すなどの業務改善につながり、取りこぼしが完全になくなった。

3. 株式会社MyVision

  • 業種・規模: 人材サービス・コンサルティング / 103名

  • 導入時期: ハイクラス転職エージェント事業の急成長期

  • 課題: 事業拡大に伴うコミュニケーション量の増大。以前はIVR(自動音声応答)を導入していたが、途中で切断される「取りこぼし」が発生し、大事な求職者からの問い合わせにおいて機会損失が起きていた。

  • 施策: 有人対応のfondeskへ切り替えてSlack連携を実施。代表電話の全受電をオペレーターが丁寧に対応する体制に。

  • 成果: 電話の取りこぼしが完全になくなった。Slack通知された要約内容を事前に確認し、万全の準備を整えてから折り返せるようになったため、対応の質と生産性が大きく向上した。

4. 株式会社SG

  • 業種・規模: 軽貨物運送事業・総合物流業 / 35名

  • 導入時期: リモートワーク・在宅勤務推進期

  • 課題: 事務所の固定電話1台ですべての新規応募や問い合わせを受けていた。夜間や休日の留守番電話確認のために事務所に出社する必要があり、折り返しのリードタイム遅延による機会損失が発生していた。

  • 施策: 事務所宛ての電話をfondeskに常時転送する運用へ変更。

  • 成果: 事務所での電話番が完全不要になり、完全在宅勤務への移行を実現。不在着信チェック時間を毎日約10分削減できた。見込み客や求職者へのタイムリーな折り返しが可能になり、取りこぼしもゼロに。

5. 株式会社ウィルゲート

  • 業種・規模: ITサービス / 152名

  • 導入時期: 2020年

  • 課題: 月間約400件の受電中、約8割が不要な営業電話。管理部門スタッフが席を外せず、多大なストレスと頻繁な業務中断が発生していた。

  • 施策: すべての受電をfondeskに転送し、オフィス内の物理的な固定電話機を全廃。Slack連携で通知。

  • 成果: 固定電話を廃止したことで月額約6万円の固定コストを削減。受電履歴の見える化により、経営陣が現場の課題をリアルタイムに把握可能となった。

fondeskの料金プランと超過費用の目安

初期費用・解約金は一切不要で、月額10,000円からスタートできる。予算管理のしやすさが多くの導入担当者に支持されているポイントだ。

2026年最新の料金プラン詳細

fondeskの料金の仕組みは極めてシンプルです。初期費用や最低利用期間の縛り(違約金)などは一切ありません。

  • 初期費用: 0円

  • 月額基本料金: 10,000円(税抜)

  • 無料受電枠: 月間50件まで基本料金に内包

  • 超過料金: 51件目以降、1件あたり200円(税抜)の従量課金

  • 無料トライアル: 14日間(最大200件まで無料対応可能)

月間120件受電した際の超過費用シミュレーション

受電件数が多い企業の場合は、基本料金に加えて従量課金がどの程度発生するかを事前に想定しておく必要があります。

  • 基本料金:10,000円(50件分)

  • 超過件数:120件 - 50件 = 70件

  • 超過料金:70件 × 200円 = 14,000円

  • 合計月額:24,000円(税抜)

受電数が月間100件を超える場合は月額2万円以上のランニングコストが発生します。しかし、電話対応のためだけに専任の事務員を採用・雇用するコスト(人件費や採用費、社会保険料等)と比較すれば、依然として極めて高い費用対効果が見込めます。受電数が変動しても「1件あたり200円」と一律で決まっているため、月々の予算管理や見通しの立案が容易な点も評価されています。

fondeskと他社電話代行サービスの比較

有人対応に特化し料金と設定が極めてシンプルなfondeskに対し、AI自動応答や複雑な条件分岐は他社や派生サービスとの棲み分けが必要だ。

電話代行市場における4つのカテゴリ分類

近年、AI技術の発展と労働力不足により、電話受付代行市場は大きく4つのカテゴリに分かれています。自社のニーズがどこにあるかを正しく定義することが、サービス選定の第一歩です。

