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キッティングアウトソーシングとは?メリット・費用・業者比較のポイントを解説

キッティングアウトソーシングとは?メリット・費用・業者比較のポイントを解説

キッティングアウトソーシングとは?メリット・費用・業者比較のポイントを解説

キッティングアウトソーシングとは?メリット・費用・業者比較のポイントを解説

キッティングアウトソーシングとは?メリット・費用・業者比較のポイントを解説

最終更新日

2026/01/29

キッティングのアウトソーシング(外部委託)は、情報システム部門がコア業務に集中するために不可欠な戦略です。PCの調達から初期設定、配送、そして廃棄までのライフサイクル全体をプロに任せることで、物理的な作業負担を劇減させ、属人化を防ぐことができます。

本記事では、キッティングを外注するメリット・デメリット、委託先の選定基準、さらにはIntuneなどを活用した最新の「ゼロタッチ・デプロイメント」まで、実務に即した知見を網羅的に解説します。

キッティング アウトソーシングとは

キッティングのアウトソーシングとは、PCやタブレットなどのITデバイスを業務で利用可能な状態に整える「セットアップ作業」の全行程を、外部の専門業者(ベンダー)に委託することです。

PCのキッティング作業には、開梱、OSの初期設定、業務アプリケーションのインストール、ネットワーク設定、セキュリティパッチの適用、そして資産管理ラベルの貼付などが含まれます。従来、これらは情シス担当者が手作業で行ってきましたが、多台数の導入やテレワークの普及に伴い、物理的なスペース確保や工数の増大が課題となっています。アウトソーシングを活用することで、これらの煩雑な作業をBPOとして切り出し、組織全体の生産性を向上させることが可能になります。

キッティングとセットアップの違い

キッティングは「業務にすぐ使える状態にするまでの全行程」を指し、単純なOS設定であるセットアップよりも広義な概念です。

キッティングは、本来「資材をセットにする」という意味を持ちます。IT分野では、ハードウェアの組み立てからソフトウェアの構成、資産管理台帳への登録までを含んだ一連のプロセスを指します。一方、セットアップは主にソフトウェアの導入や設定作業に特化した言葉として使われることが多いですが、実務上はほぼ同義として扱われることもあります。

LCM(ライフサイクルマネジメント)との関係性

LCMはPCの導入から廃棄までの一生を管理する概念であり、キッティングはその中の「導入」フェーズを担う重要な要素です。

LCMとは、IT資産の調達、キッティング、運用保守、そしてデータ消去・廃棄までのサイクルを最適化する手法です。キッティングのアウトソーシングを検討する際は、単発の作業依頼だけでなく、その後の故障対応やリプレース(買い替え)を見据えたLCM視点での委託が一般的になっています。

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キッティングをアウトソーシングするメリットは?

キッティングを外部委託する最大のメリットは、ノンコア業務である物理作業から解放され、DX推進やセキュリティ戦略といった上流工程にリソースを集中できる点にあります。

多くの情シス現場では、新卒採用時期やPCのOS更新(Windows 10から11への移行など)の際、数百台規模のキッティングが発生し、通常業務がストップしてしまう「キッティング地獄」が問題視されています。これを外注化することで、人的リソースの最適化、作業品質の均一化、そしてリードタイムの短縮という大きな恩恵を受けることができます。

人的リソースの最適化と生産性向上

外注化により、情シス担当者は「単純作業」から「IT戦略の立案」へと業務の軸足を移すことができます。

キッティング業務は、規模が大きくなるほど担当者のリソースを占有し、本来の業務を停止させてしまう要因となります。アウトソーシングを導入すれば、この膨大な時間を社内システムの改善やセキュリティ強化といった、より付加価値の高い業務に充てることが可能になります。

プロの作業による高品質・均一化

専門業者が持つ専用設備とチェックリストを用いることで、設定ミスや初期不良の発見漏れを防ぎ、安定した品質を担保できます。

手作業によるキッティングでは、IPアドレスの設定ミスや特定ソフトのインストール漏れといったヒューマンエラーが避けられません。アウトソーシングベンダーは、クローニング(マスターイメージの複製)技術や自動化ツール、厳格な検品体制を備えているため、どのPCを手に取っても同じ設定が施されている安心感を得られます。

スペース不足と物流管理の解消

外部センターを利用することで、大量のPC梱包材によるオフィススペースの圧迫や、配送手配の手間をゼロにできます。

大量のPCが届くと、段ボールだけで会議室が埋まることも珍しくありません。外注先は大型の倉庫や専用のキッティングセンターを保有しているため、入荷から設定、さらには拠点への個別配送までを一貫して代行してくれます。これは特に、物理拠点が分散している企業において大きなメリットとなります。

