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【2026】無料Webデータベース5選!自作・作り方解説

【2026】無料Webデータベース5選!自作・作り方解説

【2026】無料Webデータベース5選!自作・作り方解説

【2026】無料Webデータベース5選!自作・作り方解説

公開日

最終更新日

「データベース 無料」や「webデータベース」で検索する人の目的は、SQLサーバーを構築したい場合と、ExcelやAccessに代わる業務アプリを作りたい場合に分かれます。本記事では、後者にあたるSQL不要のWebデータベースを中心に解説します。

対象は、個人でタスク管理を始めたい人、50名未満の小規模チーム、50〜300名規模で部門DBを整備したい情シス担当者です。300名超の企業では、無料利用よりも権限管理、監査ログ、API連携、シャドーIT抑止を優先して選定します。

Webデータベースとは?SQL型との違い

Webデータベースとは、ブラウザ上でフォーム、一覧、検索、集計画面を作り、複数人でデータを共有できる業務用データベースです。

本記事のポイント

  • この記事ではSQL不要のWebデータベースを中心に解説します。

  • 無料にはOSS、クラウドのフリープラン、無料トライアルの3種類があります。

  • 個人利用ならNotionやFullfree、部門利用ならExmentやプリザンターが候補です。

  • 顧客情報や人事情報を扱う場合は、無料かどうかより権限管理とログを優先します。

Webデータベースは、Excelのような表を起点に、入力フォーム、検索条件、担当者別ビュー、通知、承認フローを作れる点が特徴です。近年は生成AIとの統合も進み、「顧客管理アプリを作って」と自然言語で指示してテーブル案を作成したり、AI-OCRで紙の申請書やPDFを読み取ってレコード化したりする使い方が広がっています。

比較軸

Webデータベース

SQL型データベース

カード型・デスクトップDB

主な目的

業務アプリ作成、データ共有、脱Excel

システム開発、基幹DB、分析基盤

個人台帳、顧客カード、在庫カード

必要スキル

画面操作中心で、SQLは原則不要です

SQL、サーバー、バックアップ設計が必要です

Excelに近い操作で始められます

代表例

Exment、プリザンター、Notion、AppSheet

MySQL、PostgreSQL、SQL Server

Fullfree、Microsoft Access

向いている人

非エンジニア、情シス、業務改善担当

開発者、DB管理者、データ基盤担当

個人事業主、少人数の現場担当者

A5erとは何か、Webデータベースとの違い

「a5er とは」と検索されることがあるA5:SQL Mk-2は、SQL実行やER図作成に使う開発者向けツールです。無料で便利なデータベース関連ソフトですが、業務担当者がブラウザで顧客管理アプリを作るWebデータベースとは用途が異なります。

Webデータベース・SQL型・カード型データベースの用途と特徴の比較

▲ Webデータベース・SQL型・カード型データベースの用途と特徴の比較

無料Webデータベースの3分類と選び方

無料データベースの選定では、OSS、クラウドの無料プラン、無料トライアルのどれに該当するかを見極めましょう。

「無料」と書かれていても、永久無料で使えるもの、少人数だけ無料のもの、14〜30日だけ試せるものがあります。ライセンス費用が0円でも、サーバー費用や保守人件費を含めると有料SaaSより高くなるケースがあります。

分類

費用の考え方

代表例

向いている用途

注意点

OSS

ソフトのライセンス費用は0円です

Exment、プリザンター Community Edition、MySQL、PostgreSQL

自社サーバーで管理したい部門DB、Accessに代わるデータベース無料運用

構築、脆弱性対応、バックアップを自社で担います

クラウド無料プラン

初期費用と月額が0円の範囲で使えます

Notion Free、AppSheetのテスト利用枠など

個人利用、小規模チーム、クラウド データベース 無料の試用

ユーザー数、容量、履歴、APIに制限があります

無料トライアル

一定期間だけ有料機能を試せます

kintone、PigeonCloud、SmartDB、JUST.DBなど

全社導入前の比較検証、稟議前のPoC

期間終了後は有料契約が必要です

OSSは無料でもTCOは無料ではありません

OSSのデータベースソフト無料枠は魅力的ですが、情シス担当者が月5時間を保守に使い、社内工数単価を4,000円で見積もると、それだけで月2万円、年24万円のTCOが発生します。障害対応、OS更新、バックアップ確認まで含めると、IT専任者がいない企業ではクラウドの有料プランのほうが安定します。

