All
SaaS管理
デバイス管理
セキュリティ対策
脅威・インシデント
IT基盤・インフラ
情シス業務・組織形成
AI / テクノロジー
プロダクト
イベントレポート
その他
ガバナンス

新着記事

もっと見る

>

>

formrun(フォームラン)の使い方と料金!無料でできること解説

formrun(フォームラン)の使い方と料金!無料でできること解説

formrun(フォームラン)の使い方と料金!無料でできること解説

formrun(フォームラン)の使い方と料金!無料でできること解説

公開日

最終更新日

formrun(フォームラン)は、ノーコードで問い合わせフォームやアンケートを作成し、届いた回答をチームで対応管理できるサービスです。無料プランでどこまで使えるのか、有料化するならどの料金プランを選ぶべきか、ログイン後に何を設定すればよいかで迷う担当者は少なくありません。

結論として、月30件以内のアンケートや単発イベントの受付ならFREEプランでも試せます。一方で、送信者への自動返信、チャット通知、複数人での対応履歴管理、回答上限を気にしない継続運用が必要なら、有料プランを前提に設計した方が運用事故を減らせます。

この記事は第三者による解説です。本文中の料金・機能仕様は2026年8月14日にformrun公式料金ページおよびformrun公式ヘルプで確認した内容に基づいています。料金・プラン仕様・提供機能は改定されるため、契約前には各公式ページの最新表記と自社の利用条件を照合します。本文の数値や機能仕様に疑義が生じた場合は、上記公式ページの表記を優先し、回答数、必要フォーム数、担当者数、個人情報の取り扱い範囲を確認してから選定します。

フォーム作成ツール「formrun」の無料プランで試せる機能や基本的な使い方、問い合わせ対応を効率化するための料金プランを解説する図。

formrun(フォームラン)とは

formrunとは、フォーム作成、問い合わせの受信、担当者ごとの対応状況管理を一つの画面で扱う顧客対応プラットフォームです。

この記事でわかること

  • FREEプランではフォーム1個、1フォームあたり月30件程度の回答収集を無料で試せます。

  • 送信者への自動返信や外部ツール通知が必要な場合は、BEGINNER以上を比較対象にします。

  • 問い合わせ対応を複数人で行う場合、回答をカードとして扱うボード管理が対応漏れの抑止に役立ちます。

  • 個人情報を扱う全社利用では、利用者数だけでなく、権限管理、アカウント棚卸し、監査証跡の取得方法を基準に運用範囲を決めます。

先に判断したい人向けの選定早見表(3分確認)

状況

判断

月30件程度以内・担当者1人・自動返信不要

FREEで操作性を検証する

自動返信が必要 / 複数人で対応する

BEGINNERの機能・回答数条件を料金ページで確認して比較する

回答数が月100件を超える見込み

STARTER以上の回答無制限プランを比較する

SSOが社内必須要件

formrun単体での全社認証は見込まず、別の認証設計を検討する

フォーム作成とカンバン型顧客管理

formrunでは、テンプレートを選び、設問をドラッグ&ドロップで追加してフォームを作成します。回答は一覧だけでなくカード形式でも確認できます。「未対応」「確認中」「対応完了」などのステータスをボード上で移動できるため、担当者と対応状況を共有しやすい構造です。

メールボックスとスプレッドシートを分けて運用すると、受信確認、担当者の割り当て、対応完了の記録が別々になります。月間数件の問い合わせなら手作業でも管理できますが、複数部署が同じ窓口を使う場合は、回答カードに担当者と対応状況を残す運用が引き継ぎに向きます。

利用実績と評価情報

株式会社ベーシックは、formrunの利用状況や導入事例を公式サイトで継続して公開しています。ITreviewはフォーム作成カテゴリーで利用者レビューを集計しています。第三者レビューは個別の導入要件を保証するものではありませんが、導入候補を絞る際には、同規模・同業種の利用者評価を読む材料になります。ITreviewのフォーム作成カテゴリーでは、評価項目とレビュー本文を確認できます。

