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キッティング業務を自動化する方法|役立つツールと実践手法を解説

キッティング業務を自動化する方法|役立つツールと実践手法を解説

キッティング業務を自動化する方法|役立つツールと実践手法を解説

キッティング業務を自動化する方法|役立つツールと実践手法を解説

キッティング業務を自動化する方法|役立つツールと実践手法を解説

最終更新日

2026/01/28

PCやタブレットなどのデバイス導入において、避けて通れないのが「キッティング」のプロセスです。しかし、手作業によるセットアップは多くの時間を要し、情報システム部門の本来のミッションであるIT戦略の立案やDX推進を妨げる大きな要因となっています。本記事では、キッティングを効率化するための具体的な手法、特にWindows AutopilotやMDM(モバイルデバイス管理)を活用した自動化の仕組みについて詳しく解説します。

キッティングとは

キッティングとは、企業が新規導入するPCやタブレット、スマートフォンなどのデバイスを、業務で使用できる状態に設定する一連の初期設定作業のことです。

具体的には、デバイスの梱包を解き、OSの初期セットアップ、ユーザーアカウントの作成、ネットワーク接続の設定、業務用アプリケーションのインストール、セキュリティソフトの導入、企業のセキュリティポリシーに沿った各種設定などを行います。この作業により、従業員は受け取ったその日から、デバイスを使って業務を開始できる状態になります。

従来は1台ずつ手作業で設定を行うのが一般的でしたが、1台あたり2〜3時間を要するため、大量導入時には情報システム部門の大きな負担となっていました。近年では、Windows AutopilotやMDM(モバイルデバイス管理)などの技術を活用し、キッティング作業の自動化・効率化が進んでいます。

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キッティングの効率化がもたらす3つの主要メリット

  1. 工数削減(タイムマネジメントの改善): 定型業務を自動化することで、情シス担当者が高度な業務に集中できる時間を創出します。

  2. 品質の標準化: 人の手を介さないことで、設定漏れや入力ミスといったヒューマンエラーを排除し、全端末のセキュリティレベルを一定に保てます。

  3. 納期の短縮(リードタイムの改善): デバイス発注からユーザーへの引き渡しまでの期間を短縮し、ビジネスの停滞を防ぎます。

なぜ従来の「手作業キッティング」は限界なのか?

現代のハイブリッドワーク環境や複雑化するセキュリティ要件において、PC1台ずつに触れて設定する手法は、物理的にも時間的にも持続不可能だからです。

かつては「1つのマスターイメージを全PCにコピーする(クローニング)」手法が主流でしたが、ハードウェアの多様化やWindows OSの仕様変更、頻繁なアップデートにより、マスターの維持管理自体が大きな負担(マスター肥大化・陳腐化)となっています。

属人化によるリスク

「キッティングは特定の担当者にしかできない」という属人化が発生すると、その担当者の不在時に業務が止まるだけでなく、手順のブラックボックス化を招きます。効率化は、誰でも同じクオリティで展開できる「仕組み化」への転換を意味します。

配送コストと物理的制約

テレワークが一般的になった現在、一度社内にPCを集めてキッティングし、再度各社員の自宅へ配送するという「二重配送」は、コストと時間の浪費です。これからのキッティング効率化には、「場所を問わないセットアップ」の視点が不可欠です。

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キッティングを劇的に効率化する「自動化ツール」の活用

現代のキッティング効率化において最も有力な解決策は、クラウドを活用した「ゼロタッチプロビジョニング」の導入です。

これは、PCをネットワークに接続した瞬間に、あらかじめクラウド上に用意した設定プロファイルが自動的に適用される仕組みを指します。

Windows Autopilot(ウィンドウズ・オートパイロット)による自動構成

Windows Autopilotは、PCの初回起動時にクラウド(Microsoft Entra ID)と連携し、組織に必要な設定を自動で流し込む仕組みです。

これを利用すれば、情シスがPCを開封する必要すらありません。メーカーや販売店からユーザーの自宅へPCを直送し、ユーザーがWi-Fiに繋いでログインするだけで、社内規定のアプリや設定が自動的にインストールされます。

