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freee人事労務とは?2026年最新の料金プランと導入効果を解説

freee人事労務とは?2026年最新の料金プランと導入効果を解説

freee人事労務とは?2026年最新の料金プランと導入効果を解説

freee人事労務とは?2026年最新の料金プランと導入効果を解説

働き方改革や度重なる税制改正、労働基準法のアップデートなど、人事労務部門を取り巻く環境は激変しています。こうした中、給与計算や勤怠管理、労務手続きを一気通貫で効率化できるツールとして「freee人事労務」が大きな注目を集めています。

※本記事は、社会保険労務士資格保有者および中小企業向けITシステム導入コンサルタントの監修のもと、2026年6月時点の公開情報をもとに作成しています。最新情報は必ずfreee公式サイトでご確認ください。

しかし、「自社に合う最適なプランがわからない」「導入後に設定で失敗しないか不安」という声も少なくありません。本記事では、人事労務のプロおよび情シスの視点から、freee人事労務の全貌を2026年最新の情報を交えて解説します。他社ツールとの違いや、導入時に陥りがちな罠、実際の導入効果まで網羅しているため、システム選定の確実な判断材料となるはずです。

freee人事労務の機能や2026年最新の料金プラン、従業員情報の一元化による導入効果をわかりやすく解説するインフォグラフィック。

freee人事労務とは?機能と特徴を解説

本記事のポイント:

  • 勤怠・給与・年末調整・各種手続きを一気通貫で自動化できる統合型ERP。

  • 基本料金は廃止済み。従業員5名分の最低料金からスタートできる従量課金制(freee公式料金ページで最新情報を要確認)。

  • 従業員マスタを一元管理するため、住所変更などのCSV転記作業が不要になる。

  • 2026年4月施行の通勤手当非課税限度額改正など、法改正への自動対応は追加料金なし。

freee人事労務とは、freee株式会社が提供するクラウド型の人事労務管理システムである。給与計算、勤怠管理、年末調整、社会保険手続きなど、バックオフィスに必要な一連の業務をインターネット上で完結させ、自動化とペーパーレス化を実現できる。最大の利点は、従来それぞれのシステムやExcelでバラバラに行われていた作業を1つのデータベースで統合管理できる点である。手入力による転記作業が解消され、ヒューマンエラーを大幅に減らせる。

freee人事労務の特徴と他社ツールにない圧倒的な強み

freee人事労務の最大の特徴は、従業員マスタの一元化によってあらゆる労務手続きが自動連携される点にある。

従来の労務管理では、勤怠システム、給与計算システム、労務手続き(社会保険・年末調整など)のツールがバラバラで運用されるのが一般的であった。そのため、従業員の住所変更や扶養家族の追加が発生するたびに、それぞれのシステムへCSV等を使ってインポート・エクスポートする手間(転記作業)が発生していた。freee人事労務は「統合型ERP」としての強みを持っており、従業員マスタが完全に1つに集約されている。これにより、従業員自身がスマートフォン等で住所変更を行うだけで、勤怠設定、給与計算の所得税率、社会保険手続き、年末調整データにいたるまですべてがリアルタイムに、かつ自動で反映される。このシームレスな一元管理が、単一機能ツールに対する最大の差別化ポイントとなっている。

従来型のバラバラなシステム運用とfreee人事労務(統合型ERP)のデータ連携の違い

▲ 従来型のバラバラなシステム運用とfreee人事労務(統合型ERP)のデータ連携の違い

ペーパーレス化と業務の抜け漏れ防止機能

クラウドによる完全ペーパーレス化と自動アラート機能の搭載により、手戻り作業と手続き漏れの双方を物理的に防止する。

freee人事労務は、入退社手続きやマイナンバー収集、給与明細・賞与明細の配布、さらには毎年の年末調整まで、すべてのステップで紙ベースの運用を廃止できる。従業員が直接スマートフォンなどから必要な情報を入力するため、管理者がデータを再入力する手間がかからない。万が一記入漏れや不備があっても、オンライン上で即座に差し戻しと修正が可能である。また、タスク管理機能には自動アラートが備わっており、誰がどの手続きをいつまでに終えるべきかがダッシュボード上で可視化される。これにより、社会保険手続きや入社手続きの「やり忘れ」といったコンプライアンスリスクを大幅に低減できる。

freee人事労務を活用した完全ペーパーレス手続きの3ステップ

▲ freee人事労務を活用した完全ペーパーレス手続きの3ステップ

法改正への自動対応と直近のアップデート実績

頻繁に改正される労働法や税制に対し、ユーザー側の設定変更を必要とせず完全自動で最新基準へとアップデートされる。

freee人事労務は、追加費用なしで常に最新の法令に対応した自動アップデートが行われる。

直近の法改正・新機能への対応実績

1. 2026年4月施行:通勤手当の非課税限度額引き上げ・新基準への自動対応
2026年4月1日の税制改正に伴い、自動車や駐車場を利用する従業員の通勤手当非課税限度額が変更された。これに伴う距離に応じた新たな変動基準や駐車場加算措置(月額最大5,000円)の複雑な計算ルールに対しても、システム側が自動判定。管理者が手動で再計算する手間をなくし、適正な非課税計算が行われる。

