機能

リソース

連携

仮想コンテナアプリケーション開発ツール Docker | マネーフォワードAdmina

連携概要

連携により、Dockerに存在するユーザーの以下のデータがAdminaに連携されます。

  1. ユーザー名

  2. 従業員 または 外部アカウント

  3. Docker 権限(ロール)

  4. ステータス

また、Docker上に退職者アカウントが存在した場合にアラート機能が作動します。

サービス詳細

Dockerとは、コンテナ仮想化によりアプリケーションを開発・配布・実行するためのプラットフォームです。Docker社が提供しており、簡単なコマンドで様々な操作を行うことが可能です。
アプリ開発の複雑さを克服することで、開発者がアイデアを実現できるよう支援します。ミドルウェアのインストールや各種環境設定をコード化して管理、コード化されたファイル共有することで誰でも同じ環境が作れ、作成した環境を配布しやすくなります。macOS、Windows、Linux対応。Dockerを利用することで同じハードウェアで多くのサービスを実行でき、コストの削減につながります。

Docker 機能一覧

・仮想環境コンテナ
・コンテナ管理
・イメージファイル
・エコシステム

Docker 料金プラン

・Personal $0/月
・Pro $7/月
・Team $11/ユーザー/月
・Business $24/ユーザー/月

使い方

Dockerはコンテナ型の仮想化プラットフォームであり、アプリケーションを開発・実行・デプロイするためのツールです。コンテナのアプリケーション実行環境を管理します。Dockerの基本的な使い方をご紹介します。

・Docker Desktopのインストール
公式のDockerウェブサイト(https://www.docker.com/)を表示します。OSを確認し、対応するOSに合わせたDocker Desktopをダウンロード・インストールします。

・動作確認
コマンドライン(ターミナル)を開き、コマンドを実行して動作確認をおこないます。公式に用意されているhello-worldのイメージを使って、コンテナを動作させます。

・コンテナの作成と実行
Dockerコンテナは、イメージから作成されます。docker search、pull、run、execコマンドを使用して、イメージからDockerコンテナの作成をし、実行します。

・コンテナの管理
コマンドを使用してコンテナの起動や停止などが管理できます。
docker start:コンテナを起動
docker stop:コンテナ停止
docker restart:コンテナ再起動
docker psコマンドの使用で、実行中のDockerコンテナを一覧で表示できます。

・Dockerイメージのビルド
自身のアプリケーションや環境を含むDockerイメージを作成するには、Dockerfileと呼ばれるファイルを作成します。Dockerfileにはベースイメージ指定、ソフトウェアのインストール、コンテナ内でのコマンド実行などを記述します。docker buildコマンドを使用して、Dockerfileからイメージをビルドします。

これらは基本的な手順ですが、Dockerは非常に豊富な機能を持ち、ネットワーキングやデータ管理などさまざまな機能を提供しています。ドキュメントやチュートリアルを参照することで、さらに詳細な使用方法や応用的な機能を学ぶことができます。

▼Docker Hub

Dockerコンテナイメージのレジストリとして機能する公式のオンラインプラットフォームです。Docker Hubはコミュニティや企業が作成したDockerイメージを提供し、公開されているイメージをユーザーがダウンロード、実行、コンテナ化することができます。Dockerイメージは、アプリケーションの実行に必要なものを揃えたパッケージです。
Docker Hubは個別のアカウントを作成してイメージ管理や共有も可能です。有料プランに登録することで、プライベートなリポジトリの2つ以上の作成やチームメンバーとの共同作業、高度なセキュリティオプションなどの機能も利用することができます。

メリット

コンテナ型仮想環境を構築するためのソフトウェア、Dockerを利用するメリットをご紹介します。

・環境の一貫性と再現性
アプリケーションやその実行環境、依存関係を一つのパッケージにまとめるため、異なる環境での再現性が高まります。開発環境、テスト環境、本番環境など、異なる環境で同じコンテナを実行することができ、予期しない動作の差異を排除することができます。

・効率的なリソース利用
ホストシステムのカーネルを共有するため、ホスト型やハイパーバイザー型のOSに比べて起動や停止が迅速で、リソースの効率的な利用が可能です。また、仮想マシンへの負荷が少なく、より多くのコンテナをホストシステム上で同時に実行することができます。

・環境の隔離
独立して動作し、他のコンテナやホストシステムから隔離されています。これにより、異なるアプリケーションやバージョンのコンポーネントを同じホスト上で実行できます。隔離により、アプリケーション間の依存関係や競合が減り、予期しない相互影響を防ぐことができます。

・スケーラビリティと分散処理
複数のコンテナを管理するためのオーケストレーションツール(docker-composeやswarm、Kubernetes等)と組み合わせることで、アプリケーションのスケーラビリティや分散処理が容易になります。

これらのメリットにより、Dockerを利用することで開発プロセスの効率化、アプリケーションのポータビリティとスケーラビリティの向上、リソースの効率的な利用、環境の一貫性や再現性の確保などが実現できます。

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