機能

リソース

連携

インシデント管理から分析までこなすPagerDuty(ページャーデューティー) | マネーフォワードAdmina

連携概要

連携により、PagerDutyに存在するユーザーの以下のデータがAdminaに連携されます。

  1. ユーザー名

  2. メールアドレス

  3. 従業員 または 外部アカウント

  4. PagerDutyの権限(ロール)

  5. ステータス

また、PagerDuty上に退職者アカウントが存在した場合にアラート機能が作動します。

サービス詳細

PagerDutyは、複数の監視ツールと連携して、様々な方法でシステムやアプリケーションのインシデントを一元管理するインシデント管理ツールです。監視ツールやアプリケーションのシステムのアラートを集約して、組織のアプリケーションおよびサービスインフラストラクチャを包括的に把握できます。企業のデジタルオペレーション管理をサポートし、エンジニアの業務時間の短縮を実現します。
常時接続の世界において、あらゆる規模の組織がPagerDutyを信頼して、顧客に常に完璧なデジタル体験を提供できるよう支援しています。チームはPagerDutyを使用してリアルタイムで問題と機会を特定し、適切な人材を集めて問題を迅速に解決するためのサポートを行います。将来的な問題を未然防止し、障害対応やシステムのダウンタイムを最小限に抑えます。オペレーション効率を向上させるために重要な役割を果たすツールです。

特徴

・Dynatrace、Slack、ServiceNow、AWS、ZenDesk、Atlassianなど、350以上のアプリケーションとシームレスに連携可能。
・連携する複数の監視ツールから発せられるアラートを集約し、通知内容を最適化(必要なアラートを通知)。
・重要度の重み付けをして対応マニュアルなどの情報を追加し、あらかじめスケジュールされているシステム運用担当者に通知。
・インシデント発生時の迅速なチーム招集と、その際、通知の必要のない人に通知しないことが可能。
・オンコールエンジニアのスケジューリングが可能。チーム、担当者の負荷なども把握することができ、負荷軽減につながる
・全体的・横断的に、プラットフォームの健康状態やインパクトをリアルタイムに可視化。
・SREやシステム運用担当者だけでなく、ITリーダーやビジネス・オーナーまで、全社レベル、チームレベルで状況を共有することができる。

PagerDuty機能一覧

・イベント・インテリジェンス
・インシデント・レスポンスの自動化
・オンコール管理
・モバイルステータスダッシュボード

PagerDuty 料金プラン

料金については 公式サイトにてお問い合わせください。

使い方

PagerDutyはインシデント対応やオペレーションのための、信頼性の高いインシデント管理ツールです。スマホなどのモバイルデバイスからもインシデント管理が可能です。以下にPagerDutyの基本的な使い方を説明します。

・アカウントの作成
PagerDutyのウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成します。必要なユーザー情報を入力し、サインアップを完了させます。インシデント通知先の電話番号やSMS、メールアドレスを入力します。インシデントがアサインされた場合の通知方法を設定します。

・エスカレーションポリシー作成
アカウント作成後、PagerDutyのダッシュボードにログインします。ダッシュボード上で新しいサービスを作成します。New Escalation Policyをクリックし、設定を行います。サービスにはエスカレーションポリシーが関連づけられます。エスカレーションポリシーは、通知が送られる順序やタイミングを定義します。必要に応じて、エスカレーションポリシーを作成および設定します。

・サービスの登録
登録するサービスの名前、緊急度、エスカレーションポリシーの選択など、各種設定を行います。

・インテグレーションの設定
PagerDutyは、多くのモニタリングツールやチャットツールなどのサードパーティ製品と統合することができます。必要なインテグレーションを設定して、システムやアプリケーションの監視を行います。

・ローテーションの管理
エスカレーションポリシーに基づいて、インシデント通知を受け取るユーザーやグループのローテーションを管理します。これにより、責任者が順番に担当し、インシデントへの対応を迅速に行うことができます。

・トラッキングと対応
インシデントが発生した場合、関連するユーザーに通知を送ります。監視ツールからのシステムアラートから、必要なもののみアラート通知します。ユーザーはPagerDutyのダッシュボードやモバイルアプリを使用してステータスをトラッキングし、適切なインシデント対応を行います。

・レポート機能と分析
インシデントのデータを収集し、レポートや分析が可能です。これにより、傾向やパフォーマンスを可視化、評価し、将来の改善に役立てることができます。

PagerDutyは様々な機能とカスタマイズオプションを提供しており、具体的なニーズや要件に応じて設定を調整することができます。インシデント管理ソリューション PagerDutyの詳細な情報や具体的な手順については、PagerDutyの公式HPをご参照、お問い合わせください。

導入のメリット

PagerDutyは、ITインシデント管理やオペレーションのオートメーションをサポートするためのインシデント管理ソリューションです。以下に、PagerDutyを導入するメリットをいくつかご紹介します。

・インシデントへの迅速な対応

複数のチャネル(メール、SMS、音声通話、プッシュ型メッセージなど)を通じてインシデント通知をリアルタイムで配信し、適切な担当者に迅速に知らせることができます。問題が発生したときにすばやく対応することができます。

・インシデント管理の一元化

チーム全体でインシデント情報を共有し、問題の進行状況を追跡することができます。これにより、対応チーム全体でのコラボレーションが改善され、インシデントに対する解決時間が短縮されます。

・オートメーションとエスカレーション

自動化ルールを設定して、特定の条件に基づいてインシデントを処理することができます。また、エスカレーションポリシーを設定して、インシデントが適切なレベルの担当者に割り当てられるようにすることもできます。アラートには重要度レベルがあり、インシデントの優先度レベルを分類することができます。人為的なミスを減らし、インシデント管理の効率化を実現します。

・外部連携

多くのツールやサービスとのシームレスなインテグレーションを提供しています。例えば、モニタリングツール、チャットツール、チケット管理システムなどのツールと連携することができます。さらに、APIやカスタムインテグレーションの機能も備えており、特定の要件に合わせてカスタマイズすることも可能です。

・顧客満足度向上

インシデントに迅速に対応することでサービスの停止時間(ダウンタイム)を短縮し、顧客満足度を向上させることができます。チームコラボレーションの強化や自動化などにより、サービス品質の向上やサポート体制の強化が図られ、顧客満足度の向上が期待できます。

PagerDutyを導入することで、監視ツールと連携してインシデントの対応時間の短縮したり、効率的なチームコラボレーション、自動化されたインシデント管理、改善などが実現できます。オペレーション効率を向上させるために重要な役割を果たすインシデント管理ソリューションです。

本記事の内容に誤り等がございましたら、こちらからご連絡ください。