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QuickBooks(クイックブックス)の特徴と料金プランを徹底解説

QuickBooks(クイックブックス)の特徴と料金プランを徹底解説

QuickBooks(クイックブックス)の特徴と料金プランを徹底解説

QuickBooks(クイックブックス)の特徴と料金プランを徹底解説

米国拠点のある企業や外資系の日本法人で、QuickBooksを会計システムとして指定される事例が増えています。本記事では、QuickBooks(クイックブックス)の特徴・料金プラン・日本での利用における注意点を、情シス担当者の実務目線で整理します。

この記事でわかること

この記事でわかること

  • QuickBooksの概要と、世界で採用される理由

  • 日本語UIや公式マニュアルが存在しないこと、および英語運用の前提

  • 最新の料金プラン(Simple Start〜Advanced)と自社規模別の選び方

  • 日本の税制・電子帳簿保存法への対応で発生しやすい失敗パターン

SaaS管理とその周辺領域の情報を1冊に集約

「SMPと周辺領域」は、これまでリリースしてきたホワイトペーパーの最も重要な部分をピックアップ、再編集し、多忙なコーポレートIT担当者の方でもSaaS管理について一気に学べる入門書となっています。

SaaS管理とその周辺領域の情報を1冊に集約

「SMPと周辺領域」は、これまでリリースしてきたホワイトペーパーの最も重要な部分をピックアップ、再編集し、多忙なコーポレートIT担当者の方でもSaaS管理について一気に学べる入門書となっています。

SaaS管理とその周辺領域の情報を1冊に集約

「SMPと周辺領域」は、これまでリリースしてきたホワイトペーパーの最も重要な部分をピックアップ、再編集し、多忙なコーポレートIT担当者の方でもSaaS管理について一気に学べる入門書となっています。

QuickBooks(クイックブックス)とは

QuickBooks(クイックブックス)とは、米Intuit社が開発・提供する中小企業向けのクラウド型会計ツールです。請求書作成、経費精算、銀行口座との連携、在庫管理などを一元化し、企業の財務状況をリアルタイムで可視化します。なお、「quickbook」や「quick book」と検索されることもありますが、正式名称はQuickBooksです。

海外の商習慣や税制に標準対応しているため、米国へ進出する企業や外資系企業の日本法人で標準ツールとして採用されるケースが一般的です。単なる帳簿作成ツールにとどまらず、経営判断に必要なデータを集約するダッシュボードとしての役割を果たします。

従来はデスクトップ版が主流でしたが、現在は「QuickBooks Online」への切り替えが進んでおり、あらゆるデバイスから最新の財務データにアクセスできる点が大きな特徴です。

QuickBooksによる業務一元化とクラウドアクセスの全体像

▲ QuickBooksによる業務一元化とクラウドアクセスの全体像

QuickBooksを導入するメリット・デメリット

グローバル標準の利便性と、日本固有の要件への対応コスト、両面を整理する。

リアルタイムなキャッシュフローの把握

銀行口座やクレジットカードとの自動同期により、売上や経費の動きを即座に把握できます。仕訳の自動化によって手入力作業を大幅に削減できるため、経理担当者はより付加価値の高い業務に集中できます。カスタムメイドの見積書や請求書の送信が迅速に行えるため、資金回収のサイクルを短縮できます。

クラウドによる場所を問わないアクセス

ユーザーのデータはクラウドに安全に保存され、PCやタブレット、スマートフォンからいつでも確認できます。海外出張中でも、オフィスにいても、最新の財務情報を参照できるため、海外拠点との連携がスムーズになります。

導入時の注意点・よくある失敗パターン(デメリット)

グローバル基準である反面、日本特有の要件には適合しづらい面があります。よくある失敗パターンとして「日本の消費税(10%や軽減税率)を、QuickBooksの海外向け付加価値税(VAT)やSales Tax機能で無理に代用しようとすること」が挙げられます。設定を誤ると、後から税理士が修正するための相当なリカバリー工数が発生します。

想定読者の規模別に見ると、50名未満のスモールビジネスであればQuickBooks単体での運用も可能ですが、50〜300名規模になると、国内向けの経費精算システムや人事労務システムとの連携不足がボトルネックとなります。また、情シス部門においては、海外SaaSツールが無断で導入される「シャドーIT」のリスクにも警戒が必要です。一元的なID管理が行われていないと、退職者のアカウントが放置され、情報漏洩につながる恐れがあります。

SaaS管理とその周辺領域の情報を1冊に集約

「SMPと周辺領域」は、これまでリリースしてきたホワイトペーパーの最も重要な部分をピックアップ、再編集し、多忙なコーポレートIT担当者の方でもSaaS管理について一気に学べる入門書となっています。

SaaS管理とその周辺領域の情報を1冊に集約

「SMPと周辺領域」は、これまでリリースしてきたホワイトペーパーの最も重要な部分をピックアップ、再編集し、多忙なコーポレートIT担当者の方でもSaaS管理について一気に学べる入門書となっています。

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「SMPと周辺領域」は、これまでリリースしてきたホワイトペーパーの最も重要な部分をピックアップ、再編集し、多忙なコーポレートIT担当者の方でもSaaS管理について一気に学べる入門書となっています。