セキュリティ統制と大規模利用

個人情報をフォームで収集する場合、フォームの見た目だけでなく、アカウント管理、通信、保存データへのアクセス範囲を決めます。株式会社ベーシックの公式案内では多要素認証を案内しています。設定対象と利用手順は、formrun公式ヘルプの多要素認証案内で確認できます。IPアドレス制限を含むアクセス制御の提供条件は、契約時点の公式料金・機能表で扱うプランと設定範囲を照合します。

SSO・SAML・監査ログを前提にする組織は注意が必要です。2026年8月14日時点で、formrun公式ヘルプはSSOに対応していない旨を案内しています。大規模組織向けの相談窓口では個別要件への相談項目が示されていますが、SSO利用を前提に契約判断はできません。自社のIdP連携が必須ならformrun単体での全社展開は見送り、個人情報を扱わない限定用途での検証にとどめます。SSOを必須条件としない場合は、個別アカウント発行、多要素認証、月次の利用者棚卸しを運用要件にします。

無料のFREEプランでできることと制限事項

FREEプランはフォーム作成の操作性や回答導線を検証する用途に適していますが、継続的な顧客対応を任せる場合は上限と通知機能を先に整理します。

無料で使えるフォーム作成機能

2026年8月14日に確認したformrun公式料金・機能ページでは、FREEプランは月額0円、フォーム1個、メンバー1人、1フォームあたり月30件程度の回答を利用条件として案内しています。「月30件程度」は上限値ではなく公式ページ上の目安として扱い、繁忙月の想定件数と契約画面の条件を分けて確認します。テキスト入力、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウン、ファイルアップロードなどを使い、アンケート、資料請求、イベント申込の基本的なフォームを作成できます。

条件分岐やマトリックス形式は、FREEを含む各プランの基本機能として公式料金ページに掲載されています。たとえば「既存顧客ですか」という質問で「はい」を選んだ人だけに契約番号を表示し、「いいえ」を選んだ人には導入予定時期を尋ねる設計にすると、不要な入力を減らせます。分岐の段数や利用条件は変更されることがあるため、公開前に料金・機能表の「フォーム項目」で対象条件が確認できればその設計で公開し、確認できなければ分岐を使わない設問構成でテストします。

プラン別のフォーム数、回答数、添付容量、通知連携は変更されることがあります。formrun公式の料金・機能ページでは、契約時点の表記と自社の必要条件を照合します。月間回答が30件程度を超える見込みなら、公開前から有料プランまたは回答数オプションを比較する判断になります。

無料プランで発生しやすい制約

無料運用で見落としやすいのは、回答数の目安と送信後の連絡です。FREEプランでは1フォームあたり月30件程度という目安が公式料金ページに示されています。広告配信、採用募集、セミナー告知のように短期間で回答が集中する施策では、件数が目安に近づいた場合に表示する代替窓口も準備します。

送信者に「受け付けました」と知らせるサンクスメールを業務フローに組み込む場合、FREEプランでは自動返信メールを利用できません。公式料金ページでは自動返信メールはBEGINNER、STARTER、PROFESSIONALで利用可能と案内されています。回答者に受付控えが必要ならBEGINNER以上を試し、送信完了画面だけで足りる社内アンケートならFREEで検証します。

無料利用に向くケースと向かないケース

利用条件

FREEプランで試しやすいケース

有料プランを比較するケース

回答数

1フォームあたり月30件程度以内で収まる社内アンケート

キャンペーンや採用応募など、回答増加が予測できない窓口

対応体制

担当者1人が確認する用途

複数人で当番対応し、対応履歴を共有する用途

送信者連絡

送信完了画面の表示だけで足りる用途

受付メール、資料URL、予約案内を自動で送る用途

個人情報

収集項目が少なく、限定された社内利用

顧客情報、応募書類などを扱い、統制が必要な用途

組織規模は補助的な目安です。月10件程度の問い合わせを1人が扱うならFREEで設問・通知要件を検証できます。一方、部門横断の受付窓口では、人数にかかわらず回答数の目安、フォーム数、メンバー数、返信フロー、収集する個人情報の種類を稟議前に整理します。権限・ログ・SSOを必須条件にする場合は、現行のSSO非対応を前提に別の運用または別製品を検討します。