自社の条件に合った無料Webデータベースのタイプ判定フロー

▲ 自社の条件に合った無料Webデータベースのタイプ判定フロー

無料で使えるWebデータベースの注意点と失敗パターン

無料Webデータベースの失敗は、容量不足、権限不足、情シス不在の野良DB化から起きます。

データ容量・ユーザー数の上限で業務が止まります

フリープランは、個人利用や数名の検証には向いていますが、部門全体の本番運用には上限が早く来ます。顧客管理で月200件の問い合わせを登録すると、1年で2,400レコードになります。無料枠のレコード数や添付ファイル容量が小さいツールを選んでしまうと、数か月であっさり有料プランへ移行せざるを得なくなります。

API連携とセキュリティ機能が制限されます

会計ソフト、CRM、Slack、TeamsなどとつなぐにはAPI連携やWebhookが必要です。無料プランではAPI利用回数、外部連携、監査ログ、SSOが制限されます。顧客情報や個人データを扱うなら、アクセス権限やバックアップ、通信の暗号化に加えて、退職者アカウントの停止手順など、クラウドセキュリティの観点での確認が欠かせません。

やってはいけないことは個人アカウントでの顧客DB運用です

現場が無料クラウドDBを個人メールで作り、顧客名簿や見積情報を入れると、退職時に引き継げない野良DBになります。個人情報保護委員会の安全管理措置の考え方に照らしても、アクセス制御と利用記録を説明できない状態は避けるべきです。情シスは、利用可能ツール、保存してよいデータ、外部共有の可否をガイドライン化します。

最初から複雑なリレーションを作ると定着しません

顧客、案件、見積、請求、問い合わせを初回からすべて結合すると、入力項目が増えて現場が使わなくなります。最初は1つのExcelシートを1テーブルに移行する範囲に留めてください。関連テーブルの追加は、2週間ほど運用して現場が慣れてから検討すべきです。

無料で導入できるWebデータベースおすすめ5選

個人利用なら手軽さ、法人利用なら権限管理と移行性を基準に無料データベースを選びます。

ツール

無料枠の種類

対象規模

無料枠の適用条件・上限の見方

商用利用の考え方

向いている業務

Exment

OSS

IT担当者がいる中小企業、部門

自社サーバー構成に依存します。レコード数とユーザー数は環境設計次第です

OSSライセンスと社内規程を確認します

顧客管理、案件管理、社内台帳

プリザンター

OSS、クラウドプラン

小規模チームから部門

Community Editionは自社運用です。クラウド無料枠は公式料金ページで現行条件を確認します

法人利用では権限、監査、バックアップ要件を確認します

プロジェクト管理、問い合わせ管理、Access代替

Fullfree

インストール型無料ソフト

個人、数名の現場

PC内でカード型DBを作ります。共有や高度機能は有料機能の確認が必要です

小規模な業務台帳に向きます

顧客カード、在庫カード、紙台帳の置き換え

Notion

クラウド無料プラン

個人、少人数チーム

日本語UIに対応済みです。無料プランは個人のページ管理やタスクDBに向き、添付ファイル容量やゲスト数などに制限があります

機密情報の全社管理は有料プランと管理機能を検討します

タスク管理、ナレッジDB、コンテンツ管理

AppSheet

作成・テスト用途の無料枠

プロトタイプ、現場アプリ検証

Googleスプレッドシートなどからアプリを生成できます。本番デプロイや業務利用は有料ライセンスが前提です

商用本番は有料契約を見込みます

点検記録、棚卸し、モバイル入力

個人利用で始めるならNotionかFullfreeです

「データベース 無料 個人」で探している場合は、Notionのテーブル、ボード、カレンダー表示が扱いやすいです。ネットワークを使わず、手元のPC内でカード型に管理したいのであれば、Fullfreeが有力な候補となるでしょう。