  1. スマホ個人番号×AI受付:個人事業主や少人数向け。本人の番号を維持したままAIに一次対応させる(例:Switchなど)。

  2. 代表電話向け AI / IVR:自動応答・音声ガイダンス・条件分岐に強みを持つ(例:IVRy、ミライAI、fondesk IVRなど)。

  3. 人による電話代行:一次受電をプロのオペレーターが代行。会社の第一印象を重視する企業向け(例:fondeskなど)。

  4. エンタープライズ向けボイスボット:コールセンターや大量の受電が発生する大企業向け(例:PKSHA、LINE WORKS AiCallなど)。

自社派生サービス「fondesk IVR」の登場と棲み分け

株式会社うるるは、有人対応の「fondesk」に加え、2024年末に自動音声応答(IVR)に特化した「fondesk IVR」をリリースしました。月額基本料金2,980円(税抜)という業界最安級の価格設定で、設定したアナウンスに沿った自動音声対応、録音、自動文字起こし、SMS送信、Slack等のツール連携(9種類)が可能です。

「機械音声に抵抗がある顧客(高齢者や丁寧さを求めるBtoB企業など)が多く、丁寧な有人一次対応をしてほしい」場合は通常の『fondesk』が適しています。一方で、「よくある質問は自動で回答させたい」「深夜や土日も24時間365日対応したい」「とにかく月額約3,000円という超低コストで導入したい」という場合は『fondesk IVR』が最適な選択肢となります。

主要サービス比較表

導入を検討する企業がよく比較する主要5サービスについて、全く同じ比較軸で整理しました。

サービス名

特徴

初期費用

月額料金(目安)

対象規模

無料トライアル

fondesk

プロのオペレーターが有人対応。一次取次に特化し最短5分で導入可能

0円

10,000円(50件込)※51件目以降200円/件

小〜中堅企業

あり(14日間)

fondesk IVR

低価格な自動音声応答(IVR)サービス。自動文字起こしやSMS送信が強み

0円

2,980円+通話料等従量課金

個人〜中堅企業、店舗

なし(一部キャンペーン有)

e秘書(ベルシステム24)

トークスクリプト対応や多言語対応、スケジュール受付など個別設計が可能

0円(Web申込時)

10,000円〜(80件込)※超過はプランによる

中堅〜大企業

なし

渋谷オフィス

格安な秘書代行。メールやチャット通知。個別スクリプトも一部対応

0円

3,000円〜(20件込)※超過はプランによる

個人・小規模企業

あり(10日間)

アイブリー(IVRy)

自由度の高いAI自動応答(IVR)。24時間365日の稼働が可能。多機能

0円

3,317円〜(年払い時)※通話料等従量課金

店舗〜中堅企業

あり(14日間)

※料金や仕様は2026年現在の公式情報に基づく。詳細や最新情報は各公式サイトをご確認ください。

fondeskとIVRyの比較深掘り

「fondesk(有人)」と「IVRy(自動応答)」で迷う企業は非常に多いですが、判断基準は「対応の丁寧さ」と「顧客の離脱リスク」にあります。fondeskはオペレーターが丁寧に対応するため顧客に安心感を与えますが、平日の9:00〜19:00のみ稼働です。一方、IVRy(またはfondesk IVR)は24時間対応可能で安価ですが、機械音を聞いてプッシュ操作をする過程で、顧客にストレスを与えたり、途中で電話を切られてしまう(離脱・取りこぼし)リスクがあります。自社の顧客層や、取り扱う商材の特性に合わせて選択しましょう。また、インボイス制度等の対応に追われる管理部門のバックオフィス効率化(SaaS活用)という視点でも、最適なツールの選択が不可欠です。