QuickBooksの料金プランと選び方

QuickBooks Onlineは、サブスクリプション型の月額または年額課金制となっています。企業の成長フェーズに合わせて柔軟にプランを変更できるのが特徴です。以下は現時点での主要プランの比較表です(料金はUSドル基準の目安であり、為替やキャンペーンにより変動します。最新の公式料金はIntuit公式サイトでご確認ください)。

プラン名

月額目安($)

対象規模

利用ユーザー数

主な機能・特徴

Simple Start

$38

50名未満

1名

所得・支出の追跡、請求書作成、銀行連携、基本レポート

Essentials

$75

50名未満〜

3名

Simple Startの全機能+複数通貨対応、請求管理、時間追跡

Plus

$115

50〜300名

最大5名

Essentialsの全機能+在庫管理、プロジェクト別収益管理

Advanced

$275

300名超

最大25名

Plusの全機能+高度な分析・レポート、専属サポート、カスタムロール

自社に最適なプランを判断するためのチェックリストを用意しました。以下のフローに沿って選択してください。

  • [チェック1] 経理担当者は1名のみで、基本的な帳簿づけができればよいか? → 該当する場合はSimple Start($38/月)

  • [チェック2] ドルやユーロなど複数通貨での取引があるか? または複数人で管理するか? → 該当する場合はEssentials($75/月)

  • [チェック3] 商品の在庫状況を追跡したり、プロジェクト単位での予実管理を行いたいか? → 該当する場合はPlus($115/月)

  • [チェック4] 複数部門・複数拠点での利用や高度なレポーティングが必要か? → 該当する場合はAdvanced($275/月)

日本での利用と日本語対応について

公式の日本語UIやマニュアルは存在しないため、英語での運用を前提とした社内体制の構築が必要です。

現時点において、QuickBooks Onlineには公式の日本語インターフェースは提供されておらず、日本語の公式マニュアルも存在しません。画面操作からカスタマーサポートに至るまで、基本的にはすべて英語(またはスペイン語など他の対応言語)で行う必要があります。

一部の非公式なコミュニティや個人のブログで日本語の解説記事が公開されていることはありますが、システムのアップデートが頻繁に行われるため、情報が陳腐化しているリスクがあります。常に一次ソースである公式の英語ドキュメントを参照する体制が必要です。英語UIへの対応が難しい国内専業のスモールビジネスが導入すると、運用に行き詰まるリスクが高い点には注意が必要です。

また、電子帳簿保存法インボイス制度などの日本固有の法令要件については、QuickBooksが標準で対応しているわけではないため、税理士や専門家と連携した初期設定が前提となります。

代替手段とシステム連携のベストプラクティス

言語の壁や国内税制への対応に不安がある企業は、日本の法律(電子帳簿保存法インボイス制度など)に標準対応した国産の会計ソフトを利用することが最も安全な選択肢です。

しかし、海外親会社からの指定などでどうしてもQuickBooksを利用せざるを得ない場合は、SaaS管理ツール「Admina(アードミナ)」等との連携が効果的です。Adminaを活用することで、英語UIのツールであってもアカウント発行や権限管理のプロセスを一元化・自動化でき、情シス部門の運用負担を削減できます。300名超のエンタープライズ企業では、海外拠点はQuickBooksで管理し、国内拠点は日本のERPで管理するという分割統制のアプローチが一般的です。

よくある質問

Q1: QuickBooksに無料トライアルはありますか?

はい、30日間の無料トライアルが提供されています。本格導入の前に、実際の英語UIをテスト環境で操作し、自社の業務フローに適合するかを確認してください。

Q2: クイックブックス オンラインは日本の会計ソフトとどう違いますか?

日本の会計ソフトは国内の税法やインボイス制度に最適化されていますが、QuickBooksは米国のSales Taxや欧州のVATなど海外税制を基準に設計されています。日本の制度に厳密に合わせるためには、初期設定に高度な専門知識が要求されます。

Q3: 日本語のサポートを受ける方法はありますか?

Intuit公式の日本語サポートは提供されていません。そのため、米国進出支援を行っている日系の会計事務所や、バイリンガル対応のBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスに運用代行を依頼するのが一般的です。

QuickBooksと日本の会計ソフトの特徴比較

▲ QuickBooksと日本の会計ソフトの特徴比較

まとめ

QuickBooksは、グローバルなビジネス展開を強力にバックアップする高機能な会計システムです。ただし、日本特有の税制や言語の壁があるため、導入可否は慎重に見極める必要があります。まずは30日間の無料トライアルに登録し、実際の操作感や機能要件を確認することを推奨します。自社の規模や要件に合わないと判断した場合は、国産の会計ソフトへの切り替えや、Admina等のSaaS管理ツールを活用したハイブリッドなシステム運用体制の構築を検討してください。

✅ 導入前アクションチェックリスト

  • ✅ 自社が米国拠点を持つ、または海外親会社からQuickBooksの利用指定があるか確認した

  • 30日間の無料トライアルに登録し、英語UIの操作感・業務フローへの適合性を確認した

  • ✅ 日本の消費税(10%・軽減税率)やインボイス制度への対応方針について、税理士またはバイリンガル対応の会計事務所に相談した

  • ✅ 自社規模と必要ユーザー数をもとに、最適なプラン(Simple Start〜Advanced)を絞り込んだ

  • ✅ シャドーITのリスクを踏まえ、アカウント管理・権限管理の体制(Admina等の活用含む)を検討した

本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。

監修

Admina Team

情シス業務に関するお役立ち情報をマネーフォワード Adminaが提供します。
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