SaaS型IT運用管理プラットフォーム OpsRamp（オプスランプ） | マネーフォワードAdmina

ハイブリッドクラウドを前提に設計

OpsRampは、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境下で稼働するアプリケーション、サーバ、ネットワーク、ストレージ、データベースの性能と状態を監視するために、数百種類のITインフラ監視テンプレートを提供しています。現代のIT運用管理チームは、AIOps技術を駆使して、事前に問題を把握する能動的なIT運用管理と、インシデントに迅速に対応するために、既存の監視ツールやカスタム監視ツールを組み合わせて使用することが可能です。

サーバー監視

WindowsおよびLinuxサーバーの重要なパフォーマンス指標を、数百の利用可能なテンプレートによって追跡。

ストレージ監視

ハイブリッドストレージの状態、容量、そしてパフォーマンスの監視を実施。

ネットワーク監視

物理的なネットワーク及びSDNインフラのパフォーマンス問題を監視し、速やかな問題解決をサポート。

仮想化監視

ホストとVM間の相互関係を監視し、仮想化環境における連鎖障害を検出。

クラウド監視

Azure、AWS、GCPなどの主要なパブリッククラウドサービス上の運用状況とパフォーマンスをチェック。

コンテナ監視

コンテナインスタンスから収集した重要なメトリクスによって、コンテナの複雑性を解明。

シンセティックモニタリング

複数の地点からのアプリケーションの性能を監視し、最適な顧客体験を保証。

アプリケーション監視

アプリケーションとそのインフラストラクチャの関連性を明確にし、全体の運用状況を可視化。

OpsRampは、ITチームがクラウドプロバイダーおよびサービスプロバイダーと連携して、効率的にITリソースを管理するための一元的な運用管理プラットフォームです。このプラットフォームは、サービスマップを提供し、ITチームがインサイトを得るのに役立ちます。

OpsRampを利用することで、ITチームは一元的に管理された環境で、複雑なITインフラの運用を容易にします。サービスプロバイダーとしての価値を高め、インサイトに基づいて運用管理の効率化を図ることができます。これにより、ITリソースの管理が一層スムーズになり、企業全体のIT運用が改善されます。

使い方

OpsRampは、SaaS形式で提供されるエンタープライズ向けのIT運用管理プラットフォームです。以下はOpsRampの基本的な使い方についてのガイダンスです。

ダッシュボードのセットアップ:
OpsRampにログインし、カスタマイズ可能なダッシュボードを設定します。 ダッシュボードに表示する情報やウィジェットを選択し、IT環境の重要なデータをリアルタイムでモニタリングします。

モニタリングとアラート:
ITインフラストラクチャやアプリケーションのモニタリングを設定し、問題が発生した際にアラートを受け取ります。 アラートの設定には、閾値や通知先の指定が含まれます。

インシデント管理:
OpsRampを使用してインシデントを追跡し、優先順位付けて処理します。 インシデントのステータスや進捗を監視し、必要に応じてチームとコラボレーションします。

インフラストラクチャ管理:
IT資産の構成、パフォーマンス、可用性を管理します。 インフラストラクチャの変更やアップグレードを追跡し、効果的なリソース管理を行います。

レポートと分析:
OpsRampのデータを使用してカスタムレポートを作成し、IT環境の健全性やトレンドを分析します。 レポートを共有し、意思決定をサポートします。

ユーザーとアクセス管理:
ユーザーアカウントを管理し、必要な権限を設定します。 ユーザーグループを作成し、適切なアクセスを管理します。

インテグレーション:
OpsRampは多くの他のツールやサービスと統合できます。 インシデント管理、監視、通知などのプロセスを統合して、効率的な運用を実現します。

OpsRampは、ITシステム運用を効果的に支援するクラウドプラットフォームです。ITシステムの運用業務を一元化し、マルチクラウド環境やマルチベンダー製品の管理を容易にします。これにより、運用業務の効率化とパフォーマンスの向上が図られます。OpsRampを利用することで、企業は複雑なIT環境の管理を効果的に行い、全体的な運用効率を向上させることができます。OpsRampの具体的な使い方や設定に関しては、OpsRampの公式ドキュメンテーションやサポートリソースを参照することをお勧めします。

よくある質問

よくある質問をご紹介いたします。

OpsRampとは？

OpsRampは、ITオペレーション管理のための包括的なプラットフォームであり、ITリソースの管理と監視に優れています。特にマルチクラウド環境やパブリッククラウドにおける可視性を高める機能を提供します。OpsRampは、HPE GreenLakeとも統合されており、ITリソースの最適な利用を実現します。