2. 2025年度(令和7年度)税制改正:年末調整変更への完全対応
所得税103万や住民税100万の壁に関連する見直し、および学生アルバイト等を対象とする特定親族特別控除の新設など、年末調整の税計算プログラムが適正化された。

3. 2025年3月リリース:「残業分析レポート」機能
2024年4月から本格適用された残業時間の上限規制(いわゆる2024年問題、根拠法令:厚生労働省「時間外労働の上限規制」)への対策として、社内の時間外労働をダッシュボード上で一目で可視化できる「残業分析レポート」が提供開始された。これにより、労務違反が発生する前に予防措置を講じることが容易になっている。

外部連携と社労士向け専用プランの活用

APIによる多様な外部ツール連携に加え、社労士専用プランを介して外部専門家とハイブリッドに運用できる体制が整っている。

freee人事労務は、他社勤怠・労務システム、SlackやLINE WORKSなどのチャットツールとAPI経由でシームレスに連携できる。既存の勤怠管理システムを活かしたまま、給与計算のみをデジタル化する構成も容易である。さらに、2025年夏より提供されている会計事務所・社労士事務所専用プラン(「freee人事労務 年調プラン」「給与年調プラン」など)を活用することで、「自社で内製化する部分」と「社労士がチェックや社会保険電子申請を行う部分」をシステム上で役割分担できる。データ受け渡しの転記ミスやメール添付の手間がなくなり、安全で迅速な業務委託が実現できる。

freee人事労務の料金プラン

初期導入時の基本料金を廃止し、従業員5名までの最低利用料金から開始できるシンプルな従量課金体系となっている。

プラン名

特徴・主な機能

年払い時の料金
(5名分を含む)

月払い時の料金
(5名分を含む)

6名以降の追加料金
(1名あたり/月)

ミニマム

給与計算デジタル化に特化。WEB明細配布、管理者のみの年末調整。

年24,000円
(月換算 2,000円)

月2,600円

+400円

スターター

年末調整の従業員入力対応、入退社手続き、社会保険の電子申請。

年36,000円
(月換算 3,000円)

月3,900円

+600円

スタンダード

勤怠打刻(PC・スマホ)、ワークフロー、有給休暇の自動付与。

年48,000円
(月換算 4,000円)

月5,200円

+800円

アドバンス

人事マスタとしての活用、身上変更ワークフロー、給与計算チェック。

年66,000円
(月換算 5,500円)

月7,150円

+1,100円

※料金はすべて税抜表記。なお、6名以降の追加料金が発生するのは「その月に実際に給与明細を確定した(0円を超える給与計算を行った)従業員」のみである。在籍していてもその月は給与支払いが発生しない休職者や、マスタ登録されているのみの従業員には追加費用がかからない。休職者は課金対象外のため、実コストを抑えやすい。
※上記の料金は記事作成時点(2026年6月)の情報です。最新の料金・プラン内容はfreee公式料金ページで必ずご確認ください。

freee人事労務の導入でよくある「誤解」と失敗パターン

下記の3点は、導入後によく寄せられるトラブル事例だ。事前に把握しておきたい。

多くの企業が導入する一方、仕様や運用に関する事前認識の甘さから、導入後にトラブルへ発展する事例がある。以下に代表的な3つの失敗パターンと対策を提示する。

1. 最安プランを選択して従業員がスマホ打刻できない

失敗:コスト抑制のために「ミニマム」または「スターター」を契約したものの、従業員がPCやスマートフォンから直接タイムカード打刻を行えず、勤怠管理システムとして機能しなかった。
対策:従業員自らが勤怠打刻(PC・スマホ対応)を行う機能、および有給休暇の自動付与・管理機能は「スタンダード」以上のプランでなければ利用できない。勤怠管理から一気通貫で自動化させたい場合は、必ずスタンダードプラン以上を選択すること。