Accessに代わる無料データベースならWeb化の要否で選びます

Accessに代わるデータベース無料ツールを探す場合、1人で使う台帳ならFullfree、複数人で同時更新するならExmentやプリザンターが向いています。現在Accessファイルをメール添付でやり取りしている状態であれば、Webデータベース化によって最新版の取り違えリスクを大きく減らせます。

Webデータベースを無料で自作・構築する作り方

無料で自作する場合は、1テーブルの顧客管理から始め、2週間で入力と検索が回る状態を作ります。

手順1:Excelの列をそのままフィールド候補にします

最初に、いま使っているExcelから不要な列を削ります。顧客管理なら、会社名、担当者名、メール、ステータス、次回対応日、見込み金額、担当者、メモの8項目程度で十分です。最初から請求や契約まで入れず、入力頻度が高い項目に絞ります。

フィールド名

入力形式

設定例

設計の注意点

会社名

テキスト

株式会社サンプル

必須項目にします

ステータス

ドロップダウン

新規、商談中、受注、失注

自由入力にしないことで表記揺れを防ぎます

次回対応日

日付

2026-02-10

期限超過ビューを作れるようにします

見込み金額

数値

500000

円やカンマは表示形式で制御します

担当者

ユーザー選択

営業A

個人名の手入力を避けます

手順2:一覧、フォーム、ビューを作ります

ツール上で「顧客」テーブルを作り、上記フィールドを追加します。次に、全件一覧、担当者別一覧、今週対応ビュー、失注一覧を作ります。入力フォームでは、会社名、ステータス、次回対応日だけを必須にすると、初期運用で入力負荷が下がります。

手順3:20〜50件だけ移行してテストします

全データを一括移行する前に、代表的な20〜50件をCSVで取り込みます。3名以下で2週間使い、検索しづらい項目、入力漏れが多い項目、通知が多すぎる条件を直します。問題がなければ、既存Excelのバックアップを取得してから本番移行します。

スモールスタート用の2週間タイムライン

期間

やること

完了条件

1日目

目的と項目を決めます

1テーブル、10項目以内に収まっています

2〜3日目

フォームとビューを作ります

新規登録と検索ができます

4〜10日目

少人数で試します

毎日更新され、入力漏れを確認できます

11〜14日目

項目と権限を直します

本番移行の可否を判断できます

2週間で定着させるWebデータベース無料自作の3ステップ

▲ 2週間で定着させるWebデータベース無料自作の3ステップ

業務改善に効く最新動向と国内成功事例

2026年に向けたWebデータベース選定では、生成AI、AI-OCR、データガバナンスを前提に比較します。

国内市場は拡大し、データ管理の重要性が増しています

IDC Japanの国内データプラットフォーム市場予測によると、データ統合、保存、管理、ガバナンスを含む国内データプラットフォーム関連ソフトウェア売上は、2025年に7,371億円、前年比7.7%増とされています。2029年には9,934億円に達する見込みです(出典:IDC Japan、2025年6月発表)。なお、日本のDBMS市場が世界全体に占める割合については、調査機関・調査年によって数値が異なるため、導入検討時は最新の公式レポートを参照してください。

生成AIとAI-OCRで入力作業が変わります

JUST.DB、AppSheet、Bubbleなどのノーコード領域では、自然言語によるアプリ生成、PDFや紙帳票のAI-OCR取り込み、入力内容の自動要約が実用段階に入っています。無料プランだけで全機能を使えるとは限りませんが、将来の有料移行を見据えるなら、AI機能とデータ出力の可否は比較項目に入れるべきです。

企業名

導入ツール

業種・規模

課題

施策

成果

みずほ信託銀行

kintone

金融

Excel転記と集計に工数がかかっていました

業務アプリ化して入力と集計を一元化しました

年間200時間の業務削減を達成しました(サイボウズ事例より)

株式会社赤福

kintone

食品・小売

予約管理に手作業が残っていました

予約情報をWebDB化しました

年間200時間の削減につながりました(サイボウズ事例より)