OpsRampは、最新のAIOps技術を活用し、物理、仮想、クラウドが複雑に組み合わさった現代のIT環境で、ITリソースやサービス全体の可視性と健全性を提供するエンタープライズ向けのIT運用管理SaaSです。

OpsRampプラットフォーム

OpsRampは、SaaSで提供されるエンタープライズ向けのIT運用管理プラットフォームです。管理が必要なシステムは、マルチクラウド、ハイブリッド構成、仮想化などにより複雑化し続けています。複雑で多様な管理が求められるシステムに対し、OpsRampは既存の管理システムとの連携、リソースの自動検出、監視、管理、可視化、自動化を行い、お客様のシステム環境を一元的に管理し、システム運用の効率化を支援します。

このプラットフォームは、NLP（自然言語処理）を活用して根本原因の特定を迅速に行い、ITオペレーションの効率を向上させます。さらに、ワークロードの管理も容易に行えるため、企業は複雑なIT環境でも安心して運用を続けることができます。

OpsRampを利用することで、ITリソースの可視性が向上し、マルチクラウドおよびパブリッククラウド環境でのリソースの最適化が可能になります。

OpsRampは監視、運用、管理、自動化のためのAIOPSへ進化し、環境を一元管理します。クラウド環境を一元管理し、散らばりがちな必須の手間を大幅に削減。SaaS提供なので導入も簡単で、自在にウィジェットを配置して運用改善や社内報告に役立ちます。インシデント対応などの運用手間を大幅に削減し、効率的な運用管理を実現します。

OpsRampはITSMオプションを幅広く網羅し、効率化を支援。運用管理ツールとの連携を拡充し、IT運用の効率化に貢献します。ハイブリッドクラウド環境に対応し、インテリジェントなインシデント管理を提供しています。HPE GreenLakeサービス視点の運用クラウド環境に進化し、自律処理を実現します。AIにより学習進化し、社内報告に役立つ多彩なレポート作成機能が備わり、運用管理の手間を軽減します。

OpsRampの特徴とは？

OpsRampの主な特徴は以下のとおりです。
ネットワークパフォーマンスの最適化
自動でさまざまなネットワークリソースを収集・可視化
エージェントを必要とせずにネットワークやストレージインフラの情報を収集

OpsRampの特徴は、先進的なAI技術を活用したインシデント管理の自動化と効率化にあります。OpsRampを導入することで、発生したアラートをAIが分析し、本質的な問題に集中できるようノイズを取り除いてくれます。これにより、ITチームは時間とリソースを重要なインシデントの解決に集中できます。また、OpsRampは過去のインシデントから学んだ知識を活用し、最適な対応方法を提案してくれるため、迅速で効果的な対応が可能です。

OpsRampでできることは？

OpsRampを使用すると、以下のようなことができます。

複数の地点からお客様向けWebサイトの応答時間を監視し、稼働状況を確認できます。
Web遷移の応答時間をモニターし、Webサービスのパフォーマンスを確認できます。
問題が発生した場合、特定のWeb Application Serverを特定して問題の解決をサポートします。

OpsRampの読み方は？

オプスランプです。

OpsRampはどのような会社ですか？

OpsRampは、ヒューレットパッカードエンタープライズが提供するSaaSベースのIT運用管理（ITOM）ソリューションを提供する会社です。同社のSaaSソリューション、OpsRampは、現在5000社以上の企業で利用されており、革新的なIT運用を可能にする包括的なツールを提供しています。

インシデントが発生したとはどういう意味ですか？

インシデントとは、事故が発生するおそれのある状態のことです。

インシデント（incident）という言葉は、もともとは「出来事」や「事件」を意味する英語に由来します。ビジネスの文脈では、実際には大事には至っていないものの、事件や事故につながる可能性がある状況を指します。

インシデント管理とは？

インシデント管理とは、ITILに準拠した管理ツールで、インシデントが発生した際に対応するための機能を提供します。このツールは、インシデントの状況を可視化し、担当者が迅速かつ的確に対応できるようにサポートします。さらに、インシデント管理ツールの導入により、インシデントの情報を一元管理することが可能です。これにより、担当者は一元化された情報を基に、効率的に対応することができます。

インシデント管理ツールとは何ですか？

インシデント管理ツールとは、ユーザーがシステムを正常に利用できないなどの予期せぬ事態が発生した際に、問題の所在や対応状況を適切に管理し、迅速な復旧を実現するためのツールです。これにより、システムの安定性と信頼性が向上します。