formrunの料金プラン比較

料金プランは価格だけで決めず、フォーム数、月間回答数、対応メンバー数、自動返信、外部通知を同じ表で比較すると判断しやすくなります。

4つのプランと料金確認の前提

2026年8月14日に確認したformrun公式料金ページでは、通常プランはFREE、BEGINNER、STARTER、PROFESSIONALの4区分です。大規模組織向けには個別相談の案内があります。月額料金、年間契約価格、オプション、税区分、決済方法は改定されるため、契約画面に表示される条件を優先します。表内の「月30件程度」「月100件程度」は、公式料金ページの掲載上の目安として記載しています。

プラン

料金・基本上限の目安

主な利用範囲

確認点

FREE

月額0円/1フォーム、1人、1フォームあたり月30件程度

フォーム作成と基本操作の検証

自動返信は対象外。個別メールは月10通、通知先は1アドレスの案内

BEGINNER

年額契約で月額2,980円(税抜)/2人、1フォームあたり月100件程度

小規模な問い合わせ窓口、自動返信を含む運用

フォーム数、回答数、追加オプション、月額契約額

STARTER

年額契約で月額12,980円(税抜)/5人、回答数無制限

複数フォームを運用する部署

フォーム数、通知先、CSV出力、AIメールアシスタントの対象

PROFESSIONAL

公式料金ページの契約画面で確認/10人、回答数無制限

複数部門でのフォーム運用

権限、容量、IPホワイトリスト、API連携、追加メンバー

大規模組織向け相談

個別相談

セキュリティチェックや業務改善の相談

SSOは公式ヘルプ上で非対応のため、要件に含めない

料金、税区分、月額契約の金額、オプション料金は、formrun公式料金ページを基に確認します。公式画面で年払いの対象と見積もりが確認できれば年契約と月契約を比較し、確認できなければ月払いで必要最小限の検証期間を設定します。

プラン選定フローチャート

  • 月30件程度以内・1人・自動返信不要なら、FREEでフォームの操作性と回答導線を検証します。

  • 自動返信・チャット通知・2人での対応が必要なら、BEGINNERの契約画面に表示される対象機能と回答条件で絞ります。

  • 複数フォーム、CSV出力、無制限回答、AIメールアシスタントが必要なら、STARTERの対象条件を比較します。

  • IPホワイトリスト、API連携、10人超の運用が必要なら、PROFESSIONALの契約条件を見積もりに反映します。

  • SSOが必須なら、公式ヘルプの現行仕様ではformrun単体の要件充足を見込まず、別の認証設計を検討します。

料金試算と稟議用チェック項目

料金試算では、月額だけでなく「フォームを停止した場合の機会損失」と「手作業の確認時間」を並べます。たとえば、月50件の問い合わせを毎回メールからスプレッドシートへ転記し、1件あたり8分かかるとすると(受信確認・コピー・貼り付け・担当者欄の入力を含む想定)、転記だけで月400分、約6時間40分かかります。この試算は1人担当・転記以外の確認作業を含まない条件であるため、確認・承認フローがある場合は実測値が大きく変わります。回答通知とボード管理で転記をなくせるなら、料金比較ではこの作業時間も判断材料になります。