株式会社アコーディア・ゴルフ

UnitBase

全国150拠点、PC・備品約3,000台

Excelと紙でPC資産、備品、申請を管理していました

WebDBとワークフローで発注申請を電子化しました

申請発注コストを従来の3分の1に圧縮しました(ジャストシステム事例より)

株式会社ジャパンセキュリティプロモーション

楽々Webデータベース

警備業

警備業法に関わる書類作成が手作業でした

書式をデジタル化し、入力と出力を標準化しました

書類作成時間を5分の1に短縮しました(住友電工情報システム事例より

京セラ株式会社

Platio

製造・物流現場

紙リストと目視で棚卸しをしていました

現場社員がノーコードで棚卸しアプリを作成しました

リアルタイム入力とデータ一元化を実現しました(アステリア事例より

規模別・用途別の導入チェックリスト

無料Webデータベースは、利用人数と扱うデータの機密度で選定基準を変えます。

規模

推奨方針

選定の重点

避けるべき運用

50名未満

個人・チーム単位で無料プランを試します

操作の簡単さ、CSV出力、バックアップ

個人アカウントだけで顧客情報を持つ運用です

50〜300名

部門DBとして権限と管理者を決めます

ロール権限、ログ、API、外部共有制御

部署ごとに別ツールを乱立させる運用です

300名超

無料利用より全社統制を優先します

SSO、監査ログ、ISMAP、ISO/IEC 27001、契約条件

情シス承認なしにSaaSへ個人データを投入する運用です

導入前に確認する項目

  • 扱うデータに個人情報、契約情報、決済情報が含まれるかを確認します。

  • 無料枠のユーザー数、レコード数、添付容量、履歴保存期間を確認します。

  • CSVエクスポート、API、Webhookで他システムへ移行できるかを確認します。

  • 退職者、異動者、外部委託先のアクセス停止手順を決めます。

  • バックアップ頻度と復元方法を管理者が説明できる状態にします。

freee、Money Forward、Salesforce、Slack、Teamsと将来連携する予定があるなら、無料枠だけで判断しないほうが安全です。最初の選定時点で、API制限と有料移行後の月額費用を並べて比較します。

よくある質問

無料Webデータベースは、個人利用、OSS、カード型、シャドーIT対策で判断基準が変わります。

Q:個人利用に向いている無料のWebデータベースは何ですか?

A:タスク管理やメモを含めて使うならNotion、PC内で顧客カードのように管理するならFullfreeが向いています。将来チーム共有する予定があるなら、CSV出力や権限管理ができるツールを選びます。

Q:OSSの無料データベースは本当に0円で使えますか?

A:ライセンス費用は0円でも、サーバー費用、バックアップ、脆弱性対応、障害対応の人件費がかかります。社内にインフラ担当者がいない場合は、TCOを見積もったうえでクラウド版や有料SaaSも比較します。

Q:カード型データベースはどんな業務に向いていますか?

A:カード型データベースは、顧客台帳、備品台帳、名刺管理、問い合わせ履歴のように1件ずつ詳細を見たい業務に向いています。複雑な承認フローや大人数の同時編集には、Webデータベース型のほうが適しています。

Q:無料WebデータベースのシャドーITを防ぐにはどうすればよいですか?

A:情シスが利用可能なツール、保存してよいデータ、外部共有のルールを明文化します。加えて、管理者アカウント、監査ログ、退職者のアクセス停止を運用ルールに入れると、野良DB化を抑えられます。

まとめ

無料Webデータベースは個人のタスク管理や小規模な顧客管理に有効ですが、OSS、フリープラン、無料トライアルを混同するとTCOや制限でつまずきます。明日から始めるなら、まず既存Excelを1枚選び、10項目以内の1テーブルに整理してください。そのうえで、3名以下、2週間の試験運用で入力負荷、検索性、権限管理を確認します。

  • ✅ 既存Excelの不要な列を削り、10項目以内に絞る

  • ✅ 無料枠の種類(OSS/フリープラン/トライアル)を確認する

  • ✅ 3名以下で2週間のテスト運用を開始する

  • ✅ 顧客情報を扱う場合は権限管理とバックアップ手順を決める

  • ✅ 本番移行前に既存Excelのバックアップを取得する

本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。

監修

Admina Team

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