インシデント管理ツールを導入するメリットは？

インシデント管理のツールは、インシデントが発生した際に迅速に対応しやすくするための機能や業務の対応状況を管理するためのものです。インシデント管理のツールには、インシデントの発生に応じて対応しやすくするための機能が搭載されており、担当者の業務の対応状況を適切に把握・管理することができます。

インシデント管理ツールを導入することで、不具合の正確な内容を迅速に把握し、的確な対応を取ることができます。これにより、業務効率が向上し、迅速で的確な問題解決が可能となります。また、品質改善にもつながります。

ITSMツールとは何ですか？

ITSMツールとは、ITサービスマネジメント（ITSM）を支援するためのソフトウェアです。これらのツールは、インシデント管理、問題管理、変更管理、構成管理など、ITSMの各領域に特化した機能を提供します。機能特化型のITSMツールは、特定の機能やプロセスに焦点を当て、効率的なITサービス運用と管理を実現するために設計されています。

プロジェクト管理ツールとインシデント管理ツールの違いとは？

インシデント管理ツールは、システムやサービスの障害に迅速に対応し、復旧するために使用されます。一方、プロジェクト管理ツールは、プロジェクトの計画や進捗を管理し、目標達成に向けてリソースを効率的に配分するために使用されます。目的と機能が異なるため、それぞれのツールは異なる状況で適切に活用されます。

ITILにおけるインシデント管理とは？

ITILにおけるインシデント管理とは、ITシステムやサービスにおいて発生する障害や問題を効果的に管理し、迅速に解決するためのプロセスです。具体的には、以下のような特徴があります。

インシデント管理は、ITIL（Information Technology Infrastructure Library）フレームワークに基づいており、以下の目的を持ちます：

インシデントの早期検知と通報: システムやサービスで発生したインシデントを早期に検知し、適切なチャネルを通じて関係者に通報します。

迅速な復旧と対応: インシデントが発生した際には、迅速に対応してシステムやサービスを正常な状態に復旧させることを目指します。これにより、ユーザーに影響を最小限に抑えます。

対応手順の文書化と改善: インシデント管理では、発生したインシデントに対する具体的な対応手順を文書化し、同様の事態を未然に防ぐための改善策を講じます。

レポートと分析: インシデントの発生頻度やパターンを分析し、システムやサービスの安定性を向上させるための洞察を得ます。

インシデント管理は、企業や組織が持つITインフラの安定性と可用性を確保するために重要な役割を果たします。

インシデント対応はなぜ重要か？

インシデント対応の重要性は、現代社会において企業や組織が情報システムに強く依存していることに根ざしています。情報システムは企業活動やサービス提供の中心的な要素であり、その正常な運用が極めて重要です。

業務の継続性: インシデントが発生すると、システムやサービスの停止、遅延、または低下が生じる可能性があります。迅速かつ適切な対応により、業務の継続性を確保し、サービス提供や顧客対応の中断を最小限に抑えることができます。

経済的影響の最小化: インシデントが未対応のまま放置されると、経済的な損失が生じる恐れがあります。対応を早めることで、コストや時間の浪費を防ぎ、事業の持続可能性を高めることができます。

顧客信頼の維持: インシデントが顧客に直接影響を及ぼす場合、信頼性や満足度が低下する可能性があります。迅速で透明な対応は、顧客の信頼を維持し、企業や組織の信頼性を高めるのに役立ちます。

法的規制への遵守: 特定の業界や地域では、データの保護やプライバシーに関する法的規制が厳格に定められています。適切な対応が求められることで、法的リスクを回避し、コンプライアンスを維持することが可能です。

インシデント管理ツールのおすすめは？

インシデント管理ツールの選択は、企業や組織のニーズや要件によって異なりますが、いくつかの人気のあるツールがあります。以下は一部です：

ServiceNow: ITサービス管理全般をカバーする強力なプラットフォームであり、インシデント管理だけでなく、問題管理、変更管理なども統合的に扱えます。

Jira Service Management: アトラシアンが提供する、柔軟性のあるチケット管理システムで、インシデント管理だけでなく、サービスデスク管理も可能です。

Zendesk: カスタマーサポート向けに設計されたツールで、チケット管理として広く利用されていますが、インシデント管理にも対応しています。

Opsgenie: Atlassianが提供するインシデント管理とインシデント対応のためのツールで、リアルタイムのアラート通知やエスカレーション機能が強みです。

PagerDuty: インシデント管理とインシデント対応を重視したツールで、多様なインテグレーションと自動化機能を提供しています。

これらのツールはそれぞれ特徴や利点が異なるため、具体的なニーズや使用シナリオに応じて選定すると良いでしょう。

IT運用管理とはどういう意味ですか？

IT運用管理（IT Operations Management）とは、情報技術（IT）システムやサービスの日常的な運用を効率的に管理することを指します。具体的には、以下のような活動やプロセスを含みます。