  • 月間回答数の最大値を、通常月と繁忙月で分けて集計します。

  • フォームごとに、送信者への自動返信が必要かを決めます。

  • 対応するメンバー数と、退職者アカウントを停止する担当部署を決めます。

  • 年払いを選ぶ場合は、契約期間、途中変更、請求書払いの条件を見積書に記載します。

  • 個人情報を扱う場合は、保存期間、閲覧権限、削除依頼への対応手順を社内規程と照合します。

自社の運用要件と規模に応じたformrunのプラン選定フロー

▲ 自社の運用要件と規模に応じたformrunのプラン選定フロー

formrunの基本的な使い方と作成手順

formrunの使い方は、ログイン、テンプレート選択、設問編集、通知設定、テスト送信、公開の順に進めると設定漏れを減らせます。

ログインと初期画面

ログインはformrun公式ログインページから行います。アカウント情報を入力する前に、ブラウザのURLが「form.run」で始まる公式ドメインであること、接続が暗号化されていることを確認します。

新規登録後は、管理画面でフォームを新規作成します。空白のフォームを作る方法もありますが、顧客満足度調査、資料請求、採用応募、セミナー申込などのテンプレートを使うと、設問構成を短時間で確認できます。テンプレートをそのまま公開せず、自社のプライバシーポリシー、連絡先、回答の利用目的に書き換えてから利用します。

アンケートフォームの設計

formrunでアンケートを作る際は、最初に「回答後に何を判断するか」を決めます。顧客満足度を測りたいなら、総合評価、評価理由、改善要望、再利用意向が基本項目です。営業フォローが目的なら、氏名、会社名、連絡先、検討時期、相談内容までに絞ります。設問を増やすほど情報量は増えますが、スマートフォンでは入力負担が増えます。

条件分岐は、回答者に関係ない設問を隠すために使います。たとえば「導入済み」を選択した回答者にだけ利用プランと困っている機能を表示し、「未導入」を選択した回答者には導入予定時期を表示します。住所を取得する必要がないアンケートでは、配送や本人確認に使わない情報を要求しません。

通知と自動返信の設定

フォームを公開する前に、回答通知の宛先を設定します。個人のメールアドレスだけを通知先にすると、休暇や退職時に確認が止まります。共有メールアドレス、担当チームのチャット、当番用のメールグループなど、少なくとも2人が確認できる通知先にします。

自動返信を設定できるプランでは、件名に「お問い合わせを受け付けました」など受付完了が分かる文言を入れ、本文には回答を受け付けた日時、返信目安、緊急時の連絡先を記載します。パスワード、本人確認書類番号、健康情報などを収集するフォームでは、メールに機微情報を全量転記しない設計にします。

公開前テストの確認表

公開前テストでは、PCだけでなくスマートフォンでもテスト送信します。モバイル利用者が多いページでは、長い説明文、横幅の広いマトリックス、必須項目の多さが離脱要因になります。

確認項目

テスト内容

問題があった場合の対応

必須入力

未入力で送信し、エラー表示を確認する

必須項目を減らすか、入力例を追加する

条件分岐

各選択肢を選び、不要な設問が表示されないか確認する

分岐条件と設問の表示順を修正する

通知

テスト回答後、メールやチャットに通知が届くか確認する

宛先、迷惑メール、連携権限を見直す

自動返信

回答者側のメールで文面とリンクを確認する

差し込み項目、リンク、有効期限を修正する

公開停止時

回答数の目安への到達や停止時の案内を確認する

代表メール・電話などの代替導線を表示する

formrunでフォームを作成・公開するまでの基本手順

▲ formrunでフォームを作成・公開するまでの基本手順

formrun導入時のデメリットと失敗パターン

formrunは設定なしで問い合わせ対応を自動化するサービスではないため、回答数の目安、権限、通知、個人情報の運用を決めずに公開すると対応漏れが起きます。

自動返信未設定による二重送信

FREEプランでは自動返信メールを利用できないため、送信者へ受付連絡が届かない状態になると、「送れていますか」という再問い合わせや二重送信が発生します。送信完了画面で足りる窓口なら、受付時間と返信目安を明記します。自動返信が必要な窓口なら、BEGINNER以上で自動返信を設定し、テスト送信で送達を確認します。