失敗しない委託先選定のチェックポイント

委託先を選ぶ際は、コストだけでなく「対応範囲の広さ」「セキュリティ体制」「最新技術への対応力」の3点を軸に評価することが重要です。

単に「設定が安い」だけで選ぶと、配送後のトラブル対応が遅れたり、クラウド管理ツール(MDM)への対応ができず、将来的に技術的な負債を抱えるリスクがあります。自社の運用フローにどこまで深く入り込んでくれるかを見極めましょう。

1. セキュリティ体制とISMS認証

企業の機密情報を扱うPCを預けるため、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証やPマークの取得状況は必須の確認事項です。

物理的な入退室管理や、ネットワークの分離、作業ログの保管が徹底されているかを確認してください。また、データ消去作業を依頼する場合は、消去証明書の発行が可能かどうかも重要な判断基準となります。

2. ゼロタッチ・デプロイメント(Intune等)への対応

今後の主流となる「Windows Autopilot」や「Apple Business Manager (ABM)」を活用した次世代キッティングに対応しているかを確認しましょう。

これからのキッティングは、PCを開封せずにクラウドから設定を流し込む「ゼロタッチ・デプロイメント」へとシフトしています。従来のクローニングだけでなく、Microsoft IntuneなどのMDM(モバイルデバイス管理)ツールを用いたモダンな運用を提案できるベンダーは、長期的なパートナーとして信頼できます。

3. LCM全体をカバーするサービス範囲

「作って終わり」ではなく、故障時の代替機発送や資産管理台帳の更新まで一括で任せられるかが鍵です。

PCの運用フェーズでは、必ず故障や紛失が発生します。その際、予備機をベンダー側に保管しておき、連絡一つで設定済みの代替機を出荷してくれる機能があるかを確認してください。これにより、情シスの突発的な業務を最小限に抑えられます。

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メリットだけじゃない?外注時の注意点とデメリット

アウトソーシングの主なデメリットは、自社内にキッティングのノウハウが蓄積されにくくなることと、急な追加依頼への柔軟性が低下することです。

すべての作業をブラックボックス化してしまうと、現場でトラブルが起きた際に情シスが原因を切り分けられなくなるリスクがあります。また、外注先との契約内容によっては、数台の急ぎのキッティングに対応してもらうのに高い特急料金がかかったり、納期が1週間以上先になったりする場合もあります。

  • ノウハウの空洞化: 設定手順書が更新されず、自社で対応できなくなる。

  • リードタイムの発生: 配送や受付のプロセスがあるため、即日対応が難しい。

  • コストの固定化: 閑散期でも最低利用料金が発生する場合がある。

実務に役立つキッティング外注の進め方

キッティングのアウトソーシングは、情シスの「働き方改革」を実現するための第一歩です。単なる外注化にとどまらず、資産管理やセキュリティ運用を見直す絶好の機会でもあります。

まずは現状のPC管理において、どの作業に最も時間を奪われているかを可視化してみてください。小規模なリプレースからスモールスタートで外部委託を試し、徐々にLCM全体へと範囲を広げていくのが、失敗しない導入のコツです。

もし、現状のキッティングフローに不安がある場合は、まずは現在の作業手順書を整理し、どこを自動化・外注化できるかを検討することから始めましょう。

物理的な管理と運用をアウトソースする「マネーフォワード Admina」

キッティングのアウトソーシングは、情シス部門の工数削減に大きく貢献します。しかし、外注先とのやり取りや、どの端末が誰に配布されているかといった「台帳管理」は自社で行う必要があり、Excelやスプレッドシートでの管理が煩雑になりがちです。

デバイスの物理的な運用と、デジタルな台帳管理の両方を一元化したい場合は「マネーフォワード Admina」のDevice倉庫プランの活用がおすすめです。

デバイスのライフサイクルをアウトソーシング

マネーフォワード AdminaのDevice倉庫プランを活用すれば、デバイスの保管・クリーニング・キッティング・配送・回収という物理的なプロセスをすべてアウトソーシングできます。

  • 「持たない」デバイス管理: デバイスは専用倉庫で保管。必要な時に指示を出すだけで、キッティング済みの端末が社員の元へ届きます。

  • SaaS管理とのシームレスな連携: 「誰が、どのPCを持ち、どのSaaSのアカウントを持っているか」を一つの画面で可視化。退職時のアカウント削除とデバイス回収の紐付けも容易です。

  • プロによる安定したキッティング品質: キッティング作業は専門スタッフが実施。作業品質の均一化と、情シス担当者の物理作業からの解放を同時に実現します。

「キッティング時期になると通常業務が止まってしまう」「在庫管理がExcelで煩雑になっている」といった課題を抱えている場合は、ぜひマネーフォワード AdminaのDevice倉庫プランをご活用ください。

本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。

監修

Admina Team

情シス業務に関するお役立ち情報をマネーフォワード Adminaが提供します。
SaaS・アカウント・デバイスの管理を自動化し、IT資産の可視化とセキュリティ統制を実現。
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