システム監視と管理: ITシステムやネットワークの監視を行い、問題が発生する前に予防的な措置を取ることで、システムの安定性を確保します。

パフォーマンス管理: システムやアプリケーションのパフォーマンスを測定し、最適化するための改善策を検討します。

インシデント管理: システムの障害やトラブルが発生した際に、迅速かつ効果的に対応するための管理プロセスです。

変更管理: システムやアプリケーションの変更を計画的に実施し、リスクを最小限に抑えつつ、安全かつ効率的に運用を維持するための管理手法です。

容量管理: ITリソース（サーバー、ネットワーク帯域など）の使用状況をモニタリングし、適切に予算配分やリソース割り当てを行うことで、システムの性能を最適化します。

IT運用管理は、ITシステムがビジネスにおいて重要な役割を果たす現代において、業務の効率性や安定性を保つために不可欠な管理活動です。

システム運用管理の仕事内容は？

システム運用管理の仕事内容は、企業内で導入されたITシステムが安定して効果的に機能するように日常的に管理することです。具体的な業務内容は以下の通りです。

サーバ管理: サーバの起動、停止、リブートなどの管理を行います。これには、物理サーバや仮想化環境（仮想マシン）の管理も含まれます。

アプリケーション管理: ビジネスに必要なアプリケーションのインストール、設定、アップデート、定期的なメンテナンスを実施します。

データのバックアップとリカバリー: 重要なデータやシステムのバックアップを定期的に取り、必要な場合には迅速にリカバリーする体制を整えます。

セキュリティ管理: システムのセキュリティポリシーの実施と監視、脆弱性の管理、セキュリティイベントの対応など、セキュリティ対策も重要な業務です。

ネットワークとインフラ管理: ネットワークの監視、トラフィック管理、パフォーマンスモニタリング、インフラストラクチャの設定管理を行い、適切な容量管理を確保します。

ユーザーサポートとトラブルシューティング: ユーザーからの問い合わせやトラブルに対して迅速に対応し、適切なサポートを提供します。

システム運用管理の主な目的は、企業のITインフラが安定して効果的に機能し、ビジネスの運営に支障が出ないようにすることです。これにより、システムの可用性、パフォーマンス、セキュリティが確保され、企業の業務効率が向上します。

アプリケーション性能管理とは何ですか？

アプリケーション性能管理（APM）とは、企業や組織が運用するアプリケーションの稼働状況を監視・管理することを指します。主な目的は、アプリケーションのパフォーマンスや可用性を常に把握し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることです。APMツールを使用することで、アプリケーションの動作における異常や遅延を即座に検知し、迅速に問題解決に取り組むことができます。

APM（Application Performance Monitoring/Management）とはITで何ですか？

アプリケーション性能管理とは、ITにおいてアプリケーションの性能を管理・監視するためのツールやプロセスの総称です。これにより、アプリケーションの応答時間や処理能力、システムリソースの利用状況などを定量的に把握し、システム全体の稼働状況を可視化します。また、APMはアプリケーションを構成するさまざまな要素のパフォーマンスを詳細に調査し、問題が発生した際には迅速に対処することが可能です。これにより、システム全体のエクスペリエンスを最適化し、部分最適に陥らないようにします。

アプリケーション性能管理は必要ですか？

APMを導入することは、現代のIT環境において非常に重要です。以下の理由からAPMの導入が推奨されます。

全体の稼働状況の把握: APMはアプリケーションを構成する多くの要素のメトリックを収集し、システム全体の稼働状況をリアルタイムで把握することができます。これにより、システム全体の健全性や性能を管理することが可能です。

パフォーマンス低下の早期検知: APMはアプリケーションのパフォーマンス低下を早期に検知し、その原因を素早く特定することができます。これにより、障害やトラブルが発生した際に迅速に対処し、サービス停止やユーザー体験の悪化を防ぐことができます。

サービスレベルの維持とユーザー体験の向上: APMによって、アプリケーションの稼働状況やパフォーマンスのデータを基に、サービスレベルの維持を確保し、ユーザー体験を向上させることができます。これは顧客満足度の向上や企業の信頼性強化につながります。

総合的に見て、APMは企業や組織が運用するアプリケーションの健全性と効率性を向上させるために不可欠なツールです。