回答数の目安への到達によるフォーム停止

FREEは1フォームあたり月30件程度、BEGINNERは1フォームあたり月100件程度という回答数の目安がformrun公式料金ページに掲載されています。「月30件程度」は上限値として明記された数字ではなく、公式ページ上の目安として示された数値です。目安到達時にフォームがどのような挙動をとるか(受付停止・件数超過の通知など)は、公式料金ページの注記および契約画面の条件説明で確認し、挙動が確認できた場合は代替受付導線の要否を判断します。広告出稿やSNS投稿の直後は、通常月の件数から予測できない回答が入ることがあります。フォームが停止すると、広告費を使って集めた見込み顧客を受け付けられません。

公開日の前に想定回答数を計算し、回答数が目安の70〜80%に達した時点で対応する担当者を決めます。月間100件を超える可能性があるフォームなら、STARTER以上、回答数オプション、申込期間の分割、予備の受付導線を比較します。上限や目安の扱いは改定されるため、料金ページと契約画面で条件が確認できれば運用表を更新し、確認できなければ回答増加時に切り替える受付導線を先に表示します。

アカウント共有による監査不能

1つのIDとパスワードを複数人で共有すると、誰が回答を閲覧・編集・送信したかを追跡しにくくなります。退職者が共有パスワードを知ったままになるリスクも残ります。複数人で対応する場合は、個人ごとにアカウントを発行し、業務上不要なメンバーには閲覧権限を付与しません。

情シス部門では、月次でメンバー一覧を人事異動情報と照合し、異動・退職者を無効化するフローを作ります。SSO連携を前提にした自動無効化は現行の公式ヘルプでは確認できないため、利用者一覧の手動棚卸しを運用に組み込みます。

野良フォームによる個人情報管理の分散

現場が無料ツールを個別に契約し、顧客情報や応募情報を集めると、どのフォームに何の情報が保存されているか把握できなくなります。これはシャドーITの典型例です。個人情報保護方針の同意文、保存期間、削除依頼の窓口がフォームごとに異なると、監査時や情報開示請求時に確認作業が増えます。

全社利用を想定する場合は、フォーム名、管理部門、収集項目、利用目的、公開URL、保存期間、管理者を一覧化します。クレジットカード情報や本人確認書類など、通常の問い合わせフォームで収集しない情報は別の承認済みシステムへ誘導します。

過剰な設問による入力離脱

問い合わせフォームに部署名、住所、役職、従業員数、予算、導入時期などを一度に求めると、スマートフォン利用者が途中で離脱します。最初の接点では氏名、連絡先、問い合わせ内容など最小限にし、商談化後に必要情報を取得する設計が現実的です。郵便番号から住所を補完する機能を使う場合も、配送など住所が必須の業務だけに限定します。

外部ツール連携とAI機能による業務効率化

formrunはフォームを入口にして通知、返信、日程調整、決済へつなげられますが、自動化する前に人が判断すべき業務を分けます。

AIメールアシスタントと問い合わせ返信

AIメールアシスタントは、届いた問い合わせを基に返信文案の作成や表現の調整を支援する機能です。2026年8月14日に確認した公式料金ページでは、AIメールアシスタントはSTARTERとPROFESSIONALの対象機能です。料金、契約、法務、個人情報、障害対応の回答を無検証で送信する用途には向きません。送信担当者が事実確認を行い、承認が必要な文面は社内ルールに従って確認します。

株式会社ベーシックは、2025年6月17日のAIメールアシスタント公開案内で、社内先行運用において問い合わせ対応が約35分から約5分へ短縮したと紹介しています。この数値は同社の検証条件での結果です。自社で検証するなら、導入前後それぞれ20件程度の問い合わせについて、受信確認、情報確認、文案作成、承認、送信までを計測し、AIが利用できない例外対応を別集計します。

runシリーズとの連携範囲

株式会社ベーシックは、フォーム作成のformrunに加え、日程調整のbookrun、AIチャットボットのaskrun、FAQ作成のfaqrun、ワークフローのworkrunを展開しています。askrunは、WebサイトURLやFAQを読み込ませてチャットボットを構築するサービスとして案内されています。詳細な提供条件はaskrunの公式案内で確認できます。

