導入事例
株式会社FLUX
プロダクト本部 情報システム部 部長
葉原 東昇
様
プロダクト本部 情報システム部
早坂 卓也
様

# デバイス管理
# キッティングの効率化

株式会社FLUX(フラックス)は「日本経済に流れを」をミッションに掲げ、AI時代における企業のベストパートナーとして、AIトランスフォーメーションを推進するスタートアップです。
AIコンサルティングサービス「FLUX Insight」、AI時代の人材紹介サービス「FLUX Agent」、マーケティング支援サービス「FLUX Marketing」などを提供しています。
サマリー
急激な組織拡大に伴い、月50台近くのキッティングにかかる時間と場所の確保が課題となっていたFLUX様。「最短3営業日」の迅速な納期と、ツールの使い勝手の良さを評価し、「Admina Device倉庫プラン」を導入しました。導入後は、月約1週間かかっていたキッティング実作業を1日の確認に短縮したほか、テプラ貼りなどの細かな実務まで一貫して委託しています。少人数体制のまま本来向き合うべき業務にリソースを割き、急成長組織の安定稼働につながっています。
導入前の課題
毎月50名近くの入社に伴うキッティング作業や場所の確保が大きな負担になっていた
優先度の高いキッティング作業に追われ、ヘルプデスクなどの他の業務に十分なリソースを確保できなかった
入社直前に増員が確定することもあるスピーディーな採用環境において、キッティングから準備までのリードタイムをいかに短縮するかが課題となっていた
導入効果
月に約1週間かかっていたキッティング実作業が1日の確認のみに短縮され、月初に業務が集中する波を合理的に解消できた
手間のかかるテプラ貼りからAdminaへの台帳登録までをまとめて委託でき、手を動かすことなく実物と台帳の正確な一致を維持できている
「入社日にPCが届かない」という運用上の懸念が解消されて心理的なゆとりが生まれたほか、ヘルプデスクをはじめとした他業務にも注力できる環境が整った
月50台のキッティングが業務を圧迫。直面した「時間」と「場所」の限界
── 情報システム部のお二人の役割や、ミッションを教えていただけますでしょうか。
葉原様: 私は情報システム部の部長を務めています。現在、FLUXは非常に人数が増えており、今年4月で500名を超えました。その中で情報システム部は2名という体制ですので、まずは社員の方たちが安全に、そして快適に働けるようなIT環境を整備していくことが私のミッションです。より強固なセキュリティガイドラインの策定など、インシデントが起きない体制を構築していきたいと考えています。
早坂様: 私は葉原の下で、まさに今急成長している組織の基盤を支える実務を担当しています。毎月の入社人数が多いので、そこを滞りなく、安定稼働ができるようにしていくのが私の役割です。主にはアカウント発行やパソコン周りの準備を担当していますが、従業員の皆さんが安定して、本来の業務にしっかり注力できる環境にすることに努めています。
──従業員数が非常に速いペースで増えていると伺いました。急激に組織が拡大していく中、現場での苦労も多かったのではないでしょうか。
早坂様: そうですね。私が入社した当初は毎月10名ほどの入社でしたが、徐々に20名、30名と増え、多い月には50名近くが入社することもあります。入社される方にとって、パソコンは業務を開始するために不可欠なツールです。新入社員を万全の状態で迎え、スムーズに業務を始めてほしいという一心で対応してきましたが、いよいよこれまでの体制では物理的な限界が見え始めていました。
──具体的には、どのような課題を感じていたのですか?
早坂様: 一番は「時間」と「場所」の制約です。
Windows パソコンは、OSのアップデートや設定を含めると1台あたり約4時間かかります。当時は10台をワンセットにして作業を進め、待ち時間には別の場所でデバイス登録を行うなど、常に何十台ものデバイスを同時進行で動かしている状態でした。
さらに物理的なスペースの問題もありました。会議室や執務室も空きが限られているため、月50台近いパソコンが届くようになると、作業用の机を確保し続けること自体が物理的に難しくなっていました。そのため、あえて人が少ない時間帯を狙って対応するようなこともありましたね。
──早坂様お一人でそれだけの台数をこなすのは、相当な負担だったのではないですか?
