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IaaS、PaaS、 SaaSとは?それぞれの定義や違いについて概要を解説

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IaaS、PaaS、 SaaSとは?それぞれの定義や違いについて概要を解説

IaaS、PaaS、 SaaSとは?それぞれの定義や違いについて概要を解説

HC

Admina team

Jul 26, 2023

クラウドサービス(SaaS,PaaS,IaaS)定義の違い

これからのビジネス環境において、クラウドコンピューティングはますます重要な役割を果たしています。しかし、クラウドコンピューティングには様々な用語が登場します。その中でも特によく聞かれるのが、「IaaS」「PaaS」「SaaS」という言葉です。これらの用語は、クラウドサービスの提供形態を表しており、それぞれ異なる役割と利点を持っています。今回は、IaaS、PaaS、SaaSのそれぞれの定義や違いについて解説します。

SaaS、PaaS、IaaSはクラウドサービスの利用形態によって分類される用語です。クラウドサービスは階層構造になっており、提供する範囲によって名称が異なります。クラウドは幅広い範囲を表現するため、それぞれが深い意味を持っています。SaaS、PaaS、IaaSは、ビジネスのニーズに応じて選択し、定義し、分類することで、幅を制限し、理解しやすくなるようにしています。

SaaS(Software as a Service)とは?

SaaS(Software as a Service)はクラウドベースのソフトウェア配信モデルです。SaaSの読み方は「サース」もしくは「サーズ」です。このモデルでは、ユーザーはインターネット経由でソフトウェアにアクセスすることができます。その結果、ソフトウェアの導入やメンテナンス、更新などの負荷が軽減されます。

SaaSは柔軟性と拡張性に優れており、企業の業務効率を向上させるための重要なツールとなっています。SaaSサービスは、オフィスソフト、メールサービス、オンラインストレージ、グループウェアなど、さまざまな種類のソフトウェアを提供しています。

利用者はアカウントを持つことで、どこからでもインターネット経由でアクセスすることができます。SaaSサービスでは、ソフトウェアのバージョンアップやバグ修正などの更新作業は利用者が行う必要がありません。

代わりに、サービス提供者が定期的にアップデートを行い、利用者は常に最新の機能を利用できます。SaaSサービスを利用するためには、契約を結び、ユーザーアカウントを作成する必要がありますが、それが完了するとすぐにサービスの利用が開始できます。

SaaS導入メリットとは?

SaaS(Software as a Service)の導入には多くのメリットがあります。初期投資の削減や素早い導入、柔軟なスケーラビリティやセキュリティ強化、さらにはメンテナンスの負担軽減などが挙げられます。企業にとってはコスト削減や効率化、競争力向上につながるため、SaaSは現代のビジネスにおいて欠かせないツールです。

代表的なSaaSサービスとは?

代表的なSaaSサービスには、Google Workspace、LINE WORKS、Microsoft 365、サイボウズ Officeなどのグループウェアがあります。また、会計システムのマネーフォワードや弥生会計、労務管理システムのfreee人事労務などもSaaSサービスとして利用されています。

PaaS(Platform as a Service)とは?

代表的なSaaSサービスには、Google Workspace、LINE WORKS、Microsoft 365、サイボウズ Officeなどのグループウェアがあります。また、会計システムのマネーフォワードや弥生会計、労務管理システムのfreee人事労務などもSaaSサービスとして利用されています。

PaaSとIaaSの違い

PaaSはクラウド上で利用できるプラットフォームのサービスであり、大規模なデータセンターでアプリケーションを稼働させるためのネットワーク、サーバーシステム、OS、ミドルウェアなどのプラットフォームが提供されます。ユーザーはこのプラットフォーム上で開発を行うことができます。

IaaSはクラウド上で利用できるネットワークやサーバーなどのコンピューティングリソースのサービスです。ユーザーは自由にリソース構成を選択し、任意のアプリケーションを構築することができます。IaaSの利用により、自社でサーバやネットワーク機器を保有する必要はありません。

代表的なPaaSサービスとは?

代表的なPaaS(Platform as a Service)サービスは、クラウド上でアプリケーションを開発・実行・管理するためのプラットフォームです。例えば、Google Cloud PlatformのApp EngineやMicrosoft AzureのAzure App Serviceなどがあります。これらのPaaSサービスは、ユーザーがインフラストラクチャの管理から解放されるため、開発に専念できるという利点があります。

IaaS(Infrastructure as a Service)とは?

IaaS(Infrastructure as a Service)は、クラウドコンピューティングの一形態であり、インターネットを通じて仮想化されたインフラストラクチャ(サーバー、ストレージ、ネットワークなど)を提供するサービスです。IaaSの読み方は「アイアース」です。ユーザーは必要なサーバリソースを柔軟に利用でき、ハードウェアの保守や管理の負担を軽減することができます。

代表的なIaaSサービスとは?

代表的なIaaS(Infrastructure as a Service)サービスには、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)、さくらのクラウドなどがあります。これらのサービスは、仮想サーバー、ストレージ、ネットワーキングなどのインフラストラクチャーをオンデマンドで提供し、ユーザーは必要なリソースを自由に利用できます。これにより、企業は柔軟性とスケーラビリティを向上させ、コストを削減することができます。

まとめ

IaaS、PaaS、SaaSはクラウドサービスの提供形態を表し、それぞれ異なる役割と利点を持つ。クラウドコンピューティングはビジネス環境でますます重要である。

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