問い合わせ対応の設計例は、「FAQで自己解決できる質問を先に表示する」「フォーム回答を担当チームへ通知する」「必要なら日程調整URLを返信する」という流れです。回答内容をCRMへ転記する連携を設計する場合は、氏名、メールアドレス、問い合わせ種別などの項目名と形式を先に統一します。項目設計が部署ごとに違うまま連携を始めると、重複レコードや空欄データが増えます。

API連携と決済利用の注意点

2026年8月14日に確認した公式料金ページでは、WebhookとAPI連携はPROFESSIONALの対象機能です。CRMや基幹システムとつなぐ場合は、どの操作をformrun側で行い、どの操作を外部システム側で行うかを決めます。二重更新を避けるため、顧客情報の正本を一つに定め、フォームは受付、CRMは顧客履歴というように役割を分けます。

StripeやPayPalなどの決済連携、formrunの注文決済機能を使う場合は、決済方法、返金、チャージバック、サブスクリプション関連費用で実質コストが変わります。固定の手数料率は契約条件や決済手段で変動するため、料金表の数字を他サービスと単純比較しません。Stripe公式の料金案内も参照し、月額売上、返金率、必要な請求書機能を同じ条件で比較します。

国内企業の導入事例

企業名

業種・規模

formrun導入事例で紹介された内容

ブロードマインド株式会社

金融・ライフプラン支援

フォーム作成の内製化に関する事例

合同会社テラセル

人材・教育支援

広告経由の獲得と問い合わせ導線の見直しに関する事例

有限会社雅興産

不動産・スポーツジム運営

ペーパーレス化により関連業務が約50%削減した事例

株式会社トモダ企画

人材派遣・業務支援

月約1,600人分の書類整理作業削減に関する事例

株式会社ベーシックは導入事例集で各社の取り組みを紹介しています。成果値は導入前の業務量、対象期間、既存システムにより異なります。自社の期待値を置く際は、紙の受付件数、来店対応時間、転記時間を導入前に測定して比較します。

Googleフォーム・Tayoriとの違い

Googleフォーム、Tayori、formrunは得意な業務範囲が異なるため、無料かどうかではなく、作成後の対応管理と統制要件で比較します。

比較の前提条件

GoogleフォームはGoogleアカウントで作成でき、回答をGoogleスプレッドシートへ連携しやすい点が特徴です。Google WorkspaceとGmail、Apps Script、CRMなどを組み合わせれば、回答通知やメール送信の業務設計は可能です。ただし、フォーム単体の画面でカンバン型の問い合わせ対応まで一元化するかどうかは別の比較軸です。

Tayoriはフォーム、FAQ、チャットなどの顧客対応機能を提供しています。formrunとの優劣を一律に決めるのではなく、FAQを中心に自己解決を増やしたいのか、フォーム回答をカードで管理してメール対応したいのかで選びます。

比較軸

Googleフォーム

Tayori

formrun

初期費用

Googleアカウントで基本機能を利用可能

無料枠と有料プランを提供

FREEプランと有料プランを提供

回答データの扱い

スプレッドシート連携が中心

フォーム・FAQ・対応機能を組み合わせる設計

回答をカード化し、ボードでステータス管理

個別メール対応

Gmailや自動化ツールとの組み合わせで実現

プラン・機能範囲に応じて対応

フォーム回答を起点に対応履歴を管理する設計

チーム対応

スプレッドシートや共有受信箱の運用設計が必要

問い合わせ対応・FAQ運用に利用

担当、ステータス、カード管理を同一画面で扱う

向くケース

社内調査、簡易アンケート、Google Workspace中心の組織

FAQ・問い合わせ窓口をまとめたい組織

フォーム作成から対応進捗まで一元化したい組織

Googleフォームの機能はGoogleフォーム公式案内、Tayoriの料金・機能条件はTayori公式のプラン案内を基に、契約時点で比較します。

選定の判断基準

社内アンケートを年数回実施し、回答はスプレッドシートで集計できればよい場合は、Googleフォームが候補になります。FAQページとチャットを中心に顧客の自己解決を増やしたい場合は、TayoriのFAQ・チャット機能を比較します。問い合わせ後の担当割り当て、返信履歴、対応状況をフォームの回答単位で追いたい場合は、formrunのボード運用を試します。