早坂様:正直なところ、「このまま人数が増え続けたら、自分たちの手だけでは到底間に合わなくなる」という不安はありました。入社初日の安定稼働を守ることは、会社としての信頼性を保つためにも外せない、優先度の高い業務です。そのため、キッティングが集中する時期はどうしてもヘルプデスク業務などが後回しになってしまうこともあり、「本当はすぐにこの問い合わせに対応したいのに、今は手が離せない」というもどかしさを感じる機会も少なくありませんでした。当時のまま自分たちだけでやり続けていたら……と考えると、なかなか考えたくない未来だったなと思います。

「キッティング〜納品まで最短3営業日」が決め手。事業成長を止めないための現実的な選択
──課題を感じていた中で、どのようにして「Admina Device倉庫プラン」にたどり着いたのでしょうか。他社サービスとの比較も含めて教えてください。
早坂様: もともとAdminaを利用していたので、営業担当の方からDevice倉庫プランについて話をいただいていました。入社人数も増え、ちょうど「自社だけでキッティングを続けるのは限界だ」と解決策を探し始めていたタイミングだったので、すぐに詳しくお話を聞かせていただきました。
比較検討の際、コスト面を考慮して無料の資産管理ツールへの移行も検討していました。しかし、そのツールに付随するキッティングサービスを確認したところ、納期に1ヶ月かかると言われてしまって。
──1ヶ月ですか。貴社のスピード感では厳しいですね。
早坂様: 弊社の採用スピードでは、入社の5営業日前までに増員が決まる可能性があります。1ヶ月先まで入社人数を確定させておくことは非現実的でした。
一方で、AdminaのDevice倉庫プランを提案いただいた際、「最短3営業日」というスピード感には正直かなり驚きました。他社が1ヶ月を要する中で、これなら弊社の採用ペースを崩さずに事業を支えられる、と非常に現実的な選択肢として浮上したんです。
──最終的な決め手は何だったのでしょうか。
早坂様: 納期の早さはもちろんですが、Adminaというプラットフォームそのものの使い勝手の良さが大きかったですね。例えば、入社前にユーザーへデバイスの割り当てをしておくと、入社日当日になると自動でステータスが「利用中」に切り替わる機能、過去のユーザー履歴の確認や不要な履歴の削除など、細かいところまで運用に寄り添った作りになっています。
もともとAdminaというツールの使いやすさを感じていた中で、その上でデバイスのキッティングや入出庫、故障対応といったライフサイクル管理を丸ごとアウトソーシングできるのが「Device倉庫プラン」の価値です。実作業をお任せしつつ、その結果が自動的にAdminaの台帳へと反映されるため、こちらが手を動かさずとも常に正しい情報が集約される点は、非常に大きなメリットだと感じました。
また、営業担当の方の存在も大きかったですね。弊社の状況を深く汲み取った上で、ディスカウントを含め、長期的に使い続けやすい提案をしてくださいました。単なるツールの提供だけでなく、弊社の成長を一緒に支えてくれるという姿勢が伝わり、信頼感を持って導入を決めることができました。
「二人三脚」で構築した運用フローと、柔軟なサポート体制
──導入から運用に乗るまでは、どのようなステップを踏まれたのですか?
早坂様: まずは2週間ほどかけて、Device倉庫チームの方々にテストキッティングをお願いしました。このプランを開始するために私の方で手順書を用意してお渡ししたのですが、その際「最初から完璧なものでなくても大丈夫ですよ。やりながら一緒に最適なフローを作っていきましょう」と言っていただけたのが非常に心強かったですね。
その言葉通り、実作業を通して二人三脚でブラッシュアップを重ねることで、実際の運用が軌道に乗るまで2ヶ月もかかりませんでした。早い段階で「これなら安心して任せられる」という信頼関係を築けたことが大きかったです。
──現在の運用はどのような流れになっていますか?