2. 「専門知識ゼロでも自動計算できる」という思い込みによる設定ミス

失敗:自社の複雑な就業規則や残業代計算ルール(変形労働時間制や深夜勤務など)を誤って初期設定してしまい、誤った給与支払いを長期にわたって継続してしまった。
対策:システム自体は初心者向けに設計されているものの、就業規則を正しく落とし込むには労務の基本知識が必要になる。初期設定に不安がある場合は、freeeの公式「導入支援サポート」を利用するか、提携している認定アドバイザー(社労士)に設定代行・監修を依頼するのが賢明である。

3. 稼働途中で給与の「締め日・支払い日」を安易に変更してデータ大混乱

失敗:運用途中で給与の締め日を変更した際、過去の確定済み明細を正しく処理せず変更を進めた結果、freee会計との仕訳データが重複。年末調整や定額減税などの累積データが狂い、手計算での修正を強いられた。
対策:締め日の変更は税務や会計の連携に重大な影響を与える。必ず公式ヘルプページの「2025年以降の最新手順」を事前に熟読し、データのバックアップを取得した上で段階的に進める必要がある。

自社の導入ニーズに合致する最適な料金プラン選択フロー

▲ 自社の導入ニーズに合致する最適な料金プラン選択フロー

具体的な導入効果と企業別成功事例

手作業をデジタル化することにより、給与計算などの主要業務を最大約66%削減する効果が実証されている。

freee人事労務を実際に導入した国内企業は、紙の廃止やシステム一元化により、顕著な効率化とコスト削減を達成している。以下は、公式に報告されている実在企業の成功事例である。

企業名

業種 / 規模

導入前の課題

導入後の効果・数値

株式会社パワーハウス

IT・ソフトウェア開発 / 約300名

Excel勤怠表を運用し、月末に300通のメール回収と手入力を実施。給与計算に3名体制で3日間を要していた。

作業が完全に効率化され、1名体制・2日間で給与計算が完結。年末調整もオンラインで完全ペーパーレス化。

ニッケ物流

物流

現場から本社への紙の申請書が大量に届き、月次の締め作業に半月(約15日)かかっていた。

拠点承認等のワークフローをオンライン化し、月次締め作業を7営業日に短縮

株式会社タイセイ

製造・商社

海外拠点拡大により紙・Excel管理が限界。転記ミスや毎年の法改正対応に課題。

給与計算業務の完全内製化により、作業時間を3分の2(約66%)に削減。リアルタイムに原価・経営数値を把握可能。

ホーセック株式会社

建設

複写式の紙で出退勤を記録。Excel日報との二重入力により転記ミスが多発し、正確な労務費原価が不明だった。

freee人事労務とfreee会計をAPI連携。現場ごとの労務費予実および利益管理が瞬時に把握可能になり、業務改革を実現。

このように、あらゆる業種で手作業の手間や時間のロスが削減されており、業種や規模を問わず一定の効果が見込める。上記の各事例の詳細はfreee公式導入事例ページでご確認いただけます。

よくある質問

Q:社労士事務所との連携ができる専用のプランはありますか?

A:はい、ございます。freeeは会計事務所や社労士事務所向けに「freee人事労務 年調プラン」や「給与年調プラン」といった専用プランを提供しています。これらを利用することで、自社と顧問社労士が同一のクラウドシステム上でデータを共有し、手続きや計算チェックをスムーズに分担することが可能です。

Q:在籍しているが休職している従業員の追加料金は発生しますか?

A:いいえ、発生しません。freee人事労務の従量追加料金が発生するのは、その月に実際に給与計算を実行し、確定(0円を超える給与計算)を行った従業員のみです。従業員マスタに登録されているだけで、その月は無給の休職者などについては課金対象外となります。

Q:どのプランからスマートフォンによる勤怠打刻が可能になりますか?

A:従業員ご自身がPCやスマートフォンからログインして打刻(勤怠入力)を行う機能は、「スタンダード」以上のプランで提供されています。最安のミニマムプランやスタータープランでは管理者以外の打刻機能が使えないため、勤怠一元化を図る場合はスタンダード以上をご検討ください。

まとめ

freee人事労務は、一括管理と自動化を通じて人事労務の煩雑な事務作業を効率化できる統合型ERPシステムです。2026年最新の法改正にも自動対応し、従業員情報の一元化によってペーパーレス化と転記ミスの解消を同時に実現できます。勤怠管理まで一元化するなら、まずスタンダードプランを基準に検討するとよいでしょう。

導入前に以下の項目を確認しておくと、選定ミスを防ぎやすくなります。

  • ✅ 自社の給与締め日・勤怠管理の現状を事前に整理した

  • ✅ 従業員がスマホ打刻を使う場合はスタンダード以上を選択した

  • ✅ 就業規則の初期設定に不安があれば、認定アドバイザー(社労士)への相談を検討した

本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。

監修

Admina Team

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