比較テストでは、同じ問い合わせフォームを各候補で作成し、入力時間、初回返信までの時間、引き継ぎに必要な操作数を記録します。月20件程度のテスト回答を使い、チーム内で未対応案件を30秒以内に判別できるなら、その手順を実務フローに組み込みます。判別できなければ、通知先、担当割り当て、ステータス設計を見直します。

Googleフォーム・Tayori・formrunの得意領域と用途の対比

▲ Googleフォーム・Tayori・formrunの得意領域と用途の対比

よくある質問

formrunのログイン、アンケート作成、料金に関する質問へ直接回答します。

Q:formrunのログイン画面はどこにありますか?

A:formrunのログイン画面は、公式ログインページにあります。第三者サイトのリンクからアクセスした場合も、入力前にURLがform.runの公式ドメインであることを確認します。

Q:formrunでアンケートを作成するために必要なものは何ですか?

A:メールアドレスでアカウントを作成し、テンプレートまたは空のフォームから設問を追加します。公開前に、アンケートの目的、個人情報の利用目的、回答通知の宛先、送信後の案内文を用意すると設定が進みます。

Q:FREEプランでも条件分岐を使えますか?

A:使えます。2026年8月14日に確認した公式料金ページでは、条件分岐選択はFREEを含む各プランの基本機能として掲載されています。条件分岐の段数や提供条件が変わる場合があるため、formrun公式料金ページの「フォーム項目」で対象条件が確認できれば分岐を使ったフォームを公開し、確認できなければ分岐なしの設問構成でテストします。自動返信メールはFREEの対象外で、BEGINNER以上が対象です。

Q:無料プランから有料プランへ切り替える目安は何ですか?

A:回答数がFREEの月30件程度という目安に近づく場合、送信者への自動返信が必要な場合、複数人で対応する場合が切り替えの目安です。月間回答数、フォーム数、担当者数を集計し、BEGINNER以上の機能と費用を同じ表で比較します。

まとめ

formrun導入で問い合わせ対応を効率化する最初の一歩は、無料登録後に実際の問い合わせフォームを1本作り、公開前テストを行うことです。まずは氏名、メールアドレス、問い合わせ内容など最小限の設問でフォームを作成し、条件分岐、通知、送信完了画面を確認します。

月30件程度以内の社内アンケートならFREEプランで操作性を検証できます。顧客向けフォームで自動返信や複数人対応が必要なら、回答数、フォーム数、メンバー数を集計して有料プランを比較します。SSOは2026年8月14日時点の公式ヘルプで非対応と案内されています。SSOを必須とする組織はformrun単体での全社認証を前提にしません。

テストフォームをスマートフォンから1件送信し、通知先・自動返信文・フォーム管理台帳の登録内容を順に確認します。通知が届き、自動返信の内容が社内ルールに合い、台帳に管理者・利用目的・保存期間を登録できれば限定公開へ進みます。いずれかが満たせなければ、公開前に通知設定、文面、管理担当を修正します。

  • ✅ テストフォームを1本作成し、スマートフォンから送信する

  • ✅ 通知先と自動返信文の内容を確認する

  • ✅ フォーム管理台帳へ管理者・利用目的・保存期間を登録する

本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。

監修

Admina Team

情シス業務に関するお役立ち情報をマネーフォワード Adminaが提供します。
SaaS・アカウント・デバイスの管理を自動化し、IT資産の可視化とセキュリティ統制を実現。
従業員の入退社対応や棚卸し作業の工数を削減し、情報システム部門の運用負荷を大幅に軽減します。
中小企業から大企業まで、情シス・管理部門・経営層のすべてに頼れるIT管理プラットフォームです。