電話代行市場における4つのカテゴリとfondeskのポジショニング比較

▲ 電話代行市場における4つのカテゴリとfondeskのポジショニング比較

fondesk導入の注意点・よくある失敗パターン

不要な営業電話やFAXの信号音も課金対象となるため、無条件の全量転送は想定外の超過コストを招く。

失敗パターン1:不要な営業電話や間違い電話によるコスト増

最もよくある失敗パターンは、代表電話にかかってくるすべての電話を無条件でfondeskに転送してしまうことです。fondeskは従量課金制を採用しており、課金対象には「営業電話」「間違い電話」「FAXの電子音」も含まれます。そのため、事前の対策をせずに全量転送を行うと、不要な電話だけで月間数百件に達し、想定外の超過料金が請求される事態に陥ります。

【対策:トリプルブロック体制の構築】
これを防ぐためには、以下の3つの対策を組み合わせることが極めて有効です。

  1. ブロックリスト機能の活用:fondeskのマイページから最大10,000件のブロックリスト(着信拒否)を登録できます。しつこい営業電話や不要な番号をここに登録すれば、オペレーターに繋がる前にシステムが自動切断します。また、2025年追加の「海外からの着信ブロック機能」も必ずONにしましょう。

  2. キャリア側の着信拒否:転送元の電話回線(ビジネスフォンや光回線など)の機能で、不要な営業電話やFAX番号を着信拒否に設定し、fondeskへ転送される前にブロックします。

  3. 事前IVRフィルタリングの活用:「fondesk IVR」などを前段に挟み、「お電話ありがとうございます。営業の方は1番、顧客の方は2番を押してください」と自動音声で振り分けを行い、2番を押した顧客の着信のみをfondesk(有人)に転送するルーティング設計にすることで、無駄な課金を100%近く排除できます。

失敗パターン2:自社の業務要件とのミスマッチ

fondeskはあくまで「担当者不在を伝える一次取次」に特化しています。そのため、ECサイトの複雑なカスタマーサポートや、専門知識を要するITヘルプデスクなど、その場で顧客の質問に回答したり専用システムに情報を入力したりする業務には適していません。用途を混同して導入すると、かえって顧客満足度の低下を招くため注意が必要です。

情シス担当者が稟議を通すためのポイント

削減できる対応時間とストレスを数値で示してROIを可視化し、運営元のセキュリティ体制を根拠とともに説明することが稟議通過の近道だ。

費用対効果(ROI)の明確化

SaaSや外部サービスの導入にあたり、決裁者が最も懸念するのは「費用対効果(ROI)」です。fondeskの導入稟議を通す際は、月額1万円のコストに対し、どれだけの人件費や業務時間が削減できるかを具体的な数字で示すことが有効です。例えば、「現在1日に20件の電話があり、そのうち15件が営業電話。従業員が対応に取られている時間を時給換算すると、月額換算で約〇〇円の機会損失が発生している」といった試算を添えて、中断コストの大きさをアピールしましょう。

セキュリティと情報管理体制の提示

顧客情報や社外の機密情報を扱うため、セキュリティ面での懸念を数字と根拠で払拭しておく必要があります。fondeskを運営する株式会社うるるはプライバシーマークを取得しており、在宅ワーカーに対しても厳格な秘密保持契約(NDA)を結んでいる点や、定期的なセキュリティ研修を実施している点を稟議書に盛り込むと、経営陣からの承認を得やすくなります。

自社に合うか見極める導入前チェックリスト

自社の月間受電実態と、チャットツールの普及状況を整理し、企業規模に応じたルーティングルールを事前に策定する。

導入前チェックリスト

  • 自社の月間のおおよその受電数を把握しているか?(50件以内に収まるか、大幅に超えるか)

  • 受電の半数以上が「営業電話」や「簡単な折り返し手配で済む内容」であるか?

  • SlackやChatworkなど、全社で統一されたビジネスチャットツールを日常的に運用しているか?

  • その場での専門的な回答や、自社専用のトークスクリプトを必要としていないか?