  • メリット: OSの再インストールが不要、機種依存が少ない、配送コストの削減。

  • 注意点: Microsoft 365 Business Premium、E3、E5などのライセンスの準備と、事前のプロファイル設計が必要です。また、導入には技術的な知識と計画的な準備が求められます。

参考: Microsoftの調査によると、Windows Autopilotの導入により、導入や展開にかかる時間を75%以上短縮し、従来のイメージング手法と比べて展開コストを約83%削減できる可能性があります(※効果は環境により異なります)。

MDM(モバイルデバイス管理)での一括制御

MDM(Mobile Device Management)を活用することで、キッティング後も継続的に設定の変更やアプリの配布をリモートで行うことが可能になります。

例えば、Microsoft IntuneやJamfなどのツールを使うと、配布済みの端末に対して一斉にWi-Fi設定を変更したり、セキュリティソフトを導入したりできます。キッティングを「初期設定」として捉えるのではなく、運用まで含めた「ライフサイクル管理」として効率化するのが正攻法です。

キッティング効率化を進める際の注意点

効率化の仕組みを構築する際は、ユーザーの利便性とネットワーク負荷への配慮を忘れてはいけません。

仕組みが複雑すぎると、トラブル発生時の切り分けが困難になり、かえって情シスの負担が増える可能性があるためです。

  • ネットワーク帯域の確保: 数百台規模でクラウドから一斉にアプリをダウンロードすると、社内回線に大きな負荷がかかります。配信最適化(ピアツーピア配信)の設定を有効にするなどの対策が必要です。

  • 例外処理の排除: 「役員だけは特別にこの設定を」といった例外を認めすぎると、自動化の恩恵が薄れます。全社共通のルールを徹底することが、最大の効率化への近道です。

  • 継続的な運用コスト: ライセンス費用、プロファイルの定期的な見直し、トラブルシューティングなど、導入後も継続的な管理作業が必要です。

継続的な改善がキッティングの負荷を下げる

キッティングの効率化は、一度仕組みを作って終わりではありません。OSのアップデートや新しいSaaSの導入に合わせて、設定プロファイルを定期的にメンテナンスしていく必要があります。しかし、一度「自動化・標準化」の土台が整えば、従来と比較してキッティング作業の負荷は大幅に軽減されます。最新のテクノロジーを活用し、スマートでミスのないデバイス展開を実現しましょう。

物理的な管理と運用をアウトソースする「マネーフォワード Admina」

キッティングの自動化は、情シス部門の負担を大きく軽減します。しかし、AutopilotやMDMのプロファイルを常に最新の状態に保つメンテナンスコストや、物理的な在庫スペースの確保、入退社に伴うデバイスの回収・クリーニングといった「物理的な運用」までは完全にはなくなりません。

自社で全ての自動化環境を維持するのが困難な場合、キッティングサービスを提供するBPOを活用するのも一つの手です。

そこでおすすめなのが、SaaS・デバイスの一元管理を実現する「マネーフォワード Admina」のDevice倉庫プランです。

デバイスのライフサイクルをアウトソーシング

マネーフォワード AdminaのDevice倉庫プランを活用すれば、デバイスの保管・クリーニング・キッティング・発送・回収という物理的なプロセスをすべてアウトソーシングできます。

  • 「持たない」デバイス管理: デバイスは専用倉庫で保管。必要な時に指示を出すだけで、キッティング済みの端末が社員の元へ届きます。

  • SaaS管理とのシームレスな連携: 「誰が、どのPCを持ち、どのSaaSのアカウントを持っているか」を一つの画面で可視化。退職時のアカウント削除とデバイス回収の紐付けも容易です。

  • プロの技術による安定したセットアップ: Windows Autopilotや各種MDMの設定・運用もプロがサポート。自動化環境の維持にリソースを割く必要がなくなります。

「自動化の仕組みを作る時間がない」「物理的な作業場所が足りない」といった課題を抱えているなら、ツールによる自動化と、マネーフォワード Adminaによるアウトソーシングを組み合わせた、新しいIT資産管理の形を検討してみてはいかがでしょうか。

本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。

監修

Admina Team

情シス業務に関するお役立ち情報をマネーフォワード Adminaが提供します。
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