早坂様: 非常にシンプルです。私たちがスプレッドシートに必要事項を記入すれば、あとは決まったフロー通りに自動で作業が進んでいきます。基本はそれだけですが、何かイレギュラーなことがあったり補足が必要だったりする場合には、Slackですぐにやり取りができるので、不安を感じることはありません。システム的な自動化と、こまめなコミュニケーションが両立されているのが魅力です。
──キッティング作業の「範囲」については、どこまで対応されているのでしょうか?
早坂様: 基本的なセットアップはもちろんですが、実運用に合わせてかなり柔軟に対応していただいています。特にお願いして良かったと感じているのが「テプラ」の対応です。パソコン本体だけでなく、ACアダプターやケーブル類へのシリアル番号を記したテプラ貼り付けも、運用開始後に別途相談させていただきました。月150枚近くにもなる膨大な作業ですが、快く引き受けてくださいました。
こうした「地味だけど重要な実作業」を精度高く代行していただける一方で、Admina上の台帳登録も確実に行ってもらえます。物理的な作業とデジタルな台帳が、私たちの手を介さずに同期し、常に最新の資産情報が維持される。この一貫したサポートには本当に助けられています。
月1週間のキッティングが、1日の「確認」へ。空いた時間は「攻め」の情シスへ
──導入後、どのような効果を実感されていますか?
早坂様: 以前は月に1週間ほど、キッティング作業で丸ごと一箇所に拘束されてしまうような状況でしたが、現在はAdminaから、届いたパソコンの最終確認を行う1日程度で済んでいます。この差は非常に大きいですね。
何より、精神的な余裕が生まれたことが大きいです。「入社日にパソコンが届かない」というリスクをゼロにできる体制が整ったことで、情シスが本来向き合うべき業務にリソースを割けるようになりました。
葉原様: 経営的な視点で見ても、キッティングという「ノンコア業務」をプロにお任せするのは、スタートアップにおけるベストプラクティスだと考えています。もし自分たちだけでやり続けていたら、今ごろ業務が滞り、安定稼働は実現していなかったでしょう。月初に作業が集中するという業務の波を、アウトソースによって合理的に解消できています。

──実作業をお任せするようになってから、社内での変化などは感じられますか?
早坂様: いい意味で「反応がない」ことが最高の評価だと思っています。事故もなく、自分たちが手元でやっていた時と同じ品質、あるいはそれ以上の状態でパソコンが配られている。不満が出ないことこそが、インフラとして正常に機能している証拠ですから。
モダンな情シスの「お手本」を目指して
──今後、Admina Device倉庫プランを活用して実現したいことはありますか。
早坂様: 現在は入社時の対応がメインですが、今後はパソコンの廃棄についても活用していきたいです。また、Device倉庫プランで実作業の部分を任せられるようになった分、MDM周りで活用しきれていない機能の整備や、従業員の方にとってより使いやすい環境の構築に時間を使っていきたいと思っています。
葉原様: キッティングを外部に依頼し、自社のリソースをプロジェクトやIT戦略に集中させる。この「モダンな情シス体制」を一つのプラティスとして確立し、お手本になれるような組織にしていきたいですね。将来的には自社のナレッジを活かしたコンサルティングなども視野に入れています。
──最後に、どのような企業にこのプランを勧めたいですか?
早坂様:弊社のように、急激に人数が増えていて、少人数の情シスでキッティングを回さなければいけない会社には、特に響くサービスだと思います。作業スペースの確保が難しい環境や、普段リモートワーク中心で、作業のためだけに出社しなければいけないという状況にある会社にも、相性が良いのではないでしょうか。依頼さえすれば、キッティングから台帳更新まで任せられる。その安心感は、実際に使ってみて初めて実感できるものだと思います。
葉原様:急成長フェーズにあり、少人数の情シス体制で、本来注力すべきIT戦略や基盤強化にまで手が回っていない企業様ですね。事業の成長スピードを止めることなく管理の質を底上げできるので、同じような悩みを持つ組織には非常におすすめです。