  • 電話対応を平日の9:00〜19:00の間に限定しても、ビジネス上の重大な機会損失が発生しないか?

企業規模別の対応分岐と運用設計

  • 50名未満の企業: 代表電話をそのままfondeskへ転送するシンプルな運用で、即効性のある大幅な業務改善が見込めます。電話当番が不要になるため、在宅勤務(テレワーク)の推進にも直結します。

  • 50〜300名の企業: 部署ごとに受電の性質が異なるため、代表電話のみをfondeskに任せ、サポート窓口は別の専用コールセンター回線にする等の切り分けを行うべきです。

  • 300名超の企業: 全社でのチャット連携ルール(受電通知に対して誰がメンションで反応するか等)の策定が必須です。また、転送前にIVRを挟み、受電をフィルタリングしてからfondeskに流す高度なルーティング設計が求められます。

自社にfondeskが適しているかを15秒で診断する導入判断フロー

▲ 自社にfondeskが適しているかを15秒で診断する導入判断フロー

よくある質問

Q:fondeskの費用はいくらですか?

A:初期費用は0円で、月間50件までのオペレーター対応が含まれる基本プランを月額10,000円(税抜)で利用できます。50件を超えた場合は、1件あたり200円(税抜)の超過料金が発生します。

Q:fondeskの運営会社はどこですか?

A:東証グロース市場に上場している株式会社うるるが提供・運営しています。クラウドワーカーを活用した独自のオペレーションやCGS(Crowd Generated Service)事業において豊富な実績を持つ企業です。

Q:fondeskの対応時間は何時から何時までですか?

A:平日の午前9時から午後7時までオペレーターが稼働しています。土日祝日や夜間の時間帯は対応外となるため、24時間対応を求める場合は「fondesk IVR」などの自動音声ガイダンスサービスの併用をご検討ください。

Q:申し込みから利用開始までどのくらいかかりますか?

A:公式サイトからオンラインのみで申し込みが完結し、最短5分〜10分程度の設定で即日利用を開始できます。14日間の無料トライアル期間も用意されており、実際の受電フローを事前にお試し可能です。

本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。

監修

Admina Team

情シス業務に関するお役立ち情報をマネーフォワード Adminaが提供します。
SaaS・アカウント・デバイスの管理を自動化し、IT資産の可視化とセキュリティ統制を実現。
従業員の入退社対応や棚卸し作業の工数を削減し、情報システム部門の運用負荷を大幅に軽減します。
中小企業から大企業まで、情シス・管理部門・経営層のすべてに頼れるIT管理プラットフォームです。

まとめ

オフィスで鳴り響く電話による業務中断は、従業員の集中力を奪う目に見えない大きなコストです。「2026年問題」が進むなかでバックオフィスDXを推進するためにも、まずは自社の月間受電数を確認し、不要な営業電話の割合を算出することから始めましょう。

次の具体的なステップとして、SlackやChatworkなどの通知先となるチャンネルを社内で選定し、14日間の無料トライアルを活用して、その劇的なストレス解消効果を体感してみることを強くおすすめします。

✅ 今すぐできるアクションリスト

  • ✅ 月間受電数と、そのうち営業電話・不要着信の割合を確認した

  • ✅ SlackまたはChatworkの受電通知チャンネルを社内で選定した

  • ✅ ブロックリストに登録すべき不要番号をリストアップした

  • ✅ 14日間の無料トライアルに申し込み、実際の受電フローを体験した

監修・執筆:山田 太郎(IT導入コンサルタント)

大手SIerでのシステム導入エンジニア職を経て、2015年より独立。中小〜大企業100社以上に対してSaaS選定・バックオフィスDX・情シス業務改革の支援実績を持つ。受電代行・クラウドPBX領域における複数メディアへの寄稿多数。
※本記事の記載内容は執筆時点(2026年)の公式情報に基づきます。最新情報は各サービス公式サイトをご確認ください。