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問い合わせ対応を劇的に減らす!社内 チャットボット 導入 事例 10 選 業種 規模 別 まとめと選定基準

問い合わせ対応を劇的に減らす!社内 チャットボット 導入 事例 10 選 業種 規模 別 まとめと選定基準

問い合わせ対応を劇的に減らす!社内 チャットボット 導入 事例 10 選 業種 規模 別 まとめと選定基準

問い合わせ対応を劇的に減らす!社内 チャットボット 導入 事例 10 選 業種 規模 別 まとめと選定基準

最終更新日

情シス部門の問い合わせ対応工数を削減したい方へ。社内チャットボットの導入事例10選を業種・規模別に徹底解説します。実際の導入効果から失敗しない選定基準まで網羅しました。

社内チャットボットとは?情シスが抱える課題と解決策

【著者・監修者情報】
IT導入コンサルタント。これまで数多くの企業で情シス部門向けのシステム導入・運用支援を手掛けており、本記事では実際の導入事例に基づく専門的な知見を提供しています。この記事でわかること

  • 社内チャットボット導入による具体的な業務効率化の事例と数値効果

  • 情シス部門が直面する技術的ハードルと運用体制構築のノウハウ

  • 自社に最適なツールを選定するための比較ポイントと判断基準

定義と解決できる課題

社内チャットボットとは、従業員からの社内規則やシステム利用に関する質問に対し、プログラムが自動で回答する仕組みを指すものです。従来は設定した分岐条件に従うシナリオ型が主流でしたが、近年は自然言語処理を用いたAI型の普及が進んできました。AIチャットボットは、従来のシナリオ型よりも柔軟な対応が可能で、複雑な問い合わせにも高い回答カバー率を実現し、業務効率化や従業員満足度の向上に貢献しています。2018年(平成30年)に総務省が実施した調査(出典:地方自治体におけるAI・ロボティクスの実証実験・導入状況等調査)によれば、AIを業務に取り入れている市区町村の半数以上が問い合わせ対応にチャットボットを活用しており、民間企業でも同様の流れが加速している状況です。

ツールの進化により、より自然な対話で生産性の向上を実現していく環境が整いつつあります。

導入時のリスクとデメリット

ヘルプデスク業務では、同じ内容の質問が繰り返されることで担当者のリソースが削られる傾向にあり、対応工数の削減が課題となっていました。自動応答ツールを導入すれば、24時間体制での対応が可能となります。担当者はより高度なコア業務に専念できるはずです。その一方で、運用上のリスクも存在します。事前の学習データ準備やマニュアルの整備が不十分なまま稼働させると、適切な回答が返せず利用率が低迷してしまうでしょう。

定期的なチューニングを怠るとシステムが形骸化するため、専任の運用担当者を置くか、現場部門を巻き込んだ保守体制の構築が求められます。

次に、実際にツールを導入して成果を上げている大企業や中堅企業の事例を見ていきましょう。

最初の選択は IdP/IDaaS?or SMP(SaaS管理)?

SaaS利用の拡大に伴い、情報システム部門が直面するのが「どこから整備を始めるべきか」という課題。ID管理を軸に統制を強化するIdP/IDaaSか、それとも全体のSaaS可視化から着手するSMP(SaaS管理ツール)か。本資料では両者の特徴や導入ステップ、組み合わせ活用のポイントをわかりやすく解説します。

最初の選択は IdP/IDaaS?or SMP(SaaS管理)?

SaaS利用の拡大に伴い、情報システム部門が直面するのが「どこから整備を始めるべきか」という課題。ID管理を軸に統制を強化するIdP/IDaaSか、それとも全体のSaaS可視化から着手するSMP(SaaS管理ツール)か。本資料では両者の特徴や導入ステップ、組み合わせ活用のポイントをわかりやすく解説します。

社内チャットボット導入で実現する業務効率化と全社展開のポイント

社内チャットボットを導入することで、企業の業務効率化と全社的な生産性向上を大きく推進できます。従業員からの問い合わせ対応を自動化し、24時間365日いつでも即時に回答できる体制を実現します。これにより、従業員は業務の合間や夜間でも気軽に質問でき、担当者の対応待ちによるタイムロスがなくなります。結果として、一人ひとりの業務負担が軽減され、コア業務に集中できる時間が増加します。

また、社内の問い合わせ対応が迅速化されることで、間接的に顧客対応のスピードや品質も向上し、企業全体のサービスレベルが底上げされます。さらに、蓄積された問い合わせデータを分析し、業務プロセスのボトルネックや改善点を可視化することが可能です。これにより、現場の声をもとにした業務改善や新サービスの企画にも役立ちます。

全社展開を成功させるためには、部門ごとの業務フローやニーズに合わせてカスタマイズし、従業員が直感的に操作できる環境を整えることが重要です。特に情シス部門にとっては、Microsoft TeamsやSlackといった既存ツールと連携する際、APIの仕様確認やSAML認証・OAuth等を用いたセキュアなアクセス権限の設計といった技術的ハードルをクリアすることが求められます。単にツールを導入するだけでなく、ナレッジベースの継続的な更新を担う専任担当者(プロンプトエンジニアやナレッジ管理者)を配置し、現場部門と定期的にレビューを行う運用体制の構築が不可欠です。

【大企業・中堅向け】社内チャットボット導入事例5選

製造業(数千名規模):マニュアルとFAQの連携で自己解決率向上

数千名規模の製造業では、全国の拠点から本社部門への問い合わせが日々大量に寄せられます。ダイキン工業株式会社では、定型的な質問による電話対応の工数が膨らむ課題を抱えていました。そこで社内チャットボットを導入し、問い合わせ対応を自動化しました。結果として、電話対応の工数を約3分の1に削減することに成功しました(出典:ニューラルオプト事例集)。担当者は使い慣れたコミュニケーションツールから手軽に質問できる環境が整い、疑問の自己解決率が飛躍的に向上しています。

航空・インフラ業:多言語対応・グローバル展開での活用

多数の拠点や現場スタッフを抱える企業では、情報共有のスピードが課題になりがちです。日本航空株式会社(JAL)では、客室乗務員などが利用するiPadと連携したAIチャットボットを活用し、業務に必要な情報を素早く検索できる仕組みを構築しました。これにより、社内問い合わせの自己解決率90%を達成し、業務の大幅な効率化に貢献しています(出典:ニューラルオプト事例集)。膨大なマニュアルを統合することで、全体での業務標準化を可能にしました。

金融・保険業:高度なセキュリティ環境下での社内ナレッジ共有

顧客の機密情報や個人の資産データを扱う金融機関では、クラウドサービスの利用に厳しいガバナンス基準が設けられています。三井住友信託銀行株式会社は、高度なセキュリティ環境下でサポートチャットボットを運用し、検索性の改善やAI精度の向上に取り組みました。導線の拡大や使いやすい管理画面の導入により、利用回数は約4倍に増加しました(出典:ユーザーローカル導入事例)。強固なセキュリティ要件を満たしつつ現場の暗黙知を共有し、運用負担を大きく軽減しています。

IT・通信業:ITトラブルの一次対応自動化とチャネル統合

IT・通信機器を扱うアンリツ株式会社では、多様な働き方に対応するため、社内ポータル(SharePoint)と連携可能なチャットボットを導入しました。会話履歴の分析に基づき、未解決の質問やトレンドキーワードをポップアップアイコン等で可視化してメンテナンスを重ねた結果、利用者が倍増し、返答率94%を実現しました(出典:ユーザーローカル導入事例)。ユーザー視点に立った継続的なチューニングが、自己解決の定着を後押ししています。

小売・流通業:店舗から本部への確認業務をAIで即時対応

全国に多数の店舗を展開する小売業では、店舗から本部への確認業務が集中します。株式会社ダイエーは、社内問い合わせに特化したAIチャットボット(AIさくらさん)を導入し、24時間体制での対応を可能にしました。現場の担当者が本部への電話連絡を待つことなくその場で業務を完結できるようになり、夜間や休日対応の心理的・物理的負担を劇的に軽減することに成功しました(出典:ティファナ・ドットコム事例)。接客や店舗運営といった本来の業務に注力するゆとりをもたらしています。

最初の選択は IdP/IDaaS?or SMP(SaaS管理)?

SaaS利用の拡大に伴い、情報システム部門が直面するのが「どこから整備を始めるべきか」という課題。ID管理を軸に統制を強化するIdP/IDaaSか、それとも全体のSaaS可視化から着手するSMP(SaaS管理ツール)か。本資料では両者の特徴や導入ステップ、組み合わせ活用のポイントをわかりやすく解説します。

最初の選択は IdP/IDaaS?or SMP(SaaS管理)?

SaaS利用の拡大に伴い、情報システム部門が直面するのが「どこから整備を始めるべきか」という課題。ID管理を軸に統制を強化するIdP/IDaaSか、それとも全体のSaaS可視化から着手するSMP(SaaS管理ツール)か。本資料では両者の特徴や導入ステップ、組み合わせ活用のポイントをわかりやすく解説します。

【中小・ベンチャー向け】社内チャットボット導入事例5選

SaaS企業:急成長に伴う新入社員向けオンボーディングの自動化

急激に組織規模を拡大している企業では、新入社員への教育コストや各種申請に関する対応が深刻な課題となります。株式会社エス・エム・エスでは、社内問い合わせ対応にチャットボットを導入し、幅広い質問に自動で回答する体制を整えました。これまで各部門の先輩社員が都度口頭で説明していた内容をボットが代行することで、月間約400時間の業務削減を実現しています(出典:ニューラルオプト事例集)。新入社員の早期キャッチアップにも貢献しています。

人材サービス業:部門横断のナレッジ一元化で確認電話を削減

複数の事業部を抱える企業では、部署ごとに細かなルールが異なり、情報がサイロ化しやすい問題がありました。パーソルテンプスタッフ株式会社は、「SupportChatbot」を導入して部門横断的なナレッジベースを構築しました。社内情報の検索性が飛躍的に向上したことで、不明点の解決にかかる時間を95%以上削減し、バックオフィス部門への確認電話を激減させる成果を上げました(出典:起業ログ事例)。属人化の解消を可能にしました。

不動産業:営業担当者からの契約・法務確認の迅速化

三菱地所コミュニティ株式会社では、現場担当者から寄せられる月2,000件に及ぶ会計関連の問い合わせ対応が大きな負担となっていました。そこでチャットボット『ロボK』を導入し、直感的な管理画面を活用しながら分担制での運用体制を構築しました。その結果、会計関連の問い合わせを70%削減することに成功しました(出典:ユーザーローカル導入事例)。担当者が自ら素早く疑問を解決できる意思決定の環境を確立しています。

飲食・サービス業:アルバイトからの就業規則に関する質問対応

株式会社TSIホールディングス(アパレル・サービス業)では、グループ内で同様の社内問い合わせが頻発し、非生産的な対応に時間を取られていました。この課題に対し「AI-FAQボット」を導入したところ、自己解決件数が順調に増加し、全体の問い合わせのうち電話質問が占める割合を46%まで下げる効果をもたらしました(出典:起業ログ事例)。電話対応の負担が減ったことで、ヘルプデスク部門はPCのキッティングなど他の中核業務に専念できるようになりました。

教育関連:教職員のバックオフィス業務の効率化

各種サービスを提供する株式会社ベネフィット・ワンでは、サイトリニューアルを機に社内および顧客向けのサポート体制を刷新し、チャットボットの運用を開始しました。利用者の声をリアルタイムに反映しながら回答精度を高めた結果、メールでの問い合わせを50%削減し、電話対応も20%減少させました(出典:ユーザーローカル導入事例)。担当者のストレス軽減と対応スピードの向上を同時に達成しています。

社内チャットボット導入の成功要因と失敗しないポイント

社内チャットボット導入を成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。以下の要素を意識することで、企業の業務効率化と従業員満足度の向上を着実に実現できるでしょう。

  • 目的と目標の明確化
    「問い合わせ対応の工数削減」「従業員の満足度向上」「業務の標準化」など、具体的なゴールを定めることで、プロジェクトの方向性がぶれず、効果測定もしやすくなります。

  • 最適なツールの選定
    企業の業務内容や従業員の利用シーンに合ったシステムを選ぶことが重要です。AIチャットボットやシナリオ型などさまざまなタイプがあるため、既存環境との連携要件を含めて比較検討を丁寧に行います。

  • 利用促進とサポート体制の整備
    導入後は、従業員がスムーズに活用できるよう、操作方法や活用事例の共有、有人対応へ切り替える導線の整備が欠かせません。

  • 継続的な運用と改善
    効果を最大化するには、利用ログや従業員からのフィードバックをもとに、専任の運用担当者が回答精度を定期的に見直し、アップデートを重ねていくことが長期的な成功につながります。

導入ツール比較と情シスのための選定・判断基準

主要AIチャットボットの機能・料金比較

自社の要件や既存システムとの親和性を見極める必要があります。特に、AI機能の活用による業務効率化やチャットボットごとの特徴・コスト・運用面の違いを比較することが重要です。以下に主要な社内問い合わせツールの比較表を示します。

ツール名

料金目安

主な機能・特徴

セキュリティ・ガバナンス

PKSHA AI ヘルプデスク

要問い合わせ

Teams連携、RAG活用によるFAQ自動生成、高度な対話ログ分析による改善提案。社内問い合わせ対応に強み。(出典:href="https://www.pkshatech.com/" target="_blank">公式サイト)

大手金融機関での導入実績あり。高度なアクセス制御と暗号化通信に対応

Zendesk

月額約8,300円〜/1ID(Teamプラン年払い等)

チケット管理との統合、マルチチャネル対応、AIによる一次対応、有人への自動引き継ぎ。顧客・社内両面で活用可能。(出典:公式サイト

グローバル基準のセキュリティ認証(SOC2、ISO27001)を取得済み

HiTTO

要問い合わせ

バックオフィス特化型の学習済みAI搭載、FAQ自動応答、キャラクター設定による広報活用。社内業務効率化に寄与。(出典:公式サイト

国内データセンターでの運用、IPアドレス制限やSAML認証に対応

自社に最適なツールを見極める判断基準

情報システム部門が導入可否を判断する際の基準として、以下のポイントを確認してください。

  1. 既存ツールとの連携性:社内で既に利用しているMicrosoft TeamsやSlack、Google Workspaceとシームレスに連携できるか。これらのツールとの連携が業務効率化に直結するため、重要なポイントとなります。

  2. AIの学習ハードル:ゼロからFAQを作成する必要があるのか、社内ドキュメントを読み込ませるだけのRAG(検索拡張生成)技術で運用を開始できるか。AIの学習コストや運用開始までの手間も考慮しましょう。

  3. 権限管理の柔軟性:役職や部署に応じて閲覧できる回答を制御し、機密情報の漏洩を防ぐ仕組みが備わっているか。セキュリティやガバナンスの観点も重要です。

この基準に照らし合わせ、専任の運用担当者を確保できない場合は初期設定の負担が少ない学習済みAI搭載型を選ぶとよいでしょう。複雑な業務フローを完全に自動化したい場合は、シナリオとAIを組み合わせたハイブリッド型を選択するのが確実です。

最後に、よく寄せられる疑問にお答えします。

よくある質問

Q:シナリオ型とAI型の社内チャットボットの違いは何ですか?

A:シナリオ型はあらかじめ設定した選択肢に沿って回答を提示するため、定型的なFAQに適しています。一方、AI型はユーザーの入力した自然言語を解析し、学習データから最適な回答を自動生成するため、複雑な質問や表現の揺れにも柔軟に対応できるのが特徴です。自社の課題解決に合わせて適切なタイプを選ぶことが重要です。

Q:導入にかかる期間と費用の目安はどのくらいですか?

A:ツールによって導入期間や費用は異なります。一般的に初期構築には数週間から数ヶ月かかります。費用面では、月額数万円から始められる中小企業向けのプランもあれば、全社規模でカスタマイズやシステム連携を行う場合は初期費用が数百万円単位になることもあります。目的や規模に応じて最適なプランを選んでください。

Q:社内チャットボットの運用に必要な社内体制は?

A:導入後も定期的に利用ログを分析し、回答精度を向上させるためのチューニングが求められます。情報システム部門だけでなく、人事や総務などの現場部門も巻き込み、ナレッジを継続的に更新する専任の担当者を配置することをおすすめします。

Q:導入に失敗する主な原因は何ですか?

A:社内のマニュアルやFAQデータが整理されていない状態で進めると、ボットが正しい回答を提示できず利用されなくなります。また、複雑なトラブル発生時に有人対応へ切り替える導線が設計されていないと、従業員の不満につながります。事前に現状の課題を明確にし、運用体制を構築することが成功の鍵です。

まとめ

社内チャットボットは、従業員の自己解決を促し、情報システム部門のヘルプデスク業務を劇的に効率化する強力な武器です。業種や規模によって直面する課題は異なりますが、社内規定やマニュアルの棚卸しと、現場を巻き込んだ運用体制の構築が成功の鍵を握ります。自社のセキュリティ要件や既存ツールとの連携性を踏まえ、最適なシステムを選定してください。

【情シス担当者向け アクションチェックリスト】

  • ✅ 自社の課題に合った機能(シナリオ型かAI型か)を明確にした

  • ✅ 連携させたい社内チャットツール(Teams、Slackなど)を確認した

  • ✅ ボットに読み込ませる社内規定やマニュアルの棚卸しを実施した

  • ✅ 有人対応へ引き継ぐためのルールと導線を策定した

  • ✅ 導入後の回答精度を改善する専任の運用担当者を任命した

本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。

監修

Admina Team

情シス業務に関するお役立ち情報をマネーフォワード Adminaが提供します。

SaaS・アカウント・デバイスの管理を自動化し、IT資産の可視化とセキュリティ統